2020年11月30日

米とぎの流儀

 先日、玄米をもらい、精米機で白米にして持ち帰りました。
 実は我が家は、結婚してからの約23年間、ずっと無洗米を食べていました。
 そのため、我が家で初めて、米をとぐことになりました。
 自分が子どもの頃に教わったやり方と、相方のやり方はかなり異なっていました。
 生まれ育った地域が違うからなのか、それともそれぞれの家で違うのか、気になったりもしました。
 というわけで、久々に、といだ米を食べましたが、自分の味覚では、無洗米をとの区別はつきませんでした。

2020年11月29日

サハ共和国

 ひょんなことから、ロシア連邦の中に「サハ共和国」という国があるのを知りました。
 シベリアの永久凍土にあるのですが、驚いたのはその広さです。
 世界第7位のインドについで広く、アルゼンチンよりも広い、「知られざる世界で8番目に広い国」なのでした。
 かつて旧ソ連が崩壊した時、それまで「ソ連の一部」としか思っていなかった地域が、カザフスタンとかグルジア(現ジョージア)などという大きな国であった事を知って驚いたものでした。
 その時以来の、「世界にはこんな国があったんだ」という驚きがありました。
 子供の頃から地理は好きでした。こうやって新たな「発見」をすると、地理の本を読んだときの高揚感を思い出します。

2020年11月28日

精米機初使用

 職場で玄米をもらいました。そこで、コイン式精米機を使って白米にしました。
 外から見たことはありますが、実際にどう使うものだかわかりません。幸い、自分の直後に、訪れた人がいたので、その人に使用権を譲って、「見学」しました。
 それを真似てやってみたところ、何とか、ほとんどロスせずに精米することができました。
 今の仕事もそうですが、8年前から始めた前職であるパソコン教室ときも、よく農産物をもらいました。
 それまで、東京で勤め人をやっていた頃には想像もできない事でした。
 それもあり、「10年前の自分に、50過ぎたら貰った玄米を車に乗せて運転し、コイン精米所で白米にしているよ」などと言っても絶対に信用しないだろうな、などと思ったりもしました。

2020年11月27日

グーグルマップに自転車経路が実装

 一年以上前から、グーグルマップの経路探索に「自転車アイコン」がついていました。
 しかしながら、実際に自転車経路の検索は実装されていませんでした。
 ところが、今日、あるところに自転車で行くことになり、ダメ元で自転車アイコンを押したところ、経路が表示されていて驚きました。
 同じ目的地に行く徒歩の経路と比べると、片側一車線で歩道が狭く、自動車の交通量が多いという自転車で走りづらい道を回避しており、ちゃんと自転車に配慮しているのだな、と感心したりもしました。
 ところが、案内のとおりに走っているうちに、団地に入ってしまいました。そして、「ココからは私道です。自転車は降りてください」という立て札のある道を案内されました。
 ちなみに、マップ上では、普通の道と違い、緑色に塗られています。
 私道とわかって経路に入れているわけで、ちょっと驚きました。
 自宅から職場までの経路だと、グーグルマップが当初示したものより、自分が実際に使っているもののほうが時間が短い、という事もありました。
 まあ、これから進化していくのでしょう。
 より便利になったとは思いつつ、この機能を使っていると、グーグルに自転車乗りプロファイリングされるのかな、などとも思いました。まあ、それが向こうのビジネスモデルですから仕方ないところではありますが…。

2020年11月26日

千葉産みかん

 職場に、近所で採れたみかんの差し入れがありました。
 実際、家の周りをはじめ、千葉市を歩いていると、柑橘類の実がなっているのをよく見ます。その割には、「千産千消」をうたっているスーパーの野菜売り場でも、みかんは愛媛か和歌山産ばかりです。
 そのため、「あれは食用ではないのか?」と思っていました。
 ちょうど今月で千葉市民になって23年目になりますが、初の「千葉市産みかん」を食べたわけです。
 地元産の無農薬みかんはなかなか美味でした。また食べたいものだと思いました。

