2016年12月31日

2016年を振り返って

 本日で、2016年も終わります。
 昨年は、自分にとって人生で最も悲しい年になりました。
 その弟の友人に会ったり、ネットを通じてやりとりをするなど、いくつかの交流がありました。それを通じて、弟がいかに友人を大切にし、大切に思われていたかを知ることができた年にもなりました。

 一方、自分にとっては、今年は、1月から新しい仕事を始める、という年でした。
 前の仕事をやっていた時から縁のあった所だったので、比較的早く、環境に慣れることができました。
 もちろん、まだまだ習得しなければならないこと、やらねばならない事はたくさんあります。また、最近になって、大きな任務も入ってきました。それを成功させるために、より一層の修練や学習が必要となっています。
 いずれにせよ、仕事において、充実した一年を過ごすことができたのでは、と思っています。
 ただ、やはり弟と話せない事、飲みに行けない事の寂しさは、いつも心のどこかにあった一年でした。まあ、これは、今後、何年たっても残るのでしょうね。

  

2016年12月30日

将棋竜王戦問題

 10月に発生した、将棋竜王戦の挑戦者交代問題の調査結果が先日、発表されました。報道された時点で予想していたとおりですが、「不正」なるものが行われた事は証明できませんでした。
 また、濡れ衣を着せられた棋士が「自ら休場を宣言し、にも関わらず休場届が提出されなかったから出場停止にした」という当初の発表が事実でなかった事も、これまた予想通り明らかになりました。
 もともと、非常識な事ばかりやる組織でした。しかも、10年ちょっと前に、その組織の中でも特に常識に欠けている人物がトップに立ってしまいました。
 それにより、坂を転げ落ちるように、ある程度残っていた常識や良識すら剥がれ落ちてしまったのでしょう。
 自分は今でも将棋が趣味で、年に何回か大会にも参加します。しかしながら、そうやって将棋を楽しむことにおいて、このプロの団体は何一つ役に立っていません。
 決定的に転落していく時は、こんな状態になるのだな、と冷めた目で見ています。ただ、冤罪の被害を受けた人を含め、この団体に所属している人には、かつて世話になった人も何人かいます。
 そういう事もあり、色々と複雑な気分にもなりました。

2016年12月29日

四カ国語表示の思わぬ利点

 ビッグサイトに行きました。昼食を最近開店した店で取りました。
 この店はセルフサービスが徹底されています。和食をメインにした店なのですが、机の上にも醤油などが置いてありません。
 どこにあるのだろうか、と思って店内の表示を見ていました。この店は、全ての表示を、日本語・英語・中国語・ハングルの四つで書いてあります。
 その中に「サービスステーション」と書かれた看板がありました。長年日本人をやっていますが、これでは、そこに何があるかわかりません。
 一つ下の英語も今ひとつ意味がわかりませんでした。しかし、その下にある中国語には「調味料」という言葉がありました。
 それにより、この「サービスステーション」なる場所に、調味料が用意されている事が分かりました。
 四カ国語表示にこんな「利点」があるとは、と驚きました。もちろん、「サービスステーション」などという意味不明なカタカナでなく、普通に日本語で「水・調味料・食器」と書いておけば、こんな苦労は最初からせずにすんだわけですが…。

2016年12月25日

餅つき

 人生で初となる餅つきをしました。
 実際に、もち米がどうやって餅になるのか、という過程を体験する事ができました。
 まず、臼に蒸したもち米を入れ、それを、5人くらいで木の棒を使ってこねます。
 そして、ある程度まとまったところで、杵でつきます。そして、だんだんと餅に近づいたものを、「返し」の人が水分を加えたりひっくり返したりして、均等に杵による圧力がかかるようにするわけです。
 これまで、傍から見ていて、今ひとつ意味がわからなかった、「餅つきの一連プロセス」でした。
 しかし、実際にやってみると、一つ一つの行動の意味がある程度理解できました。
 百聞は一見に如かず、とはよく言ったものだな、と思った貴重な経験になりました。

2016年12月23日

生暖かさと強風

 昨晩から今朝にかけ、えらく生暖かくて強い風が吹いていました。
 その勢いはかなりのもので、朝、自転車に乗ろうとしたら、風で倒れていました。
 我が家近辺はもともと風が強く、その影響で、自転車置場で「将棋倒し」状態になっているのも日常茶飯事でした。
 そんな日でも、我が自転車・チャーリー号は、駐輪場所が壁際であることもあり、倒れる事はありませんでした。
 それが倒れたのですから、改めて桁違いの風力だったのだな、と思いました。

2016年12月22日

二度目かつ最後に行った場所

 仕事の関係で、八千代の米本という所に車で行きました.
 行くのは今日で二度目です。
 前回は明るい昼間に行ったので、携帯のナビの音声案内だけで問題なく行けました。
 ところが、今日は17時前に行ったのですが、冬至の翌日という事もあり、途中で真っ暗になりました。
 その結果、曲がるところを間違えてしまい、苦労して何とかたどりつく羽目になりました。
 しかしながら、それなりに土地勘が身につき、次回以降は少々道を間違えても、リカバリーできそうだな、と思いました。
 もっとも、その場所に行く業務は、今日がラストでした。
 場合によっては、二度とここに来ないかもしれません。
 二回行っただけですが、そこそこ愛着が持てた場所でした。それだけに、去るときにはちょっとした寂しさがありました。

2016年12月21日

獅子の谷落とし

 日本に古くからある言い伝えに「獅子の谷落とし」があります。
 ライオンがガケの上から子どもを突き落とし、這い上がってきたら再度落とす、の繰り返しで成長させる、というものです。
 わかりやすい構図なので、漫画やアニメなどでもよく使われています。
 しかし、そのような事例は聞いた事がありません。ほとんどのライオンは草原など平坦は場所に住んでいるのだから当然と言えるでしょう。
 それを考えると、この逸話は、昔の誰かが頭のなかで作り上げた話である事は明白です。
 また、この「谷落とし」が効率的な育成方法なのでしょうか。いくら優秀な素質の持ち主でも、幼い時にこのような事をされたら、死んだり、一生残るような障害をおってしまう可能性が高いわけです。
 そのようなリスクが高い「育成法」など、間違っているのは明白です。
 おそらくは、封建時代に児童虐待を繰り返していた親が、それを咎められた際に、このような根も葉もない話を捏ち上げたのでしょう。
 そして、児童虐待をする連中にとっては、最適の口実となり、言い伝えられて現在に至っているのではないでしょうか。
 実際、現在もこの「獅子の谷落とし」に親が倣った結果、幼い命が理不尽にも奪われているわけです。
 このようなDV者のための作り話を言い伝えたり作品にするのはやめてほしいものだと思っています。

2016年12月20日

二度目の胃カメラ

 健康診断で、胃カメラを受診しました。
 2年前の2月に、人生初の胃カメラを経験したのですが、その時は、鼻から通すものでした。
 しかし、今回は施設の都合もあり、口からの胃カメラでした。
 よく、「鼻より口のほうが辛い」と言われていたので、ある程度覚悟はしていました。しかしながら、やはり喉をカメラが通る時の大変さは、前回の比ではありませんでした。
 カメラが進むと、医師が、「今、食道を通りましたよ」とか「胃に入りました」と言われました。そのたびに、カメラをくわえながら「はい」(もちろん実際に音声は出ませんが)と返事をしていたのですが、途中から、「返事すると、喉が収縮してカメラが通りにくくなるから、しなくていいですよ。ただ聞いていてください」と言われました。
 そうこうしているうちに、検査は終わりました。医師によると、特に異常はないとの事で、とりあえず一安心しました。
 実際に見れる分、バリウムを用いたレントゲン検査よりは安心感がありました。一方で、カメラを飲む過程は、いいものではありません。
 次回はどちらにするかと迷いながら、病院を後にしました。

2016年12月18日

29年目の忘年会

 大学時代所属していたサークルの世代が近い先輩たちと忘年会をやりました。
 過去にここで書いたことがありますが、これは大学一年の時、同期のNくんが提唱し、それ以降、29年間、欠かさず行っているものです。
 発起人であり、卒業後も幹事を続けてきたそのNくんは4年前に急逝しましたが、その後も、会のほうは続いています。
 学生時代の思い出話、現在も続けているサークルOB会活動の具体的な話、仕事の話などで盛り上がり、あっという間に2時間半が経っていました。
 ささやかであり、参加するメンバーは色々変わっていますが、こうやって続いているのは嬉しいことです。
 来年の30週年はもちろんですが、40週年、50週年も迎えたいものだ、と思いました。

2016年12月17日

一人◯役

 今日は職場における重要なイベントのある日でした。
 そこにおいて、自分には複数の多種多様な任務が設定されていました。
 会場設営での机と椅子の運搬にはじまり、書籍の販売員、舞台に上がってメインのゲストと並んで挨拶、撤収、自動車での運搬並びに送迎、といった具合です。
 まあ、仕事・趣味とも、長年「裏方業」ばかりやっていました。それだけに「舞台で挨拶」以外は違和感なくこなせました。
 もっとも、得手不得手で仕事を選ぶわけにはいきません。今後は、「舞台で挨拶」的な仕事についても、そつなくこなせるようにならなばな、などと思ったりしました。

2016年12月16日

防寒対策

 夕方になって、かなり厳しい冷え込みになりました。
 きちんと天気予報を見ておらず、朝、自転車で通勤するときは、「ちょっと寒い日の防寒対策」しかしていませんでした。
 したがって、帰途についたときは、かなりの寒さを感じました。
 こうなると、暖を取る手段はただひとつ、「体の中から温める」しかありません。
 というわけで、全力で自転車をこいで疾走し、なんとか寒さを凌ぐことができました。
 もっとも、副作用はてきめんでした。えらく疲れ、最後のほうでは、ゆるい上り坂ですら、自転車を押して歩かざるを得なくなったほどでした。
 とりあえず、冬の間は、朝の気温がどうであれ、真冬用防寒グッズを持参する必要があるなと痛感させられました。

2016年12月15日

auがエネオスでんきを売り込み?

 夕食を食べていたら、固定電話に着信がありました。
 発信先はauを名乗っており、電気代節約の提案をしたいと言っていました。
 半年前、携帯電話の機種変更をしたとき、窓口で、auのやっている新電力の営業を受けたことがありました。
 その続編かと思って聞いていたのですが、不思議な事に、向こうが売り込んできたのは「エネオスでんき」でした。
 一瞬、auとエネオスが電気事業を統合したのか、と思ったのですが、そうでもないようです。実際に、サイトを調べたら、auとエネオスでんきがタイアップしていました。一方で、auでんき事業も引き続き行っています。
 KDDIにおいて、旧KDD派がauでんきを、旧DDI派がエネオスでんきを宣伝している、みたいな内部分裂でも起きているのだろうか、と思いました。
 いずれにせよ、そんな支離滅裂な会社の勧める新電力は、どちらも利用できないな、という結論に達しました。

2016年12月13日

駅とパチンコ屋が直結

 所用で京成の志津という駅に行きました。
 改札は駅ビルと直結していました。
 これは買い物に便利だな、と思った直後、大きなパチンコ屋の看板が目に入りました。
 我が地元でも、駅の広告欄にパチンコ屋が広告を出してはいます。とはいえ、駅を出てすぐ、このように目立つパチンコ屋の看板を見るというのはかなり珍しいと思いました。
 そのまま駅ビルのエスカレーターを降りて、外に出ようとした時に、その広告の意味が分かりました。なんと、この志津駅ビルの一階のほぼ全フロアはパチンコ屋だったのです。
 要は、駅とパチンコ屋が一体化しているわけです。
 ちょうど今、国会では、カジノ(=賭博場)法案が問題になっています。審議の結果、カジノを導入した国で発生しているギャンブル依存症の酷さが明らかになっています。
 それが重ね合わさり、公共交通機関がギャンブル依存症を生み出す施設と一体化する事は極めて異常な事なのでは、と強く疑問に思わざるをえませんでした。

2016年12月10日

冷害と「政害」

 ひょんな事から、冷害が話題になりました。
 小中学校の社会科では、東北の農業に深刻な影響を及ぼす気象現象として、詳しく習ったものでした。
 ところが、いつの間にかこの言葉を聞かなくなりました。
 もちろん、当時習ったように、品種改良で冷害に耐える稲を作った効果があるのでしょう。
 ただ、同時に、地球温暖化で、冷害という気象現象そのものが消滅した事もあるのでは、と思いました。
 もちろん、地球温暖化は、デメリットのほうがメリットよりずっと大きいという事は十分に理解しています。とはいえ、そのようなメリットも一応存在するのだな、と思いました。
 もっとも、冷害がなくなったからといって、農家が豊かになったわけではありません。冷害と同じくらい有害な「政害」のせいで、農業は疲弊し続けています。さらに、TPP可決により、それに拍車がかかる危険性が高くなっています。
 一難去ってまた一難だな、と思いました。もちろん、「政害」の影響は農家のみならず、あらゆる職業の人に降り掛かっているわけなのですが…。

