2020年05月18日

仕事の合理化と継承性

 ちょくちょく書いていますが、色々と仕事の改善を行っています。
 先日思いついた案も無事成功し、一ヶ月で2時間ほど作業時間を短縮することができるようになりました。
 ただ、これらの改善についてはPC関連をはじめ、自分がこれまで積み重ねた知識と経験を総動員しています。
 言い換えれば、それがない人が引き継いだら、これまでの積み重ねが水の泡になってしまうわけです。

 過去にも、2000年から6年間かけて、同じように自分のスキルをすべてつぎ込んで業務システムを構築した事がありました。
 そこそこ好評だったのですが、6年目の3月に、いきなり部署廃止の内示と、ペラ一枚の「今月末に退職したら退職金を5割増しにします」という通知をいただきました。
 そこまで言うのなら、と思い、通知に署名捺印をし、当時の職場を去りました。
 一応、「立つ鳥跡を濁さず」と思い、有給もほとんど未消化のまま、可能な範囲で引き継ぎをしました。
 しかし、自分の後任として急遽雇われた人のスキルはあまり高くなく、結局、好評だったシステムはガタガタになってしまったそうです。

 今の職場で、そのような理不尽な部署取り潰しや退職勧奨が行われる可能性は100%ありません。
 とはいえ、自分が別の部署もしくは拠点に異動になる可能性はもちろんあります。
 14年前の轍を踏まぬよう、これまで築き上げたものを、誰にでも引き継げるようにせねば、と強く思っています。

  2020年05月18日 23:43