2020年11月25日

絶対に負けない方法

 世の中には、絶対に負けない方法というのが存在します。
 といっても、別に常に勝つ必要はありません。
 もし第三者が「闘い」をみれば、誰もが負けだと判断されるような状況でも、この方法なら絶対に負けません。
 それが、「何があっても絶対に自ら負けを認めない」です。
 相撲で言えば、土俵外にすっ飛ばされてひっくり返っても、「自分は負けていない」と主張しているような感じです。
 今世紀に入って、「ネット時代」になって、特にこのような人の存在が顕著になりました。
 前世紀までだったら、よほどの事がない限り、そのような人は、周りの人が負けを諭させていました。
 しかし、現在は、そのような人が、ネットのみならずリアル世界でも幅をきかせています。
 困った事ではありますが、これを変えないかぎり、「悪貨が良貨を駆逐する」世の中になってしまいます。
 すぐに効く対策があるわけではないのですが、何とかせねば、と思っています。

2020年11月24日

マスク会食?

 数日前から、「マスク会食」なるものが提唱されました。
 飲んではマスクをつけ、食べてはマスクをつけ、などという方法で、「感染を防ぎながら会食をする」とのことです。
 そんな事やっていたら、せっかくの会食だというのに、会話もはずまないし、食事も楽しめません。
 さらに、アルコールが回ってきたら、そんな面倒なこと、する人もいなくなるでしょう。
 クラスターを発生させるために考え出した「悪知恵」としか思えません。
 そんな戯言を、高い地位にある人が堂々と言い出すのです。世も末だと思いました。

2020年11月23日

技術衰退の理由

 日本の技術が衰退しているのは明白です。
 20年前に、2020年には、パソコンも携帯も日本製のものはごく少数になっている、などと言っても誰も信じなかったでしょう。
 凋落した原因は色々あると思いますし、自分でも分析しきれていません。
 ただ、間違いないのは、前世紀末から始まっていた賃金低下がある事だけは間違いありません。
 10年くらい前、公的機関がPhotoshopとIllustratorが使える人を、最賃に毛が生えた程度の時給で雇っていると知った時、これは大変な事になるな、と思ったものでした。
 もちろん、他にもいろいろな要因があるとは思います。
 いずれにせよ、「働きに対し、きちんと対価を払わなければそれ相応の報いがくる」というのは、世の中の摂理だと、この件について考えるたびに確信しています。

2020年11月22日

リボ払いでプレステ5があたる

 長年利用しているクレジットカード会社より、「リボ払いに切り替えると抽選でプレイステーション5が当たる」というキャンペーンの通知が来ました。
 ゲームはかなり前に引退したので興味はなかったのですが、調べてみたらプレステ5は5万5千円とのことでした。
 言い換えれば、抽選とは言え、5万5千円相当の景品を用意してもリボ払いにさせればカード会社は儲かる、というわけです。
 調べてみたところ、年利は15%とのことでした。
 メガバンクにおける定期預金の利率が0.002%である事を考えれば、かなりの高利であることがわかります。
 10万円のものを買って1年払いにすれば1万5千円の利息を取られるわけです。
 それに誘導すれば、確かに5万5千円の景品を大量に用意しても大儲けできるのだろうな、と思いました。
 長年利用しており、ポイント制などで便利な思いをしている会社ではあります。しかしながら、使い方を間違えると、とんでもない事になるのだな、と思いました。

2020年11月21日

バランスの悪い習慣

 何度見ても違和感が拭えないものに、西洋式の結婚式で、花嫁が父親と一緒に入場し、父親が花婿にバトンタッチ(?)する、という風習があります。
 それをやるなら、花婿も母親と一緒に入場しないとバランスがとれないとずっと思っています。
 やはり、家父長制の名残みたいなものなのでしょうか。現在において、家父長制は、「前世紀までの遺物」だと思うのですが…。
 ちなみに我が家は、お互い、その類の儀礼が嫌いだった事もあり、平服のまま二人で指輪を交換したのが「式」に相当するかな、というくらい簡単にすませました。
 もちろん、23年近く経った今も、そのやり方に何一つ後悔していません。

2020年11月20日

34年前の「美味しんぼ」

[ 漫画 ]