2016年12月07日

税別価格の意味

 テレビやラジオをつけていると、高い確率で通販広告が流れます。
 宣伝社が「安い!」「驚きの安さです!」などと言って値段を紹介するのですが、それはいずれも「税別価格」です。
 実際に、その「税別価格」でその商品を購入する事は不可能です。例えば、「税別9,800円」として宣伝されている商品を実際に購入する場合、10,584円支払う必要があるわけです。
 784円あれば、ちょっとした食事ができる値段です。にも関わらず、その分を無視して宣伝されているわけです。
 厳密に言えば、この784円が全て「税金」として国庫に納められるわけではありません。そういう事もあり、大企業などでは、「消費税相当分」というふうに書いています。つまり、差額の部分は「税金」ではないのです。
 それを考えると、「税別価格」という実際に存在しない価格で宣伝するのが、適切だとは到底思えません。実際に支払う額を明記するのが当然だと思うのですが、なぜかそれが行われていません。
 改めて、異常な商行為が行われている世の中になっているな、と広告を見るたびに思っています。

2016年12月06日

家庭に仕事は持ち込まない

 我が家で自然的にできたルールに「家庭に仕事は持ち込まない」があります。
 要は、よほどの事がないかぎり、家で仕事の話はしない、という事です。
 たとえば、相方はTRPG関係でちょくちょく漫画やイラストの仕事をしていますが、自分はTRPGの事は、基本的な概念以外まったくもってわかりません。
 一応、相方が描いた漫画には目を通しはしますが、率直に言って意味はわかりません。ただ、相方が「漫画家活動」できた事を嬉しく思うだけです。
 一方、相方にもほとんど仕事の話はしません。
 今の職場は、日本人の99%以上の人が知っている有名なところなので、さすがに名前くらいは知っているようですが、そこで自分が何をやっているかすら知りません。
 ちなみに、かつて働いていた、二番目の職場と三番目の職場に至っては、会社の名前すら知りませんでした。
 というわけで、本日、職場の機関紙にちょっと名前が載ったのですが、それも相方には話しませんでした。
 薄情に思う人もいるかもしれませんが、これが、長年の結婚生活で培った家族安泰の智恵なのでは、と思っています。

2016年12月03日

ワイドショー

 久々にラーメン屋に入りました。
 当然ながらテレビが設置されており、ワイドショーが流れていました。
 そこで、「今日の10大ニュース」なるものをやっていました。第6位に取り上げられていたのは、「あるマンションの管理組合が住民相互での挨拶を禁止した」というものでした。
 そんな、数十人のコミュニティでどんなルールを決めようと、それはその人達の勝手です。他人が口を出すことではありません。
 しかし、そのような事に対し、コメンテーターたちはしたり顔で、的はずれな「批評」を続けていました。
 国会の状況などを見れば、それよりずっと重大なニュースはいくらでもあるのですが…。
 テレビをはじめとする商業メディアの劣化がより一段とひどくなった事が非常によくわかった番組でした。

 

2016年12月01日

初のドライブスルー

 小学生の時、2年ほど杉並区に住んでいました。
 定期的に通っていた場所の近くに、大きなマクドナルドがあり、そこには「ドライブスルー」と書かれていました。
 当時は、「スルー」の意味がわからず、「ドライブする」を洋風に表現しているのだろうか、などと思っていました。
 調べてみた所、その店は、マクドナルド初の「ドライブスルー」店だった事がわかりました。
 というわけで、「ドライブスルー」を知って40年近くなりますが、昨年までは免許がなかったので、当然利用することはありませんでした。
 さて先日、運転中に小腹がすきました。その時、、ほんの少し寄り道すれば、マクドナルドのドライブスルーがあった事を思い出しました。せっかくだと思い、経路を変えて利用してみました。
 買ったのはチーズバーガー一個でした。駐車して店に入って注文することを考えると、大幅に手間と時間を省略できました。
 そして、約40年前に初めて「ドライブルスルー」の看板を見たことを思い出しつつ、信号待ちを利用してチーズバーガーを食べました。

2016年11月29日

元有名歌手の薬物事件

 テレビ欄を見ると、元有名歌手の薬物事件が、日本を揺るがす事であるかのように、大々的に取り上げられています。
 初めてのときならともかく、今回で二度目です。殆どの人が、「そうか、またか」くらいにしか思っていないのでしょうか。
 ちなみに、相方は独身時代はこの歌手が所属していたユニットのファンで、遠征してライブに行った事もあったそうです。しかしながら、今回の件は、我が家では話題にすらなりません。
 にも関わらず、テレビはなぜこれを大きく扱うのでしょうか。率直に言って、薬物事件を起こした元有名歌手よりも、テレビのほうがよっぽど「危ない状態」なのでは、と思いました。

2016年11月28日

産地で買った白菜

 昨日の日帰り旅行の帰りがけに買った白菜を早速相方が調理してくれました。
 この白菜、外側の葉には虫食いの穴がいくつも空いており、それだけでスーパーの白菜より農薬を使っていないことが解ります。
 鶏肉と一緒に炊いてくれたのですが、それぞれの味がよく出て、大変美味しくなっていました。
 そして、そこそこ葉を使ったのに、白菜は原型とさほど変わらない大きさを保っていたのにも感心しました。
 改めて、産地で買った白菜、というものの偉大さを痛感しました。
 いつか、家庭菜園を借りて、そこで白菜を育ててみたいものだ、などとまで思ってしまったほどでした。

2016年11月27日

九十九里浜の近くに行く

 団体旅行で、九十九里浜のすぐそばにあるスパリゾートに行きました。
 送迎バスで行ったのですが、途中の道の駅で地元でとれた白菜がこちらのスーパーの半額以下の値段で売られていたり、道沿いの牧場で牛が歩いている風景を見るなど、「普段と違う千葉」を見ることができました。
 目的地では、風呂→食事→風呂と、ひたすら入浴して過ごしました。
 団体旅行でいろいろ連れ回されるのが苦手な自分としては、いいスケジュールになりました。
 ただ、九十九里浜のすぐそばに来たにも関わらず、施設の展望室から、ちょっと太平洋を見ただけで、浜に行けなかったのは少々残念でした。
 まあ、その分、安い値段で、移動・風呂・食事ができたので、仕方ないところではあるのですが…。
 次は、犬吠埼にある姉妹店に行ってみたいものだ、などと思いました。

2016年11月23日

いきなり真冬に

 日曜日はかなりの陽気でした。電車に乗ったら冷房がかかっていたほどでした。
 ところが、明日の木曜日は雪が降り、日中の予想気温が2度になるようです。なんか初秋の気候から4日で「真冬」になるような感じです。驚くよりありません。
 そんなか、明日も自動車の運転をする必要があります。一年前の今頃は、自動車教習所でブレーキのかけかたを教わっていたものでした。
 そんな自分が、一年後に雪道を運転するとは、いろいろな意味で驚くよりありません。
 とにもかくにも、安全運転で雪を凌ごうと思っています。

2016年11月22日

地震に気づかず

 今日も早起きして、自動車での用事をこなしていました。
 出発前に、車内で「仕込み」をやっていました。その時に、地震が起きたのですが、全くもって気づきませんでした。
 運転中ならともかく、駐車した車内で作業をしているのだから、普通は気づくはずです。
 ちなみにそこでの作業は面倒ですが単純作業であり、「没頭して地震に気付かない」という事は考えられません。
 いまだに、なぜ地震に気づかなかったのか、不思議でなりません。
 そういう事もあり、運転中に携帯に速報が入り、停車時に確認して「東北で地震。津波の恐れあり」というニュースを見た時は、「千葉は全然揺れなかったのに…」という浮世離れした感想を持ってしまいました。

 

2016年11月21日

27年ぶりに訪れた教室

 大学1~2年の時に通っていたキャンバスに久々に行きました。
 サークルの部室があったので、3年以降はもちろん、卒業してからも何度も行っていました。しかし、結婚して千葉に移ってからはさすがに縁遠くなりました。そういうわけで、おそらく、この敷地に足を踏み入れたのは15年ぶりくらいか思われます。
 今回行く用事があった教室は、在学中は語学の授業などで使っていました。しかし、3年に進級してからは行く必要がなくなりました。そういう事もあり、その教室に入ったのは27年ぶりとなりました。
 校舎の外観はそのままでしたが、教室は大幅に改築され、部屋の広さも机や椅子も変わっていました。
 しかし、階段やトイレはそのままで、当時の事を懐かしむことができました。
 もちろん、その頃の記憶などほとんど残っていません。とはいえ、断片的な記憶とつなぎ合わせ、26年前の事を追体験することができた、貴重な時間を過ごせました。

2016年11月19日

シウマイバー

 自分の好物に崎陽軒のシウマイがあります。
 新幹線や飛行機に乗るとき、これを乗る前に買えるか買えないかで、移動の楽しみが何割か変わる、というほど愛食していました。
 そのシウマイをつまみに酒を飲めるシウマイバーを崎陽軒が開業する、というニュースを見ました。新規開店情報を見て、これほど期待感を持ったのは始めてというくらい興味を持ちました。
 ぜひ近いうちに行って、シウマイをつまみに酒を飲みたいものだと思っています。

2016年11月16日

マスコミの相対的変化

 フジテレビが、ヤンキースの田中投手が「トランプタワー」に住んでいると大誤報をしたという記事をネットで見ました。発信元は東京スポーツという夕刊紙です。
 東京スポーツといえば、かつては「ウソ見出し」で有名だった新聞です。事実と異なる「ニュース」を大きい文字で一面トップに書き、その下に目立たないように「か?」とか「という説がある」とつける、というのを得意技にしていました。
 30年くらい前に、ラジオで東スポの偉い人へのインタビューを聞いた事があります。その時、担当者は、他社が一面に野球で「◯◯投手、完封!」と書いた夕方に、「◯◯投手、完封の陰に女あり」という見出しを作るのが、我々のやりかたです」と堂々と語っていました。

 ところが、今では、そのような「ウソ見出し」を売りにした東スポが、フジテレビの「嘘ニュース」の被害を受けた田中投手を取材し、それがデマであることを証明しているわけです。
 現在の東スポの編集方針はわかりません。少なくとも、30年前と違うことは確かです。
 一方、今回の件におけるフジテレビの編集方針は完全に、30年前の東スポと同じ、いやそれ以下のメンタリティでした。
 要は、全国ネットのテレビ局の品質が、かつての東スポと同レベルになってしまい、相対的に東スポが「事実を報じるメディア」になってしまったわけです。
 30年前に、「フジテレビが事実と異なるニュースを流し、それを東スポが本人に取材してウソであることを明らかにした」などという話をしたら、皆、「荒唐無稽な作り話だな」としか思わなかったでしょう。
 日本の報道の自由度ランキングは劇的に下がっています。それだけ、マスコミの品質が下がっているわけです。
 今回の「フジテレビが大嘘を流し、それを東スポが検証する」はその象徴とも言えると思いました。

2016年11月15日

二度寝で見る夢

 ここのところ、朝早起きして一仕事し、いったん帰宅して仮眠し、再び出勤する、というパターンの生活をしています。
 ちょっとでも睡眠時間を稼ぐためなのですが、この短い二度寝の時間に、非常に変な夢を見るのです。
 今日などは、自動車の駐車で失敗し、隣の車のボンネットに乗り上げた、などという夢を見てしまいました。
 つい先程まで、車を運転していた事もあり、とても夢の中の出来事とは思えませんでした。
 まあ、この業務パターンは一時的なので、こんな夢見の悪い日がずっと続くわけではないのですが…。
 いずれにせよ、睡眠の調整を改善せねば、と思った、二度目の目覚めになりました。

2016年11月14日

ソフトドリンクのフルコース?

