2020年10月31日

10月最後の晴天

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 今日は雲ひとつない晴天でした。
 「抜けるような青空」という感じです。
 きれいな空なのですが、見るたびに、5年前、弟が世を去ったあとのことを思い出します。
 あの時は、何度も空を見上げたものでした。
 自分は唯物論者なので、死者が空にのぼる、などと思うことはありません。
 にも関わらず、なぜか気がつくと空を見ていたものでした。
 そして、その澄んだ空を見ては悲しみを感じたものでした。
 その記憶は、五年経った今でも鮮明に覚えています。
 そのため、今日も、この青空を見て美しさに感心するとともに寂しさを感じました。
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2020年10月30日

足を寝違える

 深夜に、脚の痛みで目がさめました。
 右足の膝が左足の腿を圧迫しており、そのため、左足が痛んだのです。
 なぜこんな寝相になったのか、我ながら理解不能です。
 その痛みで、夜の眠りも浅く、昼過ぎまで歩くのに苦労しました。
 首の寝違いもそうですが、寝ている間に自分で自分の体をおかしくする、というのは本当に不思議な現象だな、と思いました。
 安全な寝相を身に着けねば、などと思ったりもしました。

2020年10月29日

久々の完全休養日

 今日は久々となる、何も予定の入っていない休みとなりました。
 日中は家でグデグデと過ごし、夕方に相方と買い物に付き合い、そのあと、ビールの美味しい店で食事を楽しみました。
 ついつい休みの日にも色々と予定を入れてしまうのですが、やはり、こうやって何もしない休みというのは重要だな、と思いました。
 どのくらい「充電」できたかわかりませんが、これを糧に明日からも頑張ろうと思える一日になりました。

2020年10月28日

「請求の件で電話しました」

 職場に電話がかかってきました。開口一番、「私、NTT代理店の・・・」と言ってきました。
 ビジネス電話の基本中の基本として、「この一言を聞いたら、悪質営業なので、絶対に話に乗ってはらない」というのがあります。(作成者・筆者)
 したがって、この時点で対処は決まっているのですが、一応、話を聞きました。
 すると、「請求の件で電話しました。責任者の方に代わってください」と言われました。
 基本的に、この「NTT代理店」による詐欺電話には、なるべく穏便に断るようにしています。
 しかし、この詐欺口上はさすがに酷すぎると思いました。そこで、「御社と契約していないのに請求が発生するわけないでしょう。ネタはわかっているんです。お引取り下さい」と言うと、向こうから電話を切りました。
 向こうも、騙すために、様々なテクニックを開発しているわけです。それによって、まともに買えば数万円ですむ機械を数十万円で売って儲けているわけです。
 しかし、その儲けのために、どれだけの「人の心」を切り売りしているのだろうか、と思いました。
 あわせて、天下のNTTから代理店の認証を受けている会社と、振り込め詐欺を行う集団との境界線がだんだんと曖昧になっているな、とも思いました。

2020年10月27日

本格そば茹でに挑戦

 ここ2年くらい、毎週1回、そばを茹でています。
 おかげですっかり慣れましたが、これまで茹でていたのは、袋に入ったもので、記載通り1分ほど茹でれば食べれる、というほとんど「インスタントそば」とも言えるものでした。
 しかし今日のそばは、乾いていて紙で巻いてある、という本格的なものでした。
 茹でる時間についても、「火力によって異なります。適切に茹でてください」などとかいてあります。
 仕方がないので、鍋の前につきっきりで、味見しながら茹でました。
 最終的には、なんとか食べれるように茹で上がり、一安心しました。
 実は、半世紀ほど生きていますが、いまだに「麺のコシ」というものが何だかよくわかっていません。このように、そば茹での経験を重ねれば、それを理解できる日がくるのだろうか、などと思ったりしました。