 Line漫画で、毎晩、「美味しんぼ」を読んでいます。今から34年前の1986年にブームが起こり、自分も単行本を買っていました。
 当時、高校の部活の合宿に行った時に、刺し身が出たら、皆、「美味しんぼ」推奨の食べ方をしていた、というくらいのブームでした。
 ただ、34年経った2020年に読むと、その人権感覚や職業倫理の古さにはクラクラきました。
 まあ、男女関係などについては、高校生だった当時から強い違和感を覚えたこともあり、掲載誌に投書して採用された事もありました。
 しかしながら、その当時の自分ですら、他の前時代的な人権描写については、当たり前のように読んでいた、という事に我ながら驚きました。
 もちろん、今のまともな漫画で、当時のような表現はありえないでしょう。それだけ、日本の人権感覚も進歩したわけです。
 一方で、日本のジェンダーギャップ指数が下がり続けているという明白なデータもあります。
 言い換えれば、他国は、日本よりずっと上の速度で、このような問題を解消している、というわけです。
 その現実を改めて思い知り、道の険しさを感じたりもした、34年ぶりの「美味しんぼ」でした。

2020年11月19日

高温と強風

 天気予報の通り、気温の高い日中となりました。
 移動中に下校している小学生の方々を見たのですが、少なくない人が半袖姿でした。
 さらに夕方近くなると、強い風が吹き始めました。
 11月も下旬に近いと言うのに、全然冷たさを感じない風です。そして、夜になっても強風が続いています。
 本当に11月なのか、と思いたくなった一日でした。
 明日も今日くらいに暖かくなるという予報ですが、どうなるのでしょうか。

2020年11月18日

最後になでる

 午前中、朝の業務を済ませたあと、一時的に仕事を休み、高速を飛ばして実家に行きました。
 一昨日に世を去った犬の出棺が正午だったのですが、何とか11時半くらいに着くことができました。
 当たり前ですが、先月までと違い、実家に入ったにも関わらず、犬が大歓迎してくれません。分かってはいたのですが、それだけで喪失感がありました。
 安置されていた犬は、いつものように休んでいるような感じでした。
 その体をなでながら、これまで自分を歓迎してくれたことのお礼を繰り返し言いました。
 亡くなる前日までは普通で、当日の夕方に体調を崩し、しばらくして世を去ったとのことでした。
 最期の最期まで、両親との暮らしを楽しんでいたのだと思います。
 写真は、5年前の自分の誕生日に、実家で祝ってもらった時に撮ったものです。
 昨日も書きましたが、大歓迎したあと、このように腹を出して、なでるよう促していました。
 あの時の楽しさを思い出すと同時に、もう同じメンバーでこのような会を開くことができない、という現実を改めて再認識させられました。
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2020年11月17日

突然の別れ

 実家で両親と暮らしている犬が急逝した、という連絡がありました。
 人間が大好きで、実家に入ると大喜びで歓迎し、さんざんじゃれついたあと、お腹を見せます。
 そのお腹をなでるとまた喜ぶ、というのを実家に行くたびにやっていました。
 最後に会ってから1ヶ月も経っていません。
 そのときも、いつもどおり、大喜びで歓迎し、お腹をなでられて楽しんでいました。
 そして、帰るときも、いつ通り、見送ってくれました。
 まさか、これが最後の別れとなるとは、そのときは夢にも思いませんでした。
 もう、歓迎してもらえないことが、残念でなりません。

2020年11月16日

11月も半分過ぎたけれど…

 今日はえらく温かい日でした。おかげで11月中旬にも関わらず、快適な自転車通勤ができました。
 最高気温は20度だったそうです。
 さらに週間予報を見たら、金曜日の最高気温は24度となっていました。
 25度になると「夏日」ですから、その一歩手前なわけです。
 こちらとしては過ごしやすいのですが、やはり異常だと思いました。
 特にスキー場などは、コロナ禍とのダブルパンチで大変な事になるのではないでしょうか。
 「過ごしやすい日」であるにも関わらず、素直に喜べませんでした。

2020年11月15日

クラクションでの謝意

 自転車に乗っていたら、交差点の向こうから車が来ました。
 自分と同じ方向に曲がろうとしています。
 本来なら、こちらに優先権があるのですが、ここはあえて止まりました。
 後ろに自動車がいる状態で自転車を走らせるのが嫌いだからです。
 すると、譲られた車がクラクションを鳴らしました。
 「譲ってくれて有難う」の意味だという事はわかります。しかしながら、クラクションの音を聞くと、ギクッときます。
 とはいえ、謝意を表するのが大切なのは確かです。
 いっそのこと、クラクションから離れたところに、「お礼ボタン」を作って、それを押すと「サンキュー」などと発する機能をつければいいのでは、と思ってしまいました。
 ちなみに、免許を取って5年近くたちますが、間違って触った時を除き、いまだにクラクションを鳴らした事はありません。
 山道などだと「クラクションを鳴らせ」という標識があるそうですが、車で山に行くことはないので、たぶん一生鳴らさないのでは、と思っています。

2020年11月14日

無敵論法?