 結婚式に招待されました。
 基本的には日中には飲酒しないので、ウーロン茶を頼みます。
 しかし、今回の会場はソフトドリンクのメニューがちょっと多くありました。
 そこで、せっかくだからと、一通り頼むことにしました。そのため、コーラを何十年かぶりに飲んだりもしました。
 せっかくだからと、食後のコーヒーを飲んだ後、紅茶を頼んで、「ソフトドリンク完全制覇」を達成しました。
 これまで、10数回結婚式に出ました。それぞれ、「あの人の結婚式にはこんな事があったな」という思い出があります。
 それぞれポイントが異なります。「自分の隣に有名人が座っていて、サインを求められていた」という式もあれば、、「席割りがおかしかった」という式もあれば、「待ち合わせをしていた人が遅れてギリギリで会場に入った」という式もありました。
 もし10年後にこの人の結婚式を思い出すとしたら、この「ソフトドリンクのフルコース」になるのだろうな、などと思ったりしました。

2016年11月13日

スーパームーンイブ

 夕方、空をみたら、やけに大きな月が浮かんでいました。
 調べてみたら、明日は月が地球に接近するために大きく見える「スーパームーン」で、これだけ大きく見えるのは68年ぶりとのことでした。
 ただ、明日の晩の予報は曇りで、見えない可能性もあるとのことです。
 そこで、「スーパームーンイブ」の月を撮ってみました。
 ただ、最初に見た時より高い所に行ったため、小さくなったように感じてしまいました。
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2016年11月10日

泡盛

 お世話になっている方から、与那国島土産の泡盛をいただきました。
 20代の頃、泡盛で二度ほど悪酔いし、それ以来、すっかり苦手意識を持ってしまいました。
 しかしながら、6年ほど前に出張で沖縄に行った時は、普通に泡盛を飲むことができました。とはいえ、苦手意識もあって、それ以降、泡盛を口にしていません。
 しかしながら、せっかく二千キロも離れた日本最西端の島で購入していただいたお土産です。絶対に悪酔いしないよう、厳しいルール設定をして飲むことにしました。
 そして早速一杯目を美味しくいただきました。
 20代の時に失敗した泡盛と、40代も終盤にさしかかった今、どのようにつきあっていけるか、楽しみにしています。

2016年11月08日

ゴミ奉行

 今朝も早い時間から車を運転していました。
 方向転換しようと思って角をバックしていたのですが、そのすぐそこにあるゴミ捨て場に、袋を持った人がやってきました。
 そこで、この人がゴミを捨て終わって去ってから車を動かそうと思い、様子を見ていました。
 ところが、その人は、ゴミを置いたあとも、そこにとどまっています。そして、他の人の捨てたゴミのチェックをし始めました。
 しかも、一つ見終わったら次を見始めました。そこで、待つ必要もないと判断し、車を発進し、その場を去りました。
 4コマ漫画などで、よくこのような「ゴミ奉行」がネタになります。そのため、存在は知っていました。しかしながら、実際にその現場を見る日が来るとは思いませんでした。
 一体、何の情熱で、こんな寒い朝にゴミ袋をチェックするのでしょうか。自分的には不可解ですが、その人にとっては重要な理由があるのでしょう。
 そういうわけで、朝からちょっと不思議な気分になりました。

2016年11月05日

16年ぶりにユーカリが丘に行く

 佐倉市のユーカリが丘という街に行きました。前に行ったのは20世紀が終わる頃でしたので、16年ぶりくらいになります。
 相変わらず、駅の脇にホテルがあり、向かいにはショッピングセンターがあり、新交通システムの駅がありました。
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 外から見た分にはあまり変化は感じませんでしたが、中に入ったら、大きく変わっていました。
 当時、ショッピングセンターの大半をイオン系のスーパーが占めていました。
 ところが、しばらく前に、イオンが数百メートル離れた所に新ショッピングモールを作り、駅前の建物からは撤退してしまいました。
 その結果、駅前の建物の大半はガラガラになってしまいました。
 しかしながら、この区間は、通路も兼ねていたため、現在でも人が通ることができ、その「廃墟」の中を歩けるのです。
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 そして、この「廃墟」を抜けて外に出ると、前方に、新たにできたイオンのモールと、新交通システムの「地区センター」駅が見えました。
 以前行ったときは、この地区センター駅で降りると、現在は跡地になったイオン系スーパーと直結する通路があり、そのままスーパーに行った記憶がありました。
 撤退した今、その通路を使う人はどれだけ減ったのだろうか、などと思いました。
 ただ、来年春には、ここに新たなショッピングモールができるそうです。それができたら、もう一度行ってみようか、などと思ったりしました。

2016年11月04日

「きょうこう」採決

 TPP特別委員会で、「採決が行われ、可決された」という報道がありました。
 しかしながら、様々な意味で、「採決」だの「可決」だのというのに値しない、常識もルールも無視した、異常なものだった、というのが実態です。
 昨年の安保法制=戦争法の「可決」も異常きわまわるものでしたが、今回は、それをさらに上回った異常さです。自公政権による「国会崩壊」がより一層深刻になっている、と言わざるをえないでしょう。
 当然ながら野党は「強行採決」と批判しています。もちろんそれは正しいのですが、自分的には「凶行採決」もしくは「狂行採決」とも言うべきものなのでは、とも思っています。
 色々、異常な事が国内外で起こっています。それを象徴する「きょうこう」がまた一つ増えたな、と心底呆れています。

2016年11月02日

酒の飲み方が変わった

 最近、つきあいなどで「外飲み」した時の、酒の飲み方・回り方が変わってきました。
 昔ほど無茶飲みしなくなった事もあるのですが、とにかく、全然酒がまわらないのです。
 そういう事もあって、適当に酒を切り上げ、帰宅途中に晩酌を購入して、家で一杯やる、というのが定番になっています。
 おかげで、飲み会の時の代金はそこそこ節約できているのですが…。
 年とともに体質が変わったのでしょうか。また、精神的なものもあるのでしょう。
 そういう事もあり、最近では、家族やかなり親しく気さくに話せる限られた人と飲むときを除いては、「外飲み」そのものをやめようか、とも思っています。
 若い頃は、外で仕事関係の人と飲み、酔って騒ぐのが好きでした。その頃と比べると、我ながら変わったものだな、とつくづく思いました。

2016年10月31日

「早朝型」への転換

 諸事情により、当分の間、週のほとんどが「早朝に起きる生活」になることになりました。
 朝寝が大好きな身としてはちょっと大変ですが、避けるわけにはいきません。
 いずれにせよ、早起きするためには早寝をせねばなりません。
 その生活リズムを作るために、しばらく悪戦苦闘しそうです。
 そのため、ここの更新のリズムも変わるかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。

2016年10月29日

風邪の治りかけ

 週の頭にひいた風邪がなかなか完治しません。
 というわけで、この一週間は、体調に悩まされながら過ごすことになりました。
 まあ、今週に入って、急に冷え込みが厳しくなった、というのもあるのでしょう。また、年相応に抵抗力が落ちている、というのもあるかもしれません。
 まあ、そうこう言いつつ、今日はかなり全快に近い状態まで戻すことができました。
 とはいえ、「風邪は治りかけが大切」と言います。それを意識し、今日も静養に心がけ、完治した明日を迎えようと思っています。

2016年10月26日

風邪をひく

 日曜の朝に、急な用事が発生し、慌てて出かけて対処したら、そのときに体を冷やしたようで、風邪をひいてしまいました。
 水を飲むのも痛いくらい喉に炎症が起きたので、病院に行くと「いま、流行りの風邪」とのことでした。
 ということもあり、薬を飲んだ上でほぼ16時間布団に潜るなど安静にしていたのですが、なかなか治りません。
 やはり、簡単に風邪が抜けない年齢になっているのでしょうか。
 いずれにせよ、早く全快させたいものです。

2016年10月22日

終わりの前日

 「明日が世界最後の日だったら、どうするか」という問いがあります。
 もし自分がそう尋ねられたら、「その『地球最後の日』を回避するために頑張る」と答えます。
 それはともかく、世界が消滅しようと残存しようと、翌日で人生が終われば、その人にとっては、「明日が世界最後の日」なわけです。
 自分がどうするかはともかく、もし、そのような事になったら、その人は、何を考えてその一日を過ごすのでしょうか。
 そんな事が、何かあるたびに頭を巡った一日になりました。

2016年10月19日

「ムダ」を減らすために「ムリ」させる

 かつて、業務改善の指針として「ムダ・ムラ・ムリ」をなくすことが大切」などという言説をよく見ました。
 しかし、ある時期から、この言葉はあまり聞かれなくなりました。ただし、聞かれなくなったのは「ムラ」や「ムリ」の二つで、「ムダ」については、今でも多くの会社が懸命になくそうとし続けています。
 もちろん、本当に無駄なことならどんどん辞めるべきでしょう。しかしながら、「ムダ」を削りまくったあと、さらにもっと「ムダ」を削ろうとするため、異常な事が起きています。
 たとえば、ベテラン社員に払う給料は「ムダ」だと言ってリストラし、その結果、会社の技術力が落ちてしまう、などという感じです。
 要は、「ムダ」を省くために「ムリ」をしているわけです。その結果、いくら「ムダ」を省いても、業務の環境は改善どころか改悪される一方です。
 実際、そのような「ムリ」を導入したために起きた事故や悲劇が頻発しています。
 この「無理をして『ムダ』を削る」という習慣が続く限り、働く環境は悪化する一方になるだろうな、と思っています。

 

2016年10月18日

マッチポンプ

 朝日新聞は、「貧困に苦しむ人」のルポを定期的に載せています。その衝撃的な内容に対し、ネットでの反響も多いようです。
 しかし、読んでいると非常にひっかかるものがあります。当然ながら、貧困問題の原因の一つは、収入の低い人が、本来受けられるべき社会保障を受けることができない、というのがあります。
 朝日新聞の記事もそこに切り込んでおり、「公的機関がよりきめ細やかな対処をすることが必要なのではないか」という感じの「提言」が文末につくことが多々あります。
 しかし、公的機関が対処できないのは、別に彼らが暇なのにサボっているからではありません。そのような社会保障に関する予算・人員は削られているから対処しきれない部分が多々あります。さらには、「上の方針」でそのような困った人々を見殺しにする行政が行われている、という現実もあります。
 そして、朝日新聞は、前大阪市長に代表されるような、そのような事を行う政治家をもてはやしていました。要は、公的機関がきめ細やかな対処ができなくなる政治を批判どころか応援していたのです。
 にも関わらず、第三者に見せかけて、貧困問題を彼らに寄り添うようにする「報道」にはかなりの違和感があります。
 同時に、もし日本からこのような貧困問題がなくなったら、この類の記事を得意とする朝日の記者は残念がるのでは、などとも思いました。

2016年10月14日

リーダーの重要性

 「一頭のライオンに率いられた千頭の羊は、一頭の羊に率いられた千頭のライオンに勝つ」ということわざがあります。
 子供の頃、これを知ったときは、「そんな事があるか。両者入り乱れたらライオンの集団のほうが強いに決まっているだろうに」と否定していました。
 しかし、社会人になり、色々な所で働いた経験を積めば積むほど、この格言の正しさが身に染みるようになりました。
 それだけ、残念な人に率いられ、その環境に慣れてしまった人を見たわけです。そうなると、いくら元々持っていた能力が高くても、「残念な人の部下」としてしか行動できなくなってしまうのです。
 ちなみに、自分が10年ちょっと前までいた職場では、極めて残念な人がトップをやっていました。その「カリスマ性」は強く、その人が世を去った後でも、薫陶を受けた人が、遺志を受け継いで残念な事ばかりやっています。しかもそのおかしさが、日々エスカレートしてきています。
 それを見ていると、リーダーを選ぶことの重要さ並びに、間違ったリーダーに従い続けることがいかに危険であるかという事を、しみじみと感じてしまいました。

2016年10月12日

プロだったら出場停止?

 先月、ある将棋大会に出場しました。
 対局中、家族からスマホに電話がかかってきました。
 そこで、席を外し、会場の片隅で応対しました。
 長年、将棋大会に出ていますが、こんな事は日常茶飯事です。
 特に、昨年までやっていた仕事では、曜日を問わず、携帯に仕事関係の電話が入るのが普通で、対局中に少なからぬ時間を割いて予約受付や問合わせ対応をする事も多々ありました。
 それくらい当然だった「対局中に離席してスマホ使用」ですが、プロの世界では、その疑惑を持たれただけで、高額賞金が出る勝負に出場停止になるような案件になってしまったようです。
 そのニュースを見たとき、この「将棋連盟ルール」が自分の出ている大会に適用されていたら、自分も電話に出た時点で出場停止になっていたのだろうな、などと思ったりしました。
 なお、問題になったプロの件については、色々ひっかかる事があるので、後日詳しく書くかもしれません。

2016年10月10日

教わらなければ一生分からない事

 相変わらず、自動車の運転に四苦八苦しています。
 特に、先月から今月にかけ、相次いで失敗をしてしまいました。
 運転に慣れたゆえの油断かと思い、気を引き締めています。
 そんな中、今日は、夕方、ベテランの人に隣に乗ってもらい、運転しました。
 そこで、ヘッドライトをつけたり消したりするタイミング教えてもらいました。
 その際、免許を取って以来9ヶ月間の疑問が解けました。
 ライトをつけるには、ウインカーを出すレバーを捻ります。一回ひねるとスピードメーター部分が明るくなりますが、ライトはつきません。
 この10ヶ月、これが極めて不思議でした。「何で、スピードメーターを明るくするだけで、一つの段階があるのだろうか」と思っていたのです。
 しかし、今日、その際に同時にテールランプが点灯する、という事を知りました。
 もしここで教わる機会がなければ、一生、「一回ひねるのはスピードメーターを明るくするだけの機能」と思い込んでいたでしょう。
 「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」ということわざを痛感したドライブになりました。

2016年10月08日

10年前に感銘を受けた著者の講演を聞く

 とある人の講演会が千葉駅近くでありました。
 10数年前、たまたま図書館で、その人の著書を見つけて読み、その内容の深さに感銘を受けた事がありました。
 その後も、ネットやテレビなどで、その人の鋭い発言や解説を読み、強く感心したものでした。
 今日は、色々とたてこんでおり、他の人なら、その講演会をキャンセルするところです。
 しかしながら、これを逃せば、次にいつ「ナマ講演」を聞けるか分からない、と思い、無理して時間をひねり出して、参加しました。
 そこで聞けた話は、本やネットで読んでいた以上に、印象に残るものでした。特に、以前から疑問に思っていた事を、非常に明快な言葉で解説していた事には、10数年前に著書を読んだときと同じ気分になりました。
 世の中にはすごい人がいるものだ、と再認識することができた、貴重な日になりました。

