2020年04月21日

「二択」の罠

 「AかBか」という質問をされると、ついついそのどちらかを回答しがちです。
 もちろん、その質問が妥当な場合もあるのですが、そうでない事も少なくありません。
 たとえば、「ここに泥水と下水があります。あなたはどちらを飲みますか?」という質問に対しての正解は当然、「どちらも飲まない」です。
 しかし、一見すると、妥当な二択のようで、実態が「泥水か下水」みないになっている悪意ある質問が世の中にはあふれています。
 用意されている選択肢のほかに、「どの選択肢もだめ」という見えない選択肢が存在することに気を付ける必要があると思っています。

2020年04月21日 23:45