 ある人が、自分の専門分野に関して見当外れの事を主張していました。
 せっかくなので、間違いを指摘してあげたのですが、それに対する返事は驚愕的なものでした。
 それは「正しいのは私だ。なぜならば、実験をしてそれを証明したからだ。まわりの皆も私の意見に賛成している」というものでした。
 まだこれで、実験の詳細でも教えてくれれば、その実験が正しいかどうかはわかります。
 しかしながら、具体的にどんな実験をしたのかはわかりません。また、賛同している「皆」がどの程度の人なのかもわかりません。
 とりあえず、そこから導き出された結論が明らかに間違っている事だけは確かでしたが…。
 それにしても、この論法(?)ある意味、無敵です。相手がどんな事を言っても、こう言えば「反論」できてしまいます。
 言い換えれば、これは何も言っていないに等しい言説です。
 まあ、そのような「無敵論法」で来られた以上、こちらの対処法は一つしかありません。それはもちろん「もうこの人の相手はしない」なのですが…。

2020年11月13日

懐かしの技術

 ある人と、スカイプの通信システムについての話をしました。
 しかしながら、話が全然かみあいません。
 よくよく聞いてみたら、スカイプが「ピアツーピア」という、パソコンなどの端末同士でやりとりする仕組みと勘違いしていました。
 確かに、スカイプが出始めの頃はそうでした。
 しかし、その後、マイクロソフトが買収し、4年以上前から、マイクロソフトのサーバー上で動くシステムに変わっています。
 まあ、マイクロソフトが、買収後もピアツーピアを続けるわけはないのは自明ですが…。
 話す前提というか、時間軸がずれていたわけです。無駄な「論争」をしたものだと思いました。
 ちなみに、10年前は「ピアツーピア」が全盛で、ウイニーというファイル共有システムで様々な著作権侵害が行われていました。
 また、その利用者を標的としたアンチニーとかいうウイルスが猛威をふるい、いろいろとニュースになっていました。
 完全に「今は昔の話です」という思い出です。
 久々に聞いた「ピアツーピア」という言葉のおかげで、そんな事を思い出したりました。
 同時に、アップデートを怠ると、とんだ恥をかく、という事を他山の石にせねば、とも思いました。

2020年11月12日

冬の気配

 朝起きたら、気温が6度になっており、今秋初のジャンバー着用となりました。
 11月も中旬ですから、冬の気配になるのも当然といえば当然ですが…。
 季節の移り変わりは好きなのですが、今年の場合、「コロナ第2波(第3波?)」とともに迎える冬になるわけです。
 そう考えると、春先以上に不安な頭をよぎります。
 とにもかくにも、相方ともども、感染しないよう、注意のうえに注意をして過ごす「冬ごもり」になりそうです。
 初の「寒さ」を感じながら、そんな事を思った朝になりました。

2020年11月11日

自分にとって「当たり前のこと」に注意

 昔から、仕事やつきあいで、イベント告知のチラシやWEB告知を頼まれました。今も続いています。
 ところが、もらった作成案を見ると、告知の基本中の基本である「いつ」と「どこで」が非常に目立たなくなっているものが少なからず存在します。
 ところが、主催者の頭の中では、「このイベントをどこで何時から開催するか」というのは当然すぎることなわけです。
 その結果、「自分たちにとって当然すぎる事だから、そんな事、案内チラシやサイトに詳しく載せる必要などない。それより、イベントの内容を詳しく告知してほしい」という認識になるようです。
 チラシや案内が「自己主張」になっている、という事なのでしょうね。
 ちょっとでも「見る人の立場」になってくれれば、と思うのですが、人によってはなかなかそれが難しいようです。しかも、こちらがそれを指摘しても聞いてもらえない事が多々あります。
 その結果、依頼どおりに作った結果、見る人が興味を持ってくれないようなチラシや案内サイトが完成してしまいます。
 依頼された身なので仕方ないのですが、流石に虚しさを感じてしまった事も少なくありません。
 ちょっと視点を「見る側」に変えればすぐにわかるはずなのですが、人によってはそれが至難の業なのかもしれないな、と思わされています。

