公共放送によるヘイト(差別扇動)
NHKの「これでわかった!世界のいま」という番組が話題になっています。
話題になっているといっても、なんか画期的な番組を放送したわけではありません。
アメリカで起きた、白人警官がアフリカ系アメリカ人男性を殺害したヘイトクライムに端を発した抗議活動を題材に、アフリカ系アメリカ人を差別する差別扇動(ヘイトスピーチ)動画・漫画・記事を番組公式サイトやツイッターで発信したからです。
それがアメリカの駐日大使に批判されたら、慌てて動画を削除し、日本語と英語で
それぞれ謝罪文を発表しました。
しかも、謝罪文には人種差別行為を行った事の反省はありません。最近の定番である「配慮に欠けた」「不快な思いをさせたことをお詫びします」というテンプレを張り付けたような代物でした。
そして、指摘された動画は削除したものの、差別扇動やデマの流布にあたるコンテンツは残したままです。
ここまで来ると、担当者は骨の髄まで差別思想に染まった人間であると言わざるをえません。
そんな人が公共放送の番組や宣伝を任されている事は異常なのですが、「特異な例」というよりも、「これが今の日本マスコミの堕ちた姿」という印象しかありませんでした。
今後も、このようは差別扇動(ヘイトスピーチ)を公共の電波が発信する事は増えるだろうな、と思っています。
2020年06月09日 23:30