2016年10月07日

遺族感情と死刑の関連性

 よく死刑存続を主張している人の論拠に「被害者遺族の感情を考えると死刑は必要」というのがあります。
 一見、もっともそうに見えますが、よく考えるとかなりの問題があります。
 戦後だけ見ても、日本には冤罪であるにも関わらず、死刑判決が出た事件が多数あります。死刑判決を受けた五人がいずれも無罪になった松川事件をはじめ、免田事件・財田川事件などが有名です。
 また、判決が確定していないものの、もはや死刑判決を受けた人が冤罪であることが間違いない、袴田事件などがあります。

 しかしながら、これらの方々が無罪だったというのは今だから言える話です。当時の警察からの報告や報道を見ていた遺族の方は、死刑判決を受けた方々が犯人だと思いこんでいた可能性が極めて高いでしょう。
 実際、これらの方々の無罪が確定したときの報道で、一部マスコミは、被害者遺族の「今でも犯人だと思っている」という談話を掲載したことがありました。
 つまり、冤罪を着せられた人の主張や反証など無視して死刑を執行していれば、「被害者遺族の感情」は満足したわけです。
 その「遺族の感情」を満足させるために、無実の人が死ぬという結果になったわけですが…。
 ここまで読めば、「被害者遺族の感情を考えれば死刑は必要」というのがいかにズレた考え方であるかがわかるのでは、と思います。

2016年10月06日

国会崩壊

 自民党の大臣たちが、仲間のパーティに出席した際、白紙の領収書を渡して、受け取った側が金額を記入していた事が国会で追求されていました。
 それに対し、大臣の一人は、「領収書作成方法は法律で規定されておらず、法律上の問題は生じない」と答弁していました。
 つまり、「法律のどこにも、『領収書は発行した側が金額をかくべき』などと書いていない」と主張しているわけです。
 領収書というのは、「○○円を受け取りました」という事を証明するものですから、お金を受け取った人が、領収書に金額を書き入れるのは当然の話です。
 もしこの大臣の答弁が通るなら、領収書が関係してくる法律に「領収書とは金額を受け取った人が、その金額を書く」に始まり、領収書として認められるための定義(=世間一般の常識)を延々と条文に書く必要が生じてしまいます。
 子供の口喧嘩で、「○○するのはおかしい」と言うと、「そんな法律いつできた?」と言い返す、という定番があります。それと同レベル、いやそれ以下の事を、内閣を構成する人々が国会で堂々と言っているわけです。
 よく「学校崩壊」という言葉を聞きますが、さしずめこれは「国会崩壊」とも言うべき現象になっているのでは、と思い呆れました。

2016年09月28日

慣れる

 7月から異動になって初めた仕事は、これまで全く経験していなかったものでした。
 それだけに、最初は、仕事の流れが全然つかめませんでした。
 しかし、2ヶ月目の今日、ある業務を行ったところ、最初にやったときとはかなり感触が異なり、円滑にできた事に気づきました。
 思わず、「あれ、もう終わったのか?」と驚いてしまったほどでした。
 とりあえず、達成感を得ることができました。
 もちろんまだまだ課題は山積しています。それを解決し、さらなる達成感を得たいものだと思っています。

2016年09月27日

住居表示制度

 10代の頃、東京を中心に、昔と現在の対比写真を得意とする作家さんが好きでした。
 その作家さんは、住居表示制度により、昔からの伝統ある地名が、システム化された住居表示になる事に、たびあるごとに反対を表明していました。
 その影響もあり、自分も住居表示制度に対し、否定的な思いを持っていました。
 しかし、数ヶ月前から、特定の住所に物を配達する手配が仕事の一つになりました。
 そのため、住宅地図で登録されている住所を実際の場所に紐付ける業務が増えました。
 すると、住居表示制度を導入していない町の地番の割り振りが、極めて不規則である事を知りました。
 例えば、同じ「◯◯町××番地」が、1キロにわたり続く、などという現象がある事もありました。
 これだと、実際の場所を判定するのが極めて大変になります。また、地番が並んでいる別の場所が遠くはなれている、などという事もありました。
 それを機に、住居表示制度が、いかに物を配る人にとって有益であり、必要性があるという事に気づきました。
 物事の良し悪しを判断するには、多角的な視点が必要である事を、改めて痛感させられた一件でした。

2016年09月24日

ちょっとずれると…

 毎週一度、自動車で行く場所があります。
 いつも同じ道を通るのも味気ないと思い、今日は別の経路で行こうと思いました。
 別の経路とはいえ、大半は行き慣れた道や場所を通ります。そういう事もあり、事前に地図でイメージをしておけば。簡単に行けるだろう、と思っていました。
 しかし、初っ端から曲がる場所を一つ間違えて行き止まりの道に入るなど、行き慣れない道に入った途端に、道を間違えました。
 その後も、何度も間違えてしまい、ついに自分がどこにいるかわからなくなってしまいました。
 そこで当初の予定を断念し、普段使っている経路に戻りました。
 徒歩や自転車はもちろん、鉄道でも自分がどこにいるかは常に把握できていました。しかし、同じことが自動車だと全然できない、という事に愕然としました。
 この「自分がどこにいるか、どこに向かっているかが分からない」というのは困る上に、精神的にも嫌なものがあります。
 早く自動車運転における土地勘も身に着けねば、と強く思いました。

2016年09月21日

鳩の群れ

 雨のなか、自動車を運転していました。信号待ちの途中、脇に歩道がない「自動車専用道路」になっている部分に陸橋がありました。その下で、鳩が群れて雨露をしのいでいました。
 徒歩や自転車に乗っている時に鳩の群れに近づくと、即座に散り散りに逃げ去ります。
 しかしながら、距離はさほど変わらなくても、人間が自動車の中にいれば、全く気にならないようで、こちらがじっと見ても、変わらずに寄り添っていました。
 知られざる「鳩の一面」を見ることができました。こういう事も含め、自動車運転をすると、日々新鮮な発見があります。

2016年09月19日

ブロンズウィーク

 駅前の店舗に「SilverWeek」と表示されていました。
 この「シルバーウィーク」は、敬老の日が9月の第3月曜日になり、かつ、「祝日と祝日の間は祝日」という法律ができた結果誕生したものです。
 もし、秋分の日が水曜日だと、間の火曜日も祝日となり、土日とあわせると五連休になります。確か、昨年もこれが実現したと思います。
 しかしながら、今年のように、秋分の日が木曜だと、土日あわせての三連休のあと、平日が二日続き、祝日、平日、土日、という日程になります。
 休みが多いのは確かですが、昨年のシルバーウィークに比べると見劣りました。
 というわけで、今年のようなパターンは、シルバーより一段階下げた「ブロンズウィーク」にしてもいいのでは、などとその「SilverWeek」と書かれた看板を見ながら思いました。

2016年09月16日

祭りのあと

 遅くまで仕事し、さらに寄る所があったので、週に1回だけ使う道を通って帰宅しました。
 普段、その通りは、非常に閑散としています。ところが、今日は、全く違う雰囲気でした。
 今日は、その道の近くにある神社のお祭で、通りには模擬店が出ていました。
 ただ、ちょっと前に終了時間になっており、それぞれ、店じまいを始めていました。
 それを見たときは、「もう少し早く仕事が終わっていれば、何か買い物できたのに…」とちょっと残念に思いました。
 ただ、その中で、金魚すくい店だけは、粘って営業し続けていました。他の店と違い、「売れ残りを再利用」できないからでしょう。
 これまで、何度も祭りに行って模擬店で買い物をしました。しかしながら、それの店じまい、並びに、粘って営業を続ける様子を見たのは初めての事でした。
 買い物ができなかったのは残念でしたが、貴重な経験ができたと思いました。

2016年09月14日

高湿度が続く

 9月も中旬となり、すっかり日も短くなりました。また、あの焼けるような陽射しもかなり弱くなりました。
 しかしながら、湿度が高すぎで、全然楽になりません。むしろ、外出から帰宅した時にかく汗の量は、8月より多いように思われます。
 多発する台風もそうですが、完全に気候が変わってしまったようです。
 やはり温暖化の影響もあるのでしょうか。
 いずれにせよ、早く過ごしやすい季節になってほしものです。

2016年09月12日

豊洲「市場前」駅

 東京の埋立地を走る新交通システム「ゆりかもめ」が10年ほど前に有明-豊洲間を延長開業しました。
 その区間に初めて乗り、「市場前」駅に電車が止まった時は、かなりの衝撃がありました。
 駅名は「市場前」ですが、市場などどこにもありません。それどころか、駅の周辺には、空き地と道路しかないのです。
 地方ローカル線には色々乗りました。そのなかで、周囲に人家がない「秘境駅」も見たことがありましたが、人気はなくても、山や海はありました。
 そういう事もあり、「長年、色々な駅を見てきたが、ここまで『まわりに何もない駅』は初めてだ、と驚いたものでした。

 もちろん、駅名を見たときに、「将来、ここに市場ができる予定だ」という事は分かりました。
 しかし、その時点では知らなかったのですが、この広大な空き地は、東京ガスの工場跡地で、有毒物質が大量に存在し、市場にするなど到底ムリな場所だったわけでした。
 今日も、昼のTVで共産党都議団提供の市場予定地の地下写真が各局で流れていました。どう考えても、ここに食料品を大量に扱う市場を作るのはムリだと非常によく分かるものばかりでした。
 こうなると、「市場前」駅の周りのかつての空き地に造られた建物が「市場」になる日は永遠に来ないかもしれません。
 もしそれが確定したら、「市場前」駅は、どのような名前に変わるのだろうか、と思いました。

2016年09月09日

回線問題の状況がやっと見える

 日曜から困っていた回線問題の原因がやっと見えてきました。
 我が家の利用形態から考えると、回線を変えざるをえないようです。
 色々手間がかかりますが、仕方ないでしょう。
 ちなみに、今の回線は、アパートの構造上の問題に端を発し、割安になるので契約しました。ところが、その後、契約先が売却だか合併だかで別の会社になりました。
 そして先日、勝手にサービスを改悪したのです。しかも、サポートなどに問い合わせても、それについての説明がありませんでした。
 我が家におけるインターネット回線の重要度からして、こんな会社の回線は使えません。
 今の回線に変えた時点で、こんな事が起きるなどと予想するのは不可能です。とはいえ、あの時、回線を変えなければ…とはついつい思ってしまいました。
 まあ、切り替えに関して色々調べるのは楽しいので、それで精神的な不快感を埋め合わせて行こうと思っています。

2016年09月08日

久々のドイツ料理

 以前、船橋に美味しいドイツ料理店がありました。
 何度か行ったのですが、経営者の都合で閉店してしまいました。
 残念に思っていたのですが、先日、ローカル情報誌で、その店の後継として近所に開店したドイツ料理店がある事を知りました。そこで、相方と二人で行ってみました。
 以前の店をそっくり継承したわけではありません。ただ、随所に、以前の店を感じさせる味や雰囲気がありました。
 懐かしさを感じつつ、美味しいビールやソーセージを楽しみました。
 またぜひ行きたいものだと思いました。

2016年09月02日

ストレスを消す言葉

 私生活でちょっと不愉快な事がありました。
 あまりすっきりしない気分でFBを見ていたのですが、その中で、長年お世話になっている方が、自分の事を書いてくれていました。
 日中、その方のChromeで原因不明の不具合が発生し、FBがうまく使えなくなりました。lいくつか調べてみたのですが、原因がわかりません。仕方ないので、回避策として、別のブラウザでFBを見る方法を説明したわけです。
 かなり後ろ向きな「解決策」ですが、その方はとても喜んでくれ、FBでも絶賛してくださいました。
 読み終わると、気分がかなりすっきりした事に気づきました。
 結果的に、救われた度合いの大きさは、その方よりも自分のほうが大きかったわけです。
 こういう事もあるので、自分も何か他人に良くしてもらって嬉しく思ったら、それを積極的にネットやFBに書こうと思いました。

2016年09月01日

ブログ形式にして12年

 このサイトの日記に当たる部分(要は、いま読んでいただいている所です)にブログのエンジンを入れてから今日でちょうど12年になりました。
 その4年前から、サイト上に「日記」を公開していました。当時からすでに、「日記公開ツール」みたいなものはありました。しかしながら、それは使わず、HTMLを書いていました。
 しかしその後、、Movable Typeというブログの仕組みが無料で公開され、しかも自分のサイトに組み込むことができるようになりました。それを機に導入する事にしました。それに合わせてトップページも大改装しました。
 それから、もう干支が一周りしたものです。長いようで短いようにも感じます。楽しいこと、驚いたこと、そしてとても悲しい事があった12年でした。
 その12年間、サイトのトップは一切改装していません。トップ絵は定期的に変えていますが、あとはそのままです。要は「12年前からデザイン的には進歩していないサイト」なわけです。
 実は、昨年の秋までは、プロのウェブデザイナーである弟に費用を払ってサイトのデザインを新しくする事をかなり具体的に考えていました。しかし、それは本人に話す前に永遠に不可能となってしまいました。
 それ以来、開き直って、一生このデザインを通していこうか、などと思っています。
 あと、12年後となる2028年の9月1日に、自分は何を書いているのだろうか、などと思ったりもしました。

2016年08月31日

連れ立って映画鑑賞

 現在上映中の作品で、ともに興味があるものがあったので、相方と二人で観に行くことにしました。
 自分は基本的に映画を一人で観に行くのを好みます。最後に、誰かと映画を見に行ったのは、小学生の時に親に連れられて映画を見た時以来のことでした。
 普段、一緒にテレビを見ているときは、その画面を話題のタネにするわけです。映画館ではそれはできないので、終始黙って画面を見ていました。
 一人で観に行っても同じではあります。ただ、話す相手がいないのと、隣にいるのに話せないでは、かなり違うものだな、と思いました。
 そして、終わって劇場を出たあと、すぐに感想を話しました。これも自分的には新鮮な体験でした。
 映画が期待通り面白かった事もあり、なかなか有意義な時間を過ごすことができました。また、ともに興味をひく映画があったら行ってみたいものだと思いました。

2016年08月28日

気づいたらいなかった隣人

 隣の部屋に、ギター演奏が好きな人が住んでいました。
 興が乗ると夜でもかまわずギターを弾き始めます。別に大音量というわけではないのですが、率直に言って迷惑でした。
 一方、隣なのに、顔を見る機会はありませんでした。また、表札も出していないので、名前も分かりませんでした。
 そういう感じで、10年以上、「顔も見なければ会話もない、たまにギターに迷惑する」という「お隣づきあい」を続けていました。
 ところが数ヶ月前、朝にゴミ出しに行ったとき、部屋に戻ろうとするお隣さんとすれ違いました。「ミュージシャン」という雰囲気はまったくない、普通の初老の男性でした。
 そして、先日、なんとなくお隣の玄関が目に入りました。すると、郵便受けの所に「転居しましたので投函しないでください」という張り紙がありました。それで初めて、転居した事を知りました。
 長年、「お隣」だったのだから、我が家に挨拶くらい来れば、とも思いました。まあ、そんな気遣いができるなら、夜にギターなんか弾かないでしょうが…。
 とりあえず、「これで、夜に変な音を聞かされる事はなくなったんだな」と安堵しました。

2016年08月25日

正しい日本語?