2020年11月10日

第2波

 欧州で、コロナ第2波が深刻、という記事を見ました。
 春先が「第1波」で、その後、ロックダウンが解除され、寒くなった今が「第2波」という定義のようです。
 それに対応して、再び、ロックダウンが開始されたのですから、たしかに「第2波」です。
 なるほどと思う一方で、では今、日本はどうなのだろうか、と思いました。
 5月に緊急事態宣言が解除されたあと、段階的に規制が緩んでいます。
 そして段々と寒くなり、北海道をはじめ、感染者はどんどん増えています。
 ところが、ロックダウンどころか、プロ野球は観客をどんどん増やしています。
 政府の分科会会長という医師は、「会食でマスクをしながら食事をしましょう」などと呑気な事を言っていました。
 第2波が来ているにも関わらず、防御を緩めている、という感じです。
 それもあって、春先より不安感は大幅に増しています。
 この秋から冬にかけて、よほど厳重な警戒を、家族ともどもせねば、と思っています。

   

2020年11月08日

「反省」の理由

 テレビドラマの紹介記事を見ました。
 主人公は、75年前の戦争で軍歌を作曲した人という設定でした。ところが、敗色濃厚になるにつれ、自分の仕事に悩み、敗戦後は普通の曲を作るようになった、とのことでした。
 もちろん、この人が軍歌を作るのをやめたのは戦争に負けたからです。仮に戦争に勝っていれば、勝利に貢献したとさらに持て囃され、本人も何の「悩み」もなく、軍歌を作り続けていたこと間違いありません。
 戦争を推進・協力していた人々が、このように「敗戦によってこれまでやっていた事の都合が悪くなった」ことを、「戦争のおかしさに気づいた」「軍部に騙されていた事に気づいた」などと言い訳する事例は多々ありました。
 そのほとんどが占領国の都合もあって免罪され、責任も取らずにすみました。
 この人達にとってそれは幸せな事だったのでしょう。しかし、その結果、「責任を取らない」風習が根付いてしまったように感じています。
 そのツケをいつまでも支払わずにすむとは思えません。
 見てもいない番組ですが、その紹介文をみながら、そんな事を考えました。

2020年11月07日

些事を気にしすぎると…

 ある人が、サイトのアドレスにおける「し」のローマ字表記が「si」になっていたのが気に食わず、無理やり「shi」になおしたら、サイトの設定がおかしくなった、という話を聞きました。
 言うまでもないことですが、サイトのアドレスのローマ字が訓令式だろうとヘボン式だろうと、アクセスする人には関係がありません。したがって、そんなもの、いくら自分が気に入らないからといって、変えようとする必要などないのです。
 もちろん、「蟻の一穴」という格言があるように、小さな間違いを放置していたら大事に至る事はあります。
 しかし一方で、どう考えても放置してもかまわない些事にこだわりすぎると、このような悲劇が生じます。
 「これは気にすべきことなのか、無視すべきことなのか」の判断は、冷静に行わねばならない、という好例を見ることができました。

 

2020年11月06日

シアター貸し切り

 昨日行った映画の続きです。
 シアターに入ったら他に客は誰もいませんでした。結局、上映終了までそのままでしたので、「貸し切り状態」になったわけです。
 自分の場合、仕事の関係上、平日の日中に映画を見ることが多いので、これまでも、「観客が数人」という経験は一度ならずしたことがありました。
 しかし、自分だけ、というのは初めてでした。

 また、本編が始まる前に広告が流れるのですが、その半分くらいは、新型コロナ対策に関連したものでした。
 映画館自体、色々対策や工夫をしていることが改めてよくわかりました。
 しかし、映画館を敬遠する人が多いことは、この「貸し切り」状態からもわかります。
 なかなか「観て応援」することもできませんが、なんとか映画産業が持ちこたえるよう、なにかできないか、と思わされました。