2020年10月26日

育成選手

 プロ野球のドラフト会議がありました。
 今のプロ野球はほとんどわからないのですが、指名一覧を見たら、「育成選手」を10人くらい指名していた球団がありました。
 この制度、最低年俸240万円でプロ球団に所属し、二軍以下の試合に出れる、というものです。
 年収240万円ということは月給20万円そこから税金や社会保険などを引けば、手取りは10万円台後半です。東京あたりで最低賃金でフルタイム勤務している人とさほどかわりはありません。
 もちろん、実績を挙げれば、一軍のプロとして活躍できます。中には育成で入団してから年俸3億円まで上り詰めた選手も二人ほどいます。
 しかし、それはあくまでもレアケースです。大抵は、低賃金のまま、数年で契約解除されるわけです。
 この制度が導入されたのは今世紀に入ってからです。そして今世紀に入ってから、日本は「先進国」では唯一の実質賃金が下がり続ける国になりました。
 育成選手制度が導入された当時はピンときませんでした。
 しかし、この「一球団で10人の育成選手」リストを見た時は、「賃金が下がる日本」のプロ野球版と言うべき制度だったのだな、と遅ればせながら気づきました。

2020年10月25日

電車内換気が緩む

 久々に電車で長時間移動しました。
 前回と比べて、明らかに窓の開放度が下がっていました。
 車内放送でも換気を促す回数が減っているように感じました。
 これから寒くなるにつれ、より窓は閉まっていき、換気が減って「密」になるわけです。
 そのリスクを考えると、冬の間は電車に乗るのは控えたほうがいいと思いました。

2020年10月24日

親の教え

 久々に親と話しました。
 ここに書いている、加齢に伴う衰えについて、「こちらはもっと年取っている」と指摘されました。親より年を取ることはどう考えても不可能なので、同意せざるを得ません。
 そんななか、今日も筋力の衰えを痛感する出来事がありました。
 この前までできたことが、できない、というのは辛いものがあります。
 まあ、疲れのせいかもしれませんが…。
 とはいえ、言われた通り、親に比べればまだまだ若いわけです。
 その教えを活かすために、少しは鍛えて、筋力の低下を防ごうと思ったものでした。
 何歳になっても、親の話は大切にせねばならない、と改めて思いました。

2020年10月23日

五年目の命日

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 今日は弟が世を去ってから五年目の日でした。
 先日も書きましたが、今月の曜日は五年前と同じです。
 それだけに、より、この「10月23日(金曜日)」というのは自分にとって重いものがありました。
 最後に会った時の事を思い出したり、生前に話していたことを懐かしんだりしながら一日を過ごしました。
 今でも一番一緒に過ごした時間が長く、会話した回数が一番多いのも弟です。そして、趣味をはじめ、さまざまな事において、自分は弟と関わりながら今を生きています。
 それだけに、もう五年も経った、という事にはかなり違和感がありました。
 これは何年経っても変わらないのだろうな、と思っています。

2020年10月22日

夢と記憶

 昨晩、猫の夢を見ました。
 家に帰ると、二人の猫がいました。うち一人がぐったりしています。それを、もう一人の猫が心配していました。
 それを見た自分は、「スターに何かあったのか。ムーンも心配している。大変だ、家族に伝えねば」と驚きました。しかし、しばらくしていると、ぐったりしていた猫が動き出して一安心した、という内容でした。
 ここで出てきた猫は、1990年代に実家で飼っていた猫です。
 事故にあった「スター」と別れて27年、長生きしていた「ムーン」と別れてからも19年経つのですが、こうやって夢に出てくるほど、心に残っているのだな、と改めて思いました。
 長く一緒に過ごせば、こうやっていつまで経っても夢で会える、というのは嬉しいことだと思いました。

 