 よく、テレビやお役所発表で「正しい日本語はこうだ」と流される事があります。最近では、「目上の人に『お疲れ様です』を使うのはおかしい」というのが話題になりました。
 これらの発表を見るたびに疑問があるのですが、「正しい日本語」を決める権限はどこの誰が持っているのか、という事です。
 よくあるお役所発表を見れば文部科学省という事になるようですが、主権者たる日本国民として言わせてもらえば、そのような権限を文部科学省に与えたおぼえはありません。
 そう考えると、どこにも、発表されたものが「正しい日本語」である保証はないのでは、と思っています。
 ちなみに、先述の「目上に『お疲れ様です』は非礼」ですが、四半世紀ほど社会人をやり、幾つかの団体・企業などで働きましたが、そのような指摘を受けた事は一度もありません。

 他にも、「キンキンに冷えたビール」はおかしい、などというのもありましたが、日本語を母語にし、かつビールを飲む人なら、その言葉の意味はすぐに伝わるでしょう。
 それが「正しくない日本語」というのもおかしい話です。

 たとえば、「私は鳥が流暢だ」という言葉があれば、これは明らかに「正しくない日本語」です。何を言いたいか分かりません。
 また、「奈良の観光地の人混みではしかに注意する必要がある」もあまりいい日本語ではありません。なぜならば、これは「人混みでは鹿に注意するがある」のか「人混みで麻疹に注意するがある」のかわからないからです。
 逆に言えば、そのような意味不明だったり意味が判別できないような言葉でなければ、「正しい日本語」なのではないでしょうか。
 にも関わらず、どこかの役所や研究者(?)が、多くの人が普通に使っており、かつ問題なく意味が通じる言葉をあげつらって、「これは正しい日本語でない」というのは、いかがなものなのか、と思っています。

2016年08月22日

20年前に潰れた雑誌が遺したもの

 20年ほど前、雑誌の編集者をやっていた事がありました。
 色々と面白い事をやることができ、悩みつつも楽しく仕事ができました。
 特に力を入れていたのは読者コーナーでした。もともと、漫画・アニメ的なものとは縁のなかった雑誌でしたが、当時の流行も含め、そっち系の雑誌のような読者コーナーに「リニューアル」させたのが、一番想い出に残る仕事でした。
 そのような努力の甲斐もなく、売上不振で廃刊になってしまいました。その最終号が出たのが、1996年の8月22日でした。今から20年前の事になります。
 20年前になくなった雑誌ですが、今でも、その雑誌の編集に携わっていたのがつい数日前であったかのように感じてしまいます。
 まあ、その理由としては、その読者コーナーの常連投稿者の一人が今の相方で、その顔を毎日見ているから、というのがあるためなのでしょう。
 そういうわけで、廃刊して何十年経っても、我々の家庭があるかぎり、この雑誌は「生き続けている」と思っています。

2016年08月20日

発奮するために暴言?

 指導的立場にある人が、目下の人間の失敗に対して暴言を言い、それを「彼が発奮するためにあえて行った」などと言い訳する、というのがよくあります。
 自分も社会人になりたての頃、先輩や上司から仕事のミスに対し、よく暴言としか言いようのない形で「叱責」されました。時には自分のみならず、家族に対してまで侮辱的な言葉を投げつけた輩もいました。
 しかし、それに対して「発奮」する事など、全くもってありませんでした。
 自分の未熟さ故の失敗はもちろん事実として受け止め、反省します。
 しかし、だからと言って、自分より経験が豊富だから仕事をこなせるだけの人間に、自分の人格を否定されるいわれなどありません。
 その一方で、失敗や未熟さに対しては厳しい事を言うけれど、決して自分を見下すような事はしない上司もいました。
 その人の説教や叱責は、本当に役に立ちました。また、不当な事はなかったので自分の未熟さに対する怒りはあっても、その上司に対する怒りは一切ありませんでした。
 その後、経験を積み、またそのような優れた上司の指導もあって、かつて自分に暴言を放った人々を上回る仕事ができるようになりました。
 もちろん、その時、「今の自分があるのはこの人達の発言に発奮したからだ」などとは一瞬たりとも思いませんでした。
 単に、「あいつら、この程度の仕事しかできないくせに、ちょっと経験があるからと言って、あんなに偉そうな態度をとっていたんだな」と呆れただけでした。
 そういう事もあり、自分はその後も、後輩などに対し、「発奮させるための暴言」などは、絶対に言わないよう、強く心がけています。

2016年08月18日

とりあえずつけるテレビ

 相方は、「音がないと落ち着かない」というタイプなので、基本的に、常にテレビをつけています。
 たまに、見たいテレビが何もなくなると、自分にチャンネル選択をまかされる事があります。
 自分が好きなテレビといえば、サッカー中継・アニメ・旅番組・動物番組くらいです。それがいずれもないと。選択に困る羽目になります。
 しかしながら、最近、便利なチャンネルを発見しました。それは「放送大学」です。
 他のTV番組と違い、低俗な話も、子供だましのデマも流しません。もちろん、排外主義を煽るような反知性的な近隣諸国中傷など、一切報じません。
 興味がなかったり、高度すぎて理解できない話でも、耳あたりなく聞けます。というわけで、最近は「困ったときは放送大学」という状態になっています。
 余裕ができたら、恩返しも兼ねて、放送大学の大学院にでも入ろうか、と思っています。

2016年08月16日

不幸中の幸い

 出勤中、もう少しで職場、というところで自転車の動きが急に重くなりました。
 朝から疲れているのかな、と思いながらこいでいたのですが、その動きの重さは異常です。
 そこで確認した所、後輪がふにゃふにゃになっていました。パンクしてしまったようです。
 仕方ないので、5分ほど自転車を押して職場に行きました。
 近所に自転車屋はあるのですが、念のため調べたら木曜までお盆休みでした。そこで、20分くらい自転車を押して、別の自転車屋に行って修理してもらいました。
 その時は、「よりによってこんな時期に故障するなんてツイてないな」と思いました。
 しかし、修理から戻ってきた自転車で帰宅しようとしたら、かなりの雨が降ってきました。
 そんななか、修理したての自転車は快調に走っていました。
 その時、「もし今パンクしていたら、シャレにならない事態になっていたな」と思いました。
 どうやら、朝に思ったほど、ツキはあったのだな、と気付きました。
 ちなみにパンクの原因は経年劣化でした。考えてみれば、この自転車を買ってからほぼ三年経ちました。しかも、週に6回ペースで乗っているわけです。
 よく頑張ってくれたものだ、と交換された後輪に感謝しました。

 

2016年08月12日

安易な購入で大失敗

 週に一回、自分で夕食を作る日があります。
 「メインディッシュ」は常に麺類にしています。そして今回は冷やし中華にしようと思いました。
 値段だけ見て好物の醤油だれの袋を買い、茹でて冷やし、タレをかけて食べました。
 ところが、楽しみに食べた瞬間、口内に違和感が走りました。
 慌てて袋を見たら、「マヨネーズを入れてよりコクを出しました」と書いてありました。
 自分は、醤油だれの冷やし中華は好きですが、マヨネーズはかなり苦手です。
 店でマヨネーズつきの冷やし中華が出てきて驚いた事はありますが、まさか、タレにマヨネーズを練りこんである冷やし中華がスーパーで売られているとは夢にも思いませんでした。
 おかげで、かなり寂しい夕食になってしまいました。
 同時に、今後は袋入りの麺を買う際は、説明と成分表を熟読せねば、と強く思いました。

2016年08月10日

変わらない味と変わった食欲

 結婚してから数年間、津田沼パルコにある「カプリチョーザ」というイタリアンのチェーン店でよく食事をしました。
 特に、トマトとニンニクのスパゲティ・ライスコロッケは我が家で大人気で、必ず注文していました。
 しかしながら、ある年に閉店してしまいました。
 先日、外食に行く話があり、どことなく、このトマトとニンニクのスパゲティの話が出てきました。津田沼店はなくなりましたが、海浜幕張の店は営業中です。
 そこで、スパゲティとライスコロッケを食べに、わざわざバスに乗って海浜幕張まで行きました。
 定番メニューを食べ、ちょっとアルコールも入れました。そして、満足して会計したのですが、その料金は、津田沼でガンガン飲み食いしていた頃より、かなり安価でした。
 まあ、津田沼で食べていた時は、スパゲティ・ライスコロッケ・サラダに、肉もしくは魚料理、さらにはつまみを数点、というのが定番で、アルコールもそこそこ飲んでいました。
 しかし、二人とも年齢に応じて自然と飲食とも量が減り、必然的に金額も下がったわけです。
 トマトとニンニクのスパゲティもライスコロッケも味が変わらず美味でした。しかし、食べる我々は、知らず知らずのうちに変わっていたのだな、と思わされました。

2016年08月05日

なぞのかさぶた

 何気なく頭に手をやったら、毛根のあたりに何かくっついていました。
 ゴミかと思って払おうとしたら、頭にくっついています。
 不思議に思いながら、ゆっくり剥がしたら、かさぶたみたいなちょっと赤みのある小さい粒がはがれました。
 知らないうちに、頭に怪我をしていたのでしょうか。
 それらしい事をした記憶がなかったので、ちょっと気味が悪くもありました。まあ、寝ながら頭でもかいていたのだろうな、と思うことにしました。

2016年08月03日

交通規制情報

 職場の近くにある神社でお祭りがあり、仕事で使っている道が交通規制の対象となってしまいました。
 その影響でちょっと離れた所での作業をする事になりました。夜になり、そろそろ交通規制も終わる頃かと思って、ネットで「お祭りをやっている神社名 交通規制」で検索してみました。
 一番上と二番目に出てきたのは、神社の公式サイトでした。しかしながら、いずれもお祭りについては書いてありますが、交通規制については一切言及していません。
 三番目に出てきたのは、神社の近くにある人気料理店のサイトでした。
 非常に分かりやすく交通規制の情報が書かれていました。しかしながら、当然ながらあくまでもその店舗周辺の情報だけでした。自分の求める情報を網羅していません。
 それに続き、職場の前を走っているバス路線の運営会社のサイトが出てきました。

 そこを開いてみたところ、昼下がりに二本ほど運休するが、夕方には規制が解除されるので、運航再開される、と書かれていました。
 これは明らかに、自分が事前に得ていたおぼろげな情報と異なります。不思議に思ってよく読みなおしてみたら、「8月3日(金)」という表記がありました。
 当然、今日は「8月3日(水)」です。つまり、これは過去の情報だったわけです。
 結局、ネット検索では、交通規制の終了時刻は分からずじまいでした。
 ネットで検索すればかなりの情報が分かりますが、全ての情報が分かるわけではないな、と改めて実感させられました。
 ただ、神社においては、交通規制をかける以上、ぞれに関する情報を公式サイトに載せてほしいものだと思いました。同時に、バス会社においては、過去の交通規制情報は終わり次第サイトから削除すべきなのでは、と思いました。

2016年08月01日

土用丑の日

 一昨日は「土用丑の日」でした。
 ただ、相方はさほど鰻が好きなわけではない(嫌いなわけでもありません)ので、我が家では、丑の日だから鰻を食べる、という習慣はありません。
 ただ、その日にスーパーに買物に行ったら、鰻の蒲焼きと炊き込みご飯の試食販売をしていました。
 それを食べ、自分的に「今年の土用丑の日」を完結させました。
 合わせて超小皿ふたつ分です。つつましい「丑の日」でしたが、自分が子供の頃と比べると、鰻の量は激減し、絶滅危惧種になりつつあります。
 それを考えれば、適切な「土用丑の日」の過ごし方だったかも、などと思いました。