2020年11月05日

交通手段が変われば距離感が変わる

 蘇我にある映画館に7年ぶりに行きました。
 かつては海辺にあった巨大な製鉄工場の跡地を商業施設として再開発したところなので、市街地から離れています。
 7年前までは、蘇我駅まで行って、そこから無料バスで行きました。
 映画館は蘇我駅から最も離れた商業施設西端にあり、無料バスに延々と乗ったあと、さらにバス停からかなり歩き、「さいはて感」がありました。
 それに対し、今回は自宅から自家用車で行きました。
 自宅は西のほうにあります。それもあって、国道357号を進み、商業施設が見える手前で右折したら、あっさりと映画館前に着きました。
 7年前と全く違う距離感だったので、ちょっと不思議な気分になりました。
 交通手段が違うと、ここまで違うのだな、と新鮮な驚きがありました。

2020年11月04日

同郷の有名人?

[ 漫画 ]

 昨年あたりから大ブームをおこしている「鬼滅の刃」に出てくる「富岡義勇」というキャラの出身が、今の東京都中野区野方であると知りました。
 自分もこの野方で生まれてから小学2年の夏まで過ごしました。
 したがって、このキャラとは「同郷」という事になります。
 なぜ作者が野方出身にしたのか、とちょっと気になりました。
 もっとも、この「鬼滅の刃」は、単行本を6巻まで買いましたが、自分や相方の好みではないと判断し、そこで読むのを辞めました。
 調べてみたら、この富岡というキャラも序盤から出ていたようですが、あまりよく覚えていません。
 いずれにせよ、故郷の名前を見ることができたのは嬉しいことでした。

2020年11月03日

「祝日」と旗

 千葉大正門の前を通ったら、両脇に巨大な日の丸が立っていました。
 一瞬、何なのだろうかと驚いたのですが、そういえば、今日は「文化の日」だったな、と気づきました。
 祝日と関係がない仕事をしているので、まったくもって気づかなかったのです。
 それにしても、一般家庭ですら以前に比べれば「祝日に日の丸」が激減している中、国立大学が巨大な日の丸を掲げる、というのはかなりの違和感がありました。
 祝日に国立大学の前を通る、などというのは初めての経験だったのですが、以前からこうだったのでしょうか。
 先日の中曽根元首相葬儀時に各大学に弔意を表する通達をしたのとの関連性なども気になりました。

2020年11月02日

弁当

 結婚してからそろそろ23年経ちます。
 その間、仕事を4回かわりました。
 どの仕事でも共通しているのは、昼に相方が作ってくれた弁当を食べる、という事があります。
 20数年前、一度弁当を家に忘れた事があります。そのとき、当時自宅から電車で1時間かかる職場に通勤していたのですが、相方が電車に乗って持ってきてくれた事がありました。その時のことは、いまでもよく覚えています。
 なお、弁当を作るのは相方ですが、弁当の米を炊くのは自分の担当です。
 ところが昨晩、炊飯器の操作を間違え、朝起きたときに米が炊けていませんでした。
 相方は当初、午前中に外出する予定だったのですが、それを知って、米が炊き直されるのを待って弁当を作ると言ってくれました。
 今は「職住接近」なので、一度出勤したあと、弁当のできた頃を見計らって車で帰宅し、作ってもらった弁当を持って再出勤しました。
 20代の時も50代のときも、こうやってミスがあっても相方の作ってくれる弁当を食べれるわけです。
 さりげない事ではありますが、これは「幸せ」と言える事なのだな、と思い、相方に感謝しました。

2020年11月01日

大阪市廃止投票、二度目の否決

 大阪市を廃止する二度目の住民投票が行われ、前回に続いて僅差で否決されました。
 マスコミは、「都構想」などと読んでいましたが、可決されても大阪が「都」になるわけではありません。
 半年ほど前、緊急事態宣言の際に、何らまともな対策を取らないにも関わらず、マスコミが大阪府知事を異常に持ち上げた報道をしていたので、かなり嫌な予感がしていました。
 それだけに、今回の結果には本当に安堵しています。
 そして、この住民投票にかまけた結果、大阪のコロナ禍はかなり悪化しています。
 まずは、その対処をしっかり行い、続いては、その責任の所在をはっきりさせてほしいものだと思っています。