2020年10月21日

さすがのGoogleでも

 仕事である場所まで車で行くことになりました。
 そこに行くには、空いていたら超短時間で着くが渋滞していたら時間がかかる経路があります。
 そこで、事前にGoogleMapで検索し、そこが渋滞しているかどうかを確認してからどの経路を使うかを决めています。
 今日は、渋滞はほとんどなくGoogleMapも「その経路が最速」と推奨しており、地図を見ても渋滞がほとんどなかったので、そのハイリスクハイリターンの経路を選びました。
 ところが、事前調査と違い、かなり長い渋滞に巻き込まれてしまいました。
 不思議に思いながらノロノロ走っていると、片方の車線で作業が行われていました。立て札には「草刈りを行っています」と書かれていました。
 どうやら、さすがのGoogleMapも草刈りまでは検知できなかったようです。さすがにこれは仕方ない、と思いました。
 もっとも、この世界の進歩は文字通り日進月歩です。それだけに、一年もしたら、検索結果に「この経路ではこの時間、草刈りがあるので別ルートを推奨します」みたいな表示が出ているかも、などと思ったりもしました。

2020年10月20日

18年という時間

 コロナ禍から政府の分科会などに所属してよく重要な発言をする人の評判が芳しくありません。
 自分は専門的知識を持っていないので、その発言自体を論じることはできません。しかしながら、少なからぬ専門家がその発言を厳しく批判しています。
 一方で、その人は、2002年のSARS流行のときは、非常に適切な判断をして、日本を感染から守った、と複数の専門家が発信していました。
 18年前にそれほどの活躍をした人がなぜ…とちょっと不思議に思ったものでした。
 しかしながら、自分の事を思い出し、その疑問は解決しました。

 自分が18年前にやっていた仕事を今やれ、と言われてもまともにこなすことはできません。
 この18年間で何度か仕事が変わり、当時やっていた仕事とは全く違う事を生業にするようになったからです。
 18年前は、当然ながら自分のいる業界に関する様々な知識を持っていました。
 しかし今は、当然最新情報はわかりませんし、かつて持っていた知識も使わなかったためほとんど忘れています。
 18年というのはこれだけ人間を変えるのです。
 その専門家も、大活躍してから18年間の間、いろいろと変化していったのでしょう。
 ただ、残念ながら、その変化は、その人の評価を下げるものだったようです。
 ちなみに自分については、18年前にできていた事ができなくなったのは残念とは言えるが、それからの18年で得たもののほうが大きいし、今の仕事が充実している、という認識です。

2020年10月19日

衰退の原因

 さまざまな指標が示していますが、日本の技術力は明らかに衰退しています。
 20世紀後半は、「世界に冠する日本の技術力」を誇っていました。その頃は、働く人には安定してかつ着実に上昇する給料と待遇がありました。
 また、学問の世界でも、大学の自治が守られ、学者はお金の心配なく様々な研究ができました。
 しかし、今世紀に入り、「先進国」では唯一となる実質賃金が下がり続ける国となり、学問への予算は削られる一方、大学への干渉は増えました。
 そんな事をしたら、「世界に冠する日本の技術力」が低下するのは、普通に考えれば分かる話です。
 しかし、今にして思えば、20世紀後半の偉い人たちは、「日本民族は優秀だから技術力も世界一だ」と大きな勘違いをしていたフシがあります。
 だからこそ、そのような事をして、日本の技術力を地に落としたわけです。
 おかげで、スマホもパソコンをはじめ、さまざまな「国産」が競争に敗れる時代になりました。
 しかしながら、今の偉い人たちは、いまだにその事実を認識できずに、「日本民族は優秀だから…」という考えを持ち続けているとしか思えません。
 そしてますます、働く人の待遇悪化と学問軽視を進めようとしています。
 そのような「偉い人」たちがのさばり続ける限り、日本の技術凋落は、さらに加速度を増すこと、間違いないでしょうね。

2020年10月18日

久々の携帯不携帯

 朝、目覚まし時計が壊れる、というハプニングがありました。
 それで起き抜け早々、感覚が狂ったのか、携帯を忘れで出勤してしまいました。
 「携帯不携帯」をやったのは、東京で会社員をやっていた時以来、約10年ぶりのことです。
 職場で気づいた時は、往復で30分かけて家まで戻ろうかと思いましたが、さすがにやめておきました。
 特に実害はありませんでしたが、やはり終日、違和感がありました。
 家を出る時の忘れ物確認は習慣化していると自分では思っていたのですが、そうなっていなかったようです。
 失敗をしないためにもルーチンワークをきちんとこなすことは重要だな、と改めて思いました。