2016年07月30日

都知事選

 明日は都知事選の投票日です。
 1998年に千葉に引っ越すまで、自分も東京都民でした。そして、千葉に来た翌年に、石原慎太郎氏が都知事になってしまいました。
 石原氏は、教育をはじめ、様々な極右的な政治を行いました。
 当時、千葉から東京に通勤していた「千葉都民」である自分も、その被害を間接的に受けたものでした。
 明日の選挙は、革新的な政策を掲げる鳥越俊太郎さんと、石原氏とほとんど同じ極右的思想を持つ女性候補と、前任の舛添氏同様に自公の推薦を受ける候補の争いとなっています。
 保守の二人は、石原氏以降の極右的・一部の豊かな人のみ得をする都政を目指しています。
 それに対し、鳥越さんは、「住んでよし」「働いてよし」「学んでよし」「環境によし」のキャッチフレーズに代表されるように、豊かでない人でも幸せに暮らせる都政を目指しています。
 これまでの歪んだ都政を変えるためにも、ぜひ鳥越さんには都知事になってほしいと思っています。

2016年07月29日

カラオケとジェネレーションギャップ

 一回り年上の人達とカラオケに行く機会がありました。
 自分はさほどカラオケは好きではありません。ただ、相手に合わせるためにレパートリーは広く浅く用意しています。
 というわけで、今日は共通の話題になりそうな曲と、年上の方々に合わせた1960年代の流行曲を歌うことにしました。
 ところが、その一回り上の方の還暦を過ぎた方のレパートリーは、自分の想像を絶する者でした。一曲目は「ルパン三世2期」のオープニングで、二曲目は30年前の流行アイドル曲だったのです。
 考えて見れば、このような「カラオケ処世術」と身につけたのは、今から20年以上前の話でした。
 冷静に考えれば、「20年前のカラオケ処世術」が通用しないのも当然です。
 カラオケの「経験値」も修正しなければ、と思わされた飲み会になりました。

2016年07月26日

虐殺が日常化した世界

 相模原市で虐殺事件が起きました。日本では戦後最悪の死者数だそうです。
 22日にはドイツのミュンヘンで、23日にはアフガニスタンのカブールで、24日にはイラクのバグダッドでテロが発生し、多くの人が亡くなりました。つまり、この一週間だけで、主だっただけで4回の大量虐殺が発生したわけです。
 さらに、月初にはバグダッドで(つまり今月だけで二度の虐殺がイラクでは起きたわけです)、中旬にはフランスのニースで大量虐殺が起きています。また先月はLGBTの方が集まるクラブで「9.11に次ぐアメリカ史上最悪レベルのテロ」が起きています。
 海外のテロでは、何かあるたびにIS(自称「イスラム国」)の関与の有無ばかりが報じられていました。しかし、今回の件と合わせて考えると、「テロ組織の暗躍」と考えるのは無理があるのではないでしょうか。
 同様に、今回の事件を、海外の事件と関連付けず、「加害者の異常性」ばかり論じるのも無理があると思います。
 なぜこんな頻繁に世界各地で虐殺が発生するか、をもっと根源から考え、その原因を取り除かなければ、このような事件はこれからも起き続けるのではないか、と思っています。

2016年07月24日

もっともらしい風説

 ツイッターで「ポケモンGOをやっている小学生が赤信号なのに道を横断しかけて、間一髪でブレーキをかけた。近くにいた親に文句を言ったら『ポケモンGOは話題になっているのだから運転するほうが気をつけるべきだ』などという理不尽な指摘を受けた」という投稿が何万もリツイートされていました。
 率直に行って、極めて不思議に思いました。
 我が家に子どもはいません。しかし、近所に住んでいる野良猫であるニャン孫が突如走りだして道路を横切るだけで「もし車が来たら…」と不安になります。そして、言葉が理解されないことは分かっていても、「ニャン孫、急に道を飛び出してはダメですよ」と「説教」します。
 その事を考えると、自分が産んだ子どもが一歩間違えたら死んだかもしれない、といった状況で、このような他人事みたいな反応をする親が本当にいるのでしょうか。
 リツイートした数万人の人は、「自分がその親の立場だったらそんな事を言うだろうか」と想像してみたのでしょうか。
 ツイッターに限らず、ネットに掲載される「体験談」には、作り話が少なからず存在しています。まあ、これはネットに限らず、「マスコミ報道」にも言えるのですが…。
 驚くべき情報を目にしたときに「そうだったのか」と信じるのでなく、「これは事実だろうか」と自分の経験や論理思考に照らしあわせて考察するのが重要だな、と強く思いました。

2016年07月23日

二年ぶりの祭り

 となり町のお祭りで、屋台で揚げ物を売りました。
 一昨年以来、通算二度目です(ちなみに昨年は雨で中止でした)。
 一昨年は祭りが始まると同時に行列ができ、以下、ひたすら働き詰めという、「嬉しい悲鳴」状態でした。しかし、今年は開始当初は閑古鳥が鳴くという、かなりつらい状況でした。
 そこで、店頭で無料試食企画をやったり、会場を歩き回って「行商」したりしました。その結果、後半は行列もでき、調理が注文に追いつかないほどになりました。
 反省点もありましたが、色々と楽しめました。ただ、諸事情により、自分がこのような売り子をするのは、今回が最後になります。その点ではちょっとした寂しさもありました。
 もっとも、祭り自体は続きます。来年はちょっと違う立ち位置になりますが、この祭りと揚げ物を楽しめればと思いました。

2016年07月20日

15年半ぶりの「人事異動」

 職場で「人事異動」がありました。まあ、小さい職場なので、仕事の内容が劇的に変わるわけではありませんが…。
 とはいえ、机の移動をしながら、これっていつ以来だろうか、と思いました。
 前の職場は、そもそも人員が自分と弟しかいませんでしたから、人事異動などありえまえんでした。
 その前の職場は、規模の大きな会社でした。しかし、自分はある業務に専任するために入社したため、異動はありませんでした。
 そのひとつ前の職場は、社員が少ないにも関わらず、ワンマン社長による異動が多発していました。しかし、自分は運がいいのか悪いのか、異動はありませんでした。
 そして、大学出てから14年間いた最初の職場では、あわせて6回も異動がありました。
 といっても、最後に異動があったのは2000年の冬で、それから、5年ちょっとは同じ部署におり、その部署の廃止とともに退職しました。
 というわけで、自分にとっては、2000年冬以来、約16年半ぶりの「人事異動」となりました。
 まあ、その間、職場そのものを何度も変わっているわけです。それに比べれば、「新鮮味」は薄いものがあります。
 とはいえ、かなりの懐かしさを感じた、15年半ぶりの「人事異動」でした。

2016年07月19日

嘘をついたもん勝ち

 今に始まった事ではないのですが、世間の風潮として「成功した>>>嘘をついた」という基準が成立してしまったように思えます。
 いくら嘘をついても金を儲ければ成功者とか、いくら嘘をついても当選すれば全て問題なし、という感じです。
 以前は、「いくら成功しても、その前提で嘘をついていれば成功は認められない」というのが普通だったように思えるのですが…。
 そして、その結果として、政界も財界も「嘘つき」が大手を振っています。そして、その被害を受けているのは、素直に真面目に日々を生きている人です。
 このような歪みをまともにするためにも、やはり「嘘つき」は糾弾され、かつ嘘の応じた報いを受けるようにする必要があるのでは、と思っています。

2016年07月17日

考える順序

 金曜に起きたフランスでのテロ事件に対し、容疑者は「急速に過激化」、当局も把握せずというニュースがありました。
 短い記事だから詳細はわかりませんが、大前提として、「テロを起こした犯人はISに傾倒している」というのがあるのでは、と思いました。
 別に、ISに傾倒している人だけがテロを起こす、などという決まりはどこにもありません。だいたい、ISが誕生する前からテロはいくらでも発生しています。
 ちなみに、今回のフランスでのテロは、8年前に秋葉原で起きたものと非常によく似ています。それもあり、この犯人はISなどとは無関係に「ただ大量虐殺をしたかっただけ」と考えたのでは、とも思っています。
 何でも「ISに傾倒した」「ISにに影響された」を原因にするのは報道するほうとしては楽でしょう。しかし、そうする事によって、貧困や差別といった、テロに至るまでの様々な原因があっさり見過ごされてしまうのでは、と危惧しています。
 まあ、そこに気付かれては困るから、わざと「IS」を利用して単純化しようとしているのかもしれませんが…。

2016年07月15日

網戸代わり?

 今の職場の窓には、なぜか網戸が一つもありません。
 現在は冷房の季節なので何ら困ることはありません。しかしながら、5月から6月までの暑くなる季節においては、窓を開けざるをえず、防虫対策に苦労したものでした。
 ただ、その時期、クモが外構の各所に網を張り始めました。見た目がよくないので、一度、全部取り払ったのですが、数日後にすぐ復活したので、共存することになりました。
 網戸がないから、虫がきやすく、それだけクモとしても、網のはりがいがある場所なのかも、などと思いました。
 そして、これが「天然の網戸」になっているのか、窓を開けていても、思ったより虫が入ってきませんでした。
 というわけで、冷房をかけている今でも、朝晩にクモの巣を見ながら、「今日もたくさん虫を取ってくださいね」と挨拶するのが日課になっています。

2016年07月14日

慌てると利益が少なくなる

 昨日は、色々と派手なニュースがネットを賑やかせました。
 それらに対し、様々な解釈・論評・批判・罵倒・崇敬をしている人々がネットに多数いました。
 たいへん不思議に思ったのですが、その人達はいずれも情報の全貌を把握していません。
 丸一日経過した今になっても、不確定な要素が多々あります。
 にも関わらず、なぜこのように早急に物事を結論づけできるのだろうか、と不思議に思いました。別に、結論を保留して情報収集に努めても、何ら損することはないと思うのですが…。
 自分の知っている人でも、その拙速さに評価が下がった人が少なからずいました。
 かつては、「あまりにも慌てると損をする」という意味の諺がありました。しかし、放送禁止用語の関係で、使えなくなってしまいました。
 放送禁止用語を使わずに、それと同じ教訓となる新たな諺が必要なのかも、などと思ったりもしました。

2016年07月09日

投票に行かないと世の中が変わる

 よく、「自分なんかが投票に行って行かなくても何も変わらない」と言って選挙を棄権する人がいます。
 日本は投票率が低く、特にここ数年の低下は目立ちます。
 しかし、本当に投票に行っても行かなくても世の中は変わらないのでしょうか。
 そのような事はありません。自分が20代の頃までの日本は、今とはかなり違いました。
 「ブラック企業」などという言葉はありませんでした。大学出ても就職先がなくて派遣や非正規労働など、想像すらできませんでした。
 奨学金というものは、「経済的に問題がある人が、お金の心配なく学べる制度」という意味でした。当然ながら、奨学金返済に苦しむ人、などというのはありえない事でした。

 つまり、世の中は大きく変わったのです。かつての「誰もが普通に学び、安心して働き、不安なく暮らせる」という「一億総中流」などという時代は、遠い過去になってしまいました。
 おかげで、自分も子どもの頃は想像もしていなかった苦労をしました。さらに、夢にも思っていなかったような悲しい別れすら経験する羽目になってしまいました。
 そのように世の中が変わってしまったのは政治の力によるものです。政権与党に投票する事、棄権(=政権与党に有利な結果になる)をした事で、日本がそこまで変わってしまったのです。
 そして、政権与党はさらに日本を変えようとしています。その骨子とも言える改憲草案を見れば、より暮らしにくい世の中に変えようとしているのは間違いありません。
 もちろん、選挙の結果によっては、別の意味で世の中を変える事も可能です。自分も、その流れを変える事を強く願い、行動もしています。
 明日の参院選で、そのような世の中をいいほうに変えるような投票を多くの人が行ってくれることを強く願っています。

2016年07月07日

「政治不信だから投票しない」=「信用出来ない相手へ白紙委任状を出す」

 参院選の投票日が近づいていきました。
 この時期のマスコミ報道の定番に「政治不信だから投票に行かない」という「有権者の声」を取り上げる、というものがあります。
 マスコミが長年にわたって繰り返し流しているので、この言説を真に受けている人も少なくないでしょう。しかしながら、ちょっと考えると、これは支離滅裂である事がわかります。
 投票を拒否する事により、「不信」な政治をやっている人を落選させることはできません。
 投票棄権者が増えると、むしろ、信用出来ない政治を行っている与党に有利になります。これは、かつて森首相(当時)が「有権者が寝ていてくれる(=棄権する)とありがたい」と言った事からも明らかです。

 つまり、棄権をする、というのは、権力者が最も喜ぶ行為なのです。
 なにしろ、投票する可能性がゼロ、という事は、権力者にマイナスの効果をおよぼす可能性がゼロだという事だからです。
 これは、白票や無効票についても同じことです。投じたほうは、抗議の意思表示をしたつもりなのかもしれませんが、その「意思表示」はどの政治家にも毛ほども届きません。
 そして、その棄権・白票・無効票がいくらあろうと、「不信」をつきつけられたはずの政治家は、より信に値しない政治を行います。