2020年10月17日

隔年検診

 以前も書きましたが、自分は胃のバリウムが苦手で、胃カメラで健診することにしています。
 しかしながら、昨年はバタバタしていて、胃カメラができませんでした。
 そこで、千葉市のがん検診を使って今年は受けようとしたのですが、そこには「胃カメラは隔年なので偶数歳の人のみが対象」となっていました。自分は51歳ですから対象外になるわけです。
 「二年に一度」が医学的に妥当なのかもしれません。しかし、それなら「昨年胃カメラをやっていなければ受診可能」とすればいいだけの話です。
 今に始まった事ではありませんが、市民の生活や健康を軽視していると思いました。

2020年10月16日

東へ北へ西へ

 今日は休みでした。床屋を含め、短い予定を3つ入れていました。
 その予定先の方角が、それぞれ90度ずつ違っていました。そのため、三箇所とも自宅からの距離はさほど離れていないにも関わらず、二つの予定を組み合わせることができません。
 そのため、一箇所に行っては帰宅し、また次のところに行っては帰宅…というのを繰り返しました。
 ちょっと効率が悪い結果になりましたが、まあこういう事もあります。
 全体的にはのんびりでき、いい骨休みになった一日となりました。

2020年10月15日

珍マナー

 定期的に、SNSに「目上の人に○○という表現を使うのはマナー違反だ」という発信がなされます。
 そこで「指摘」されている「マナー違反」で正しかったものは一つもありません。
 上下関係に厳しい営利企業に勤めていた時も含め、何度もその表現を上司などに使っていましたが、咎められた事など一度もありませんでした。
 「意外な事実」を発表してリツイート数を稼ごうという手段なのですが、率直に言って恥を知らないと言わざるを得ません。
 ネットに限らず「意外な事実」を見た時は、鵜呑みにせず、本当に事実なのかを検証しないと、とんでもない誤認識を植え付けられてしまうので、注意が必要ですね。

2020年10月14日

サイトに必要なもの・不要なもの

 先月こうむった迷惑により、首痛が発生しました。既報の通り、地元の整骨院に通ってほぼ完治させる事ができました。
 今回、どの整骨院を使うかにあたり、2つの候補がありました。
 結果的に自分が行った所を選んだ理由の一つに、サイトの差がありました。
 2つのサイトは、比較的よく似た構造でした。上のほうに画像が固定されてメニューも表示され、メニューをクリックすると画像の下に施術内容やスタッフ紹介などが出てくる、というものです。
 その二つの整骨院のサイトで最大の違いは、片方は上に固定された静止画のすぐ下にそれらの店舗案内が表示されるのに対し、もう片方は静止画のしたに動画が表示され、そこからスクロールしないと店舗案内が見れない、という点でした。
 トップ固定の動画にも意味があるのかもしれません。しかしながら、メニューをクリックしてもその動画のせいで、スクロールしないと見たい情報が見れない、というのはかなり印象が落ちました。
 同時に、この動画をつけている店は、サイトを見に来た人の利便性に対する考えが雑、ということは、治療を受けにきた人に対する考えも…と思ってしまったわけです。
 その結果、トップに動画のないほうの店を選び、結果として大成功となりました。
 やはり今の時代、サイトのちょっとした違いというのは大きいな、と思いました。この経験を自分の仕事にも活かしたいものだとも思いました。

2020年10月13日

羽織れば暑いし脱ぐと寒い

 自転車で出勤しました。
 家を出たときにちょっと肌寒かったのでセーターを着たのですが、こいでいるうちに汗をかいてきたので脱ぎました。
 すると今度は寒さを感じます。
 というわけで、寒いとセーターを着て、熱くなったら脱ぐ、を何度か脱ぎ着する羽目になりました。
 暑すぎもせず、寒すぎもしないというのはいい気候のはずですが、このように困ることもあるのだな、と思ったりしました。