 契約において、「白紙委任」という言葉があります。これは、「相手が何をしようと文句を言わない」という意味です。
 さしずめ、選挙において、棄権・白票・無効票を投じるのは、白紙の契約書に署名捺印するようなもの、と言えるでしょう。後からどんな不利な事を書かれても、一切文句は言えないわけです。
 ではなぜマスコミは「政治不信なら棄権」と煽るのでしょうか。これは、各マスコミ幹部が、定期的に首相などの権力者と食事をともにしている、という事がヒントになるのではないでしょうか。
 いずれにせよ、政治不信で棄権をする、というのは、「信用出来ないはずの与党政治家を最も喜ばせる行為」であることは、間違いありません。

2016年07月05日

価格誤表示

 行きつけのスーパーで、いつもの商品を買いました。
 いつも買っているので、値段も覚えています。ところが、レジに表示された金額はその想定価格の倍以上でした。
 念のため、店員さんにミスでは、と確認したのですが、再度バーコードを詠んだ結果も同じでした。
 後ろに待っている人がいたので、一旦、その金額を払い、再度、陳列棚を確認しました。やはり、レジの金額が間違っています。
 その事を確認したうえで、再度レジに行きました。どうやら、価格の設定ミスだったようです。確認してもらい、返金してもらいました。
 こんな事もあるんだな、と驚きました。自分はいつも買っている商品だったから気付いたわけです。しかし、まとめ買いだったら、気付かずに、余計な金額を払った人もいたのでは、とも思いました。
 スーパーのシステムは色々進歩しています。しかしながら、やはり人的ミスを完全になくすのは難しいのだな、などと思ったりしました。

2016年07月04日

「バカ」と言う方が「バカ」

 子供の頃、「バカと言う方がバカ」という「教え」を聞いたことがありました。
 その時点では、率直に言って、何を言いたいのかわかりませんでした。なんか、水掛け論的な印象を持ったものでした。
 しかし、最近になってやっと、この言葉の意味が分かりました。
 自分の批判・否定する対象を「バカ」と呼べば、自分の内部では、その対象への全否定が完成します。あとは向こうが何を主張しようと「バカの言っている事だから」と無視する事ができるわけです。
 つまり、その時点で思考停止してしまうわけです。
 実際、ネットなどで、他人や団体に対しバカ呼ばわりしている人の言説を見ると、明らかに、バカ呼ばわりされた人・団体より、バカ呼ばわりしている人のほうが思考の水準が低い、という事例が多々あります。
 そのような過ちを戒めるのが、この「バカと言う方がバカ」なのだな、と今更ながら理解することができました。

2016年07月02日

今年のお気に入り飲料

 今年からお世話になっている職場には冷蔵庫があります。  というわけで、牛乳をはじめ、いろいろな飲み物を入れているのですが、春先あたりから、ペットボトルの無糖紅茶がマイブームになりました。
 これに牛乳を入れると、市販品では飲めない、無糖アイスミルクティーになります。
 また、喫茶店と違って氷も入りません。これが自分の好みに非常にあったのです。
 というわけで、自分的には今年一番の「ヒット商品」となっています。
 何歳になっても「新たな発見」は色々なところにあるものだ、と思いました。

2016年06月29日

定番の弁当

 月に2回、夜に会合があります。その際の食事は、主催者が弁当を手配してくれます。
 最初の頃は、そこそこの弁当、という印象を持っていました。しかし、ある時期から、食べるのが辛いくらい不味いと思うようになりました。
 同じメニューばかり繰り返し食べているからとも思えません。最近、色々なところで「アベノミクス不況」の影響で、値上げするか、値段を維持して量や質を落とす、という話をよく聞きます。
 この弁当屋さんもそれに倣ったのでしょうか。
 色々な意味で、食事を楽しむのが難しくなってるな、と最近とみに思います。

2016年06月25日

初日焼け

 2時間ほど外で用事をこなしました。一瞬だけ太陽が出ましたが、それをのぞけばほぼずっと曇っていました。
 陽射しがなくて助かったな、と思っていたのですが、終わって腕時計を外してみると、跡がくっきり残るほど日焼けしていました。
 今年になっての初日焼けです。それにしても、あれだけ短時間の晴れ間で、ここまで焼けるとは、と驚きました。
 これからの季節、日焼け止めには常に注意する必要がありそうです。

2016年06月24日

イギリス

 イギリスでEU離脱の国民投票が行われ、離脱派が勝利した事がニュースになっています。
 さらに、スコットランドでは残留派が多数をしめ、離脱するなら、自分達は独立してEUに残る、という主張も出ているそうです。
 実際どうなるかわかりませんが、もしかしたら、数年後に、世界地図がまた変わるのかも、などと思いました。
 あと、調べついでにイギリスの旗の興味深い情報を知ることができました。以前から、イギリスの国旗は構成している国の旗を組み合わせたものだ、という知識は持っていました。
 しかし、ウェールズはその組み合わせから除外されている、という事を今更ながら知ることができました。
 そんな事をしながら、イギリスの投票や、株の下落などを横目に見ながら、色々と仕事をこなした一日になりました。

 

2016年06月23日

18時45分の夕日

 夕方、外に出ていたら、夕日が見えました。
 もうこんな時間か、と思って時計を見たら、18時45分でした。
 そういえば、夏至の時期だったな、と思いました。
 例年、夏至の日は、夕方にちょっと時間を作って外をぶらぶらし、遅い時間まで明るい空を堪能していました。しかし、今年は色々忙しくてそれができませんでいした。
 というわけで、わずかに感じることができた「夏至」になりました。

2016年06月22日

今日から選挙

 参院選が公示となりました。
 今の仕事は、政治関係なので、これから投票日まで、忙しい日が続きそうです。
 それに伴い、ブログについても、政治関係の別ブログの更新に重点が置かれる予定です。
 というわけで、雑談は少し減るかもしれませんが、よろしければ、引き続きのご愛読のほど、よろしくお願い致します。

2016年06月21日

11年半ぶりにビデオテープを使う

 古い動画を見る必要が生じました。収録されているのはビデオテープです。
 ビデオテープを使ったのは、11年半前にDVD+HDDレコーダーを購入して以来です。
 そして、デッキの電源を入れ、テープを入れて再生ボタンを押しました。すると、途中から再生されました。そこで、スキップボタンで最初のところまで戻そうとしたのですが、どこにもスキップボタンがありません。
 ちょっと戸惑いましたが、数秒後、物理的にテープを回すビデオにおいて、スキップボタンなどあるわけがない、という事を思い出しました。
 11年半前はそのようなビデオテープの機能は、ある意味「常識」でした。それが、DVDやHDDに慣れた結果、その「常識」をすっかり忘れ去っていたわけです。
 そんな事を思いながら、久々のビデオテープ操作に四苦八苦した日になりました。

2016年06月20日

建前から本音がすけて出てしまう

 フジロックという音楽のイベントに、政治活動で有名になったSEALDsの代表の方がトークショーで出演する、というニュースが発表されました。
 すると、ネットで、「政治活動をしている人を音楽イベントに出すなんて、音楽の政治利用だ」などと主張する人が大量に出現しました。「#音楽に政治を持ち込むなよ」などというハッシュタグも作られたほどです。
 音楽と政治は無関係ではありません。昔も今も、国内外問わず、音楽で政治主張をする人はいくらでもいます。
 にも関わらず、「フジロックにSEALDsが出る」という事だけを、「音楽に政治を」などと主張するわけです。これから導き出される結論は、「この主張をしている人は、SEALDsと対照的な政治的立場の持ち主だから」以外の何物でもありません。
 素直に、「俺はSEALDsは嫌いだ。あんなの出すな」と言えば、賛否は別にして、筋の通った主張だと思います。
 それを、「音楽に政治を持ち込むな」などと言ったわけです。これは、自分から「音楽に政治を持ち込んだ」行為なわけです。
 客観的な立場を装うとした結果、本音がすけて出てしまい、かつ自己矛盾が生じたという結果になってしまったな、と苦笑させられました。

2016年06月17日

想像の斜め上をいく「新聞」

 テレビ番組の「街の人の声」で、A局とB局がほとんど同じ場所で同じ人に取材する、という事がありました。
 偶然、取材場所がかちあってしまったのでしょう。
 そして、当然ながら、その人は、どちらの番組でも同じ回答をしました。
 すると、その二つの番組を見ていた人が、「やらせでは?」などと騒ぎ出しました。

 ここまでならよくある、ちょっと間の抜けた話です。
 ところが、ここからその話は異常な方向に進展しました。
 その人が、ある政治的主張もしている団体のスタッフであり、これは、その団体とTV局が結託して行った「仕込み」だと、主張を始めた人が現れたのです。
 後で、「証拠写真」を見ましたが、そのインタビューされた人と、団体のスタッフは、髪の毛の色と長さ以外は誰がどう見ても別人でした。
 極めておかしい話ですが、残念な事に、これも日常茶飯時に近い「ネットデマ」です。

 さらにそれをネットで読んだ産経新聞の記者が、その「疑惑」をそのまま「記事」にしてしまいました。
 当然ながら、そのスタッフが所属している団体は産経新聞に抗議し、半日も経たずに記事は削除され、誤報を詫びる文書が代わりに掲載されていました。
 写真を見ればすぐに「別人」だと分かります。にも関わらず、産経新聞は、自社の嫌いな団体を貶めるために、それを「記事」にしたわけです。
 実は、産経新聞がこのような嘘を書くのも珍しい話ではありません。産経新聞的には、嘘でも、情報が拡散し、自社が嫌っている個人・団体の評判を落とせればいい、というスタンスなのでしょう。
 ネットで発生したデマを、商業マスコミが尾ひれをつけたわけです。
 インターネットの普及で、情報の送受信は非常に便利になりました。ただ、情報の品質という点においては、むしろ下がっているのでは、と常日頃思っています。それを象徴するような「産経新聞の誤報」でした。

2016年06月15日

生姜焼きと臨時ニュース

 舛添都知事が辞任を発表した時、NHKは料理番組をやっていたそうです。ところが、料理の最中で、突如、「臨時ニュース」として「辞任報道」に切り替わったとのことでした。
 そのため、料理の作り方を知るために見ていた人がかなり困ったそうです。
 もちろん、これが大地震などでしたら途中切り替えも当然でしょう。しかし、都知事の辞任などは、もはや既定路線になっていました。にも関わらず、このような「特別扱い」をする必要があるのでしょうか。
 ちなみに、先月末、野党が共同で首相の不信任案を出しました。この時、NHKは雑学番組みたいなものの再放送を流していました。
 国会で、首相の信任という重要な問題が話し合われていたにも関わらず、それを流し続けていました。
 それとあわせると、余計、NHKの報じ方に異常を感じます。もっとも、今の会長になってから、「NHKの報道」が正常だと感じた事など、ほとんどないのではありますが…。

2016年06月11日

早くも真夏日

 まだ6月11日ですが、全国各地で真夏日になったそうです。
 実際、我が職場も暑く、これまではなんとか窓あけと扇風機でしのいでいたものの、今日はついにクーラーを入れざるをえなくなりました。
 これから3~4ヶ月続く、「暑い季節」がいよいよ本格的に始まったのだな、と思いました。
 しばらくの間、仕事が忙しくなる予定です。それだけに、より一層、体調管理に気をつけねば、と強く思いました。

2016年06月07日

ストーカー規制法の謎

 ちょっと気になる事があり、ストーカー規制法について調べてみました。
 ストーカー行為というのは、犯罪者が特定の人間ならびにその周囲の人々につきまとう事です。
 法律では、その行為の事を「つきまとい等」という言葉で定義しています。
 ところが、それが成立する要件が限定されており、「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」と限定されています。
 つまり、ストーカーが好きになった人、もしくは最初は好きだったが相手にされなくて逆恨みした人に対する行為のみが対象なのです。

 したがって、最初から悪意や敵意を持っている人間につきまとっても、「つきまとい等」にはならず、ストーカー防止法の対象とはならないのです。
 しかしながら、つきまとわれた側としては、相手が最初に好意を持っていようと最初から悪意を持ってようと、何ら関係がありません。
 にも関わらず、加害者が「好意」を持ってつきまとえば規制の対象となり、一貫して悪意をもってつきまとえば規制の対象にならないわけです。
 これとは別に、「悪意をもったストーカー」を規制する法律があるわけでもなさそうです。
 極めて不可解な事だと思いました。

2016年06月03日

事件の社会的重要性

 今日は行方不明者が無事救助された、というニュースで、マスコミ・ネットとも大騒ぎになっていました。
 ネットでは様々なデマが飛び交い、それを真に受けた人も多々いたようです。
 しかし、これは本当に日本中が大騒ぎする必要があるニュースなのでしょうか。
 別にこの事件の詳細を知ったところで、何か今後に役に立つとは思えないのですが…。
 はっきり言って、「無事救助された」が確認された時点で、それ以上報じる必要はないと思うのですが…。
 その一方で、極めて重要な事が報じられていない、という現状があります。それを思い、この報道・ネットの反応にはげんなりしました。

2016年06月01日

ゲリラ豪雨

 仕事が終わったので帰ろうとしました。すると、一つゴミ出しの用事を忘れていた事に気づきました。
 そこで、ゴミをまとめて出したのですが、その間に、突如ポツポツと雨が降り出しました。予報では今日は一日晴れのはずだったのに…と思いつつも、急いで片付けました。
 そして、一旦戻ったら、突如豪雨になりました。ゲリラ豪雨的な感じです。というわけで、やむまで職場で雨宿りをしました。
 しばらくしたら嘘のように雨は上がり、帰宅する事ができました。
 もしゴミ出しを忘れていたら、途中でゲリラ豪雨の直撃をくらい、ずぶ濡れになっていた事でしょう。
 そういう事もあり、ちょっと得をした気分になりました。

2016年05月31日

記者会見

 人生初となる、「記者会見」をやりました。
 会見者が自分一人ではないうえ、メインの回答者がいたので、特に問題なく終える事ができました。
 幸い、10年ちょっと前まで、記者クラブを相手にする仕事をしていたので、「全国紙・地元紙並びにテレビ局が入る中で質問に答える」というシチュエーションにも、緊張することはありませんでした。
 そういう事もあり、別の人が話しているときは、記者たちの取材ぶりを見物したり、取材方法の違いを観察したりして楽しませてもらいました。
 とりあえず、無難にこなせて何よりでした。
 また何度か会見する機会が生じそうですが、その時は、より一層楽しみたいものだと思いました。

2016年05月30日

一発勝負に敗れる

 いま愛用している床屋は、前の職場のすぐ近くにあります。
 技術と価格のバランスが非常に良いため、仕事が変わってからも、休みの日に自転車を飛ばして通っていました。
 ところが今日、諸事情により、仕事帰りに急いで散髪する必要が生じました。
 普段の床屋には行きようがないので、職場のある街にある床屋を利用することになりました。
 特に何も考えずに、眼についた店に入りました。
 途中まではまあ順調だったのですが、しばらくすると出入り業者の人が入ってきました。すると、自分を担当する理容師さんは、その業者さんにクレームを言い始めました。
 床屋で理容師さんと会話するのは苦手です。とはいえ、延々と業者さんに文句を言い続けるのを聞いているのは、当然ながら気持ちのいいものではありませんでした。
 初めて来る客なのだから、もう少し、店を気に入ってもらえるよう工夫すべきなのでは、と思いながら、その床屋での最初で最後の散髪を終えました。

2016年05月28日

三日で景気が大変動

 今週頭に、政府は5月の月例報告を発表していました。それによると、国内景気の基調判断は、このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いているとの事でした。
 要は、政府が「景気が回復している」と宣言していたわけです。
 ところが、それから3日後に行われたサミットの席で、安倍首相は世界経済がリーマン・ショック級の危機に至る可能性があると指摘したとのことでした。
 日本は世界に含まれますから、当然、日本経済も危機に至る可能性があるわけです。
 政府が「回復基調」と発表した三日後に首相が「リーマンショック級のききに至る可能性がある」と言ったわけです。
 ここまで激しく経済が「変動」したケースも、歴史上稀なのではないでしょうか。
 もちろん、「回復基調」など、ごく一部の大金持ちだけの話だという事は、普通に暮らしていればわかります。
 したがって、別に驚いたりはしませんでした。
 とはいえ、このようないい加減な発表をする政府や首相、並びにそれをほとんど批判せずに報道した日本の大手新聞には心底呆れました。

2016年05月24日

ストーカー傷害事件と見当はずれの論評

 ストーカーによる傷害事件がまた発生しました。被害者の女性は、現在でも重体との事です。なんとか快復してほしいものです。
 ところで、今回、被害者の方が芸能活動をしていました。容疑者はその「ファン」だったそうです。そして、ツイッターでブロックされたのが犯行のきっかけ、などと報じられています。
 そのせいか、この事件に関する報道で「SNSがどうこう」だの「ネット社会の闇」などと論評している人が少なからず見られます。
 しかし、これは見当はずれなのではないでしょうか。

 ネットが普及する前から、このような事件はいくらでもありました。
 芸能人・一般人問わず、昔から、このような異常な「つきまとい」を受け、被害を受けたり、命を落とした人はいくらでもいます。
 その中で、もっとも有名な事件は、ビートルズのジョン=レノンさんが殺害された事件でしょう。
 もちろん、当時はネットもSNSもありません。
 今回の件だって、ネットがなくても、発生していた可能性は十二分にあります。
 というわけで、今回、したり顔で「ネット」「SNS」と書いている人は、それだけで、信頼に値しないと評価していいのでは、と思いました。
 同時に、本当の原因である、「被害者がいくら警察に相談しても、反応が遅い」のほうを何とかしないと、このような事件はまた何度でも起きるだろうな、とも思いました。

2016年05月20日

動くがゆえの錯覚

 昼にパンがあったので、職場のトースターで焼きました。
 「3分で焼ける」と書いてあったので、タイマーをセットしました。ところが、「チン」となって開けると、パンは冷たいままでした。
 そこで、再度やり直したのですが、結果は同じです。
 不思議に思って、周りの人に尋ねたら、「コンセントが入っていないんじゃないの?」と言われました。
 そこで、コンセントをたどったら、確かに抜けていました。
 タイマーが動いて「チン」と鳴るものですから、その可能性はすっかり頭から排除していました。
 コンセントを挿して再度タイマーを回したら、ちゃんとトーストが出来上がりました。
 毎度のことながら、「思い込み」というものの危険性を感じました。同時に、このトースターのタイマー並びに「チン」と音を出す動力はどこから来ているのだろうか、と不思議に思いました。

2016年05月18日

デマ画像がTVニュースに

 大きな事件が起きると、必ずと言っていいほど、それに見せかけたデマ画像がツイッターに流れます。
 本日発生した、東武東上線の脱線事故もそうでした。悪質な輩が、「自分がその場で撮影していた」かのような投稿を、数年前に外国で起きた脱線事故の写真とともに投稿しました。
 すると、フジテレビ、それを「取材」し、その「外国の脱線画像」をニュース番組に掲載してしまったのです。
 別に、絶対に報道しなければいけないような重大事件ではありません。記者やカメラマンを現場に派遣する余裕がないのなら、写真無しで報じればいいだけでしょう。

 にも関わらず、ろくに真贋も調べずにネットで検索し、関係のない画像を全国に流してしまったわけです。
 ちなみに、このような話は年中聞きます。数カ月前に起きた誘拐事件でも、「容疑者の同級生」を自称するアカウントに、ツイッターを介して、マスコミが取材依頼をした、という話がありました。
 よくもまあ、そこまで無責任な情報源で「報道」をするものだと呆れました。
 まあ、政治報道などを見ると、国会中継で見る支離滅裂な答弁を切り貼りして「理路整然とした答弁」に見せかけるような「TVニュース」が蔓延しています。
 取材しようとしまいと、その程度の「ニュース」しか作れないのが、今の商業マスコミなのだろうな、と改めて思いました。

2016年05月16日

茨城が震源の地震

 先ほど、地震がありました。
 いきなり、強めの縦揺れが発生し、ちょっと驚きました。
 また、久々に携帯の地震速報がなりました。聞いた時は、頻繁に鳴った5年前の事を思い出したりもしました。
 震源は茨城県とのことです。
 ここが震源の地震というのは、以前から多々あります。
 それだけに、「またか」という思いも頭をよぎりました。
 いずれにせよ、被害がなくて何よりでした。
 もっとも、だからと言って、いつ大地震が来るか分かりません。それに対する備えも考えとかねば、とも思いました。

2016年05月12日

五輪招致裏金疑惑

2020年東京五輪において、招致委員会がIOC有力者に2億円を振り込んだ疑惑が報道されました。
 現時点では「疑惑」ですが、今後の捜査の進展でもし事実であることが判明したら、即座に五輪を辞退すべきだと思っています。
 ちなみに、今年の開催国であるブラジルは、政治も経済が大変な事になっており、大統領が弾劾されて職務停止になる可能性すらあるそうです。
 経済成長率はゼロだかマイナスだかとの事でした。要は、五輪をやっても経済成長しないわけです。
 ただでさせ低成長の日本なのですから、五輪などやったら、よりひどい事になるのではないでしょうか。
 自分的には、辞退するいい「口実」ができたと思いました。
 なお、それ以前の問題として、裏金使って五輪招致をすること自体が論外であるというのは言うまでもありません。

2016年05月09日

「貧困」を商材にする新聞社

 朝日新聞は定期的に「貧困家庭」を題材とした続き物記事を書きます。
 貧困家庭の悲惨な実態を赤裸々に書くため、記事が発表されると、ネットでもかなり話題になります。
 しかしながら、この記事によって、貧困問題に解決の糸口が見える、などという事はありません。
 被害者のうち何人かは、ヤミ金などの違法企業によって貧しくなっているのですが、その社名を明かすような事は一切しません。

 一応、記事の最後に、「貧困に苦しむ人の相談先」として電話番号がいくつか書かれています。
 しかしながら、ネットに無料公開されている記事にはその番号は表示されません。新聞を買うか、登録会員にならなければ、閲覧できないのです。
 貧困家庭に朝日新聞を取る余裕はなさそうです。ネットの登録会員は一応無料でもなれますが、ある程度の知識がないとそれは分からないでしょう。
 つまり、貧困家庭がその「相談先電話番号」を知るのはかなり難易度が高いのです。

 それを見ると、この記事の目的が、「貧困問題を解決する」ではないと思わざるを得ません。
 単に、貧困に苦しむ人を「見世物」にしているだけにしか見えないのです。
 もし、貧困問題が解決され、朝日の記事に出るような悲惨な人がいなくなったら、この類の記事を書いている記者はさぞかし残念がるのだろうな、と思いました。

2016年05月08日

久々すぎる焼き肉

 昨日、久々に焼肉屋に行きました。
 久しぶりすぎて、タン塩が出てきた時、皿に大量に盛られたレモンを見て、「これは焼く前に絞るってかけるのか、それとも焼いた後に絞るのか?」などと口走ったほどでした。
 タン塩はレモン汁をタレにして食べる、という事をすっかり忘れていたわけです。
 焼き肉の食べ方を忘れていたのは頭だけではありませんでした。
 今日になって胃もたれがひどく、昼になっても全然食欲がわきません。
 仕方ないので胃薬を飲んで、なんとか食欲が湧いた16時に、やっと昼食を食べることができました。
 胃のほうも、焼き肉の消化方法を忘れてしまっていたようです。
 まあ、単に用意された肉が悪かっただけかもしれませんが…。
 今後、同様の事態にならぬよう、定期的に焼肉屋に行かねば、などと思ったりしました。

2016年05月06日

まんがはじめて物語

 ケーブルTVをつけたら、「まんがはじめて物語」の一挙放送をやっていました。
 1978年から1984年にかけての放送なのですが、そのうちの1978年放映分をやっていました。
 今から38年前、自分が小学3年だった時の番組です。
 何度か見たこともあり、作品そのもの、並びに当時の街の風景などを懐かしく思いながら見ました。

 その話の一つで、東急ストアが出てきました。
 この作品は東急とタイアップしており、バスの話では東急バスが出てきますし、エンディングでは衣装協力東急百貨店と出てきます。スポンサーだったのでしょうか。
 この作品が放映された頃、杉並区に住んでいました。最寄り駅は荻窪なのですが、井の頭線の高井戸駅にもバスで10分で行けました。
 そのため、高井戸駅も何度か利用しました。駅の近くに東急ストアがあり、高井戸駅を使った帰りに寄ったこともありました。
 そんな事もあり、東急ストアのマークが出た時は懐かしく思いました。
 そしてEDを見たのですが、なんと、「撮影協力・東急ストア高井戸店」と書いてあったのです。

 自分が何度か行った店が、ちょうどその時期に、TVに出ていたわけです。
 それを38年後に知る、というのも面白いものだと思いました。
 ちなみに、この東急ストア高井戸店は、現在は、別のチェーンに売却され、名前は変わったのですが、同じ場所にあるようでした。
 最後に高井戸で降りてから26年くらい経ちますが、久々に行ってみたくなりました。

2016年05月05日

日本にもともとなかったから否定?

 「日本にはもともと個人主義が存在しなかった」などという理由で憲法改悪を主張している人がいました。
 一応、この人の主張は嘘ではありません。個人主義のみならず、民主政治も平和主義も基本的人権も、大昔の日本にはありませんでした。
 それが、世の中が進歩したおかげで、我々はそれらの便利な仕組みを享受しているわけです。
 もちろん、どのような考えを持とうと自由です。せっかくの人類の進歩を否定して、大昔に「退歩」したいという人がいてもいいでしょう。
 ただ、それに他人を巻き込むのは困ります。ぜひとも自分だけ「個人主義」を捨てればいいだけの話だと思うのですが…。
 あと、「もともと日本になかったもの」を否定したいなら、機械などの文明の利器はもちろん、文字も農耕もすべて否定すべきでしょう。いずれも元から日本にあったものではありません。
 ちなみに、「文明社会」そのものも日本に元からあったわけではありません。だから、この社会から決別し、どこか山奥の横穴式住居で石器を使って狩猟生活をすればいいのではないでしょうか。
 それこそが、「日本にもとからあった」生