 

2020年10月12日

ヨーロッパ最高峰

 調べ物をしていたら、偶然、ヨーロッパの最高峰がロシアにあるエルブレス山である、という事を知ることができました。
 知名度の関係もあり、勝手にヨーロッパ最高峰はモンブランだと、これまでずっと思い込んでいました。
 それによって困った事があったわけではありません。しかしながら、思い込みで間違った認識をしていた、という事にはちょっとした残念感がありました。
 まあ、事実を知ることができたので良かったと思うことにしました。

2020年10月11日

手書きとパソコン打ち

 職場の試験を受けました。
 これまでは、回答は手書きで出すルールでした。しかし、今年からパソコンを使っての回答が可能となりました。
 わかっていた事ですが、以前の手書きと、パソコン使用では、効率が全然違いました。もちろん、考えの整理も圧倒的に楽でした。
 流石に最近は聞かれなくなりましたが、かつては「手書きの文章はワープロ打ちより心がこもっている」などという珍説がありました。
 しかし、手書きだと「手が疲れる、誤字を書き直す、文章を入れ替える時は一旦全部消す」などという事に気を取られ、疲れてしまいます。これでは、心のこもった文章には絶対にならないな、と改めて思ったものでした。

2020年10月10日

虚しい案件解決

 ここ1ヶ月ちょっと、心身に負担を及ぼしていた案件がやっと解決しました。
 解決と言っても、合意に至ったわけではなく、ハードランディング的なものですが…。
 それまでの疲れがどっと出たのか、今日は午前中、目は覚めているのに布団から出ることができませんでした。
 それだけ心身を疲弊して、プラスになるものは何も得られなかったのですから、虚しいものがありました。
 まあ、今後、その案件で被害を受けることがなくなったので、それでよしと思うことにしました。

2020年10月09日

嘘は突き詰めると破綻する

 学術会議任命拒否問題で、菅首相の言っている事が完全に破綻してしまいました。
 昨日まで、「総合的、俯瞰的な活動を確保する観点から(任命拒否を)判断した」と言っていたのが、今日になって「名簿は見ていない」と言い始めたのです。
 最初の嘘で都合の悪いことが明らかになったため、別な嘘をついた結果、支離滅裂になった、という分かりやすい例です。
 この件に限らず、嘘をついた場合、その矛盾を追求していくと、こんな感じで嘘に嘘を重ねた上で論は破綻します。
 しかし、嘘であることを追求しないと、「嘘をついたもの勝ち」状態になってしまうのです。
 嘘つきを破綻させるのは実はたやすいこと、しかしながら、嘘を放置すると大変な事になる、という事があらためてよくわかった一例でした。
 なお、それ以前の問題として、そもそもこの件では「任命拒否」自体が違法行為であるという大前提を念の為つけくわえておきます。

2020年10月08日

また台風

 週末にまた台風が来るようです。
 この前の台風はそれてくれましたが、同じことが二度も続いてくれる保証はありません。
 もちろん、それてくれる事を願っていますが、最悪のケースを想定して動かざるを得ません。
 日常生活が雨で悩まされる上に、台風の進路に一喜一憂するという、面倒な日々が続きます。
 とにもかくにも、何も起きずに済むことを願っています。

2020年10月07日

紙派と電子派

 自分は電子書籍を愛用しています。30年~16年前から買い続けている2つの作品を除けば、紙版と電子版がある書籍は、全て電子版を購入しています。
 一方で相方は、完全に紙派で、電子版しか選択肢がない時を除けば、紙の本を買っています。
 といっても別にアナログ派なわけでなく、家にいる時の殆どは、パソコンやタブレットの画面を見て生活しています。
 趣味的には似通ったところが多く、かつパソコンばかり見ている生活をともにしているにも関わらず、なぜここだけ大きな違いがあるのか、非常に興味深いものがあります。

2020年10月06日

初めての鍼治療

 首から肩にかけて凝りと痛みが生じ、振り向くことすら困難になりました。
 疲れが酷くなると発生するある種の「持病」で、一年半前にも発症した事がありました。
 その時は病院に行ったのですが、今回は家の近くにある整骨院に行きました。
 指圧に加え、電気治療と鍼治療がありました。
 自分にとっては生まれて初めての鍼治療です。
 といっても、よくあるような鍼を何本も指すというものではなく、手に鍼をつけてのマッサージ、という感じでした。特に痛みもありませんでした。
 その鍼効果もあり、終了後は痛みが大幅に引きました。
 思わぬ「初体験」となりました。今後、加齢で体にガタが来るたびに、このような「初体験」が増えるのでしょうね。
 あまり体験せずにすむように、健康に気をつけねば、と思ったりもしました。

2020年10月05日

実質スタグフレーション

 色々なところで、「商品の値段は据え置くが、量を減らして実質的に値上げする」というのが行われています。
 1リットルの牛乳を容器変更とともに900mlにしたのがかなり話題になりました。
 先日は、キットカットが同じ値段で20g減ったというツイートが話題になっていました。他にも、スーパーのパンの「ふわふわ感」が増している。要は空気が増えてスカスカになっているだけ」という指摘も見ました。
 長年続く実質賃金低下で消費が減る中、このような「実質値上げ」が行われているわけです。
 景気が交代する一方で、実質的に物価高のですから、実質的にはスタグフレーションが起きている、と言わざるを得ません。
 本当に酷い経済になったのだと改めて実感しました。

2020年10月04日

地元産?

 近所のコンビニで牛丼を買おうとしました。
 表示を確認したら、作っている会社が知っているところでした。
 といっても、その会社に知り合いがいるわけではありません。
 その会社の従業員送迎バスが地元をよく走っており、自然と名前を覚えたわけです。
 これを食べると「千産千消」(※「地産地消」の千葉バージョン)になるのだろうか、と思ったりもしました。
 しかしながら、駅前で見る、送迎バスを待つ人の暗い表情の人たちの事を思い出し、買う気はおきませんでした。

2020年10月03日

三者三様の猫

 知り合いの所に行った帰りに、猫の気配に気づきました。
 三者三様で距離を取り合い、それぞれポーズを取っています。
 仲良しならば、もっと近づいているし、ライバルならばもっと緊張感があるはずです。
 それだけに、この三猫の関係がどうなるか、気になりました。
 離れた所からスマホを向けたのですが、逃げません。しかし、長年の経験から、もっと近づくと逃げ出す可能性が高い、という事を知っているので、この距離で写真を撮りました。
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2020年10月02日

10月のかおり

 暦にあわせたかのように、昨日から、金木犀の香りが空気に交じるようになりました。
 これを感じると、「10月になったな」と思うことができます。
 特に今年は、日頃から換気のために窓を大きくあけているため、職場のすぐそこにある金木犀の香りを、仕事中に楽しむことができます。
 もちろん、窓をあける理由を考えると、単純に喜んでもいられませんが…。
 色々な思い出が交錯する10月ではありますが、とりあえず、この香りを楽しもうと思っています。

2020年10月01日

同じ曜日

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 うるう年の関係で、3月からの曜日は、5年前と同じになっています。
 5年前の10月1日木曜日の事は、今でもはっきり覚えています。
 この日の晩は、相方と弟と三人で飲みに行きました。これまで何度もやっており、これからも何度も行われるはずの飲み会でした。
 かなりしこたま飲んだところで、弟がボトルを入れ、「さすがに今日は一杯だけだな。このボトルを空けるのは、次かその次か…」などと思ったものでした。
 しかし、それから22日後に弟が世を去ったため、この飲み会は、結果的に弟と飲んだ最後の日となりました。
 あれからもう5年も経つのだな、と改めて思いました。
 毎年、10月は弟の事を特に考えるのですが、今年は曜日が同じだけに、特に「五年前の今日は…」という事を思い出す事が増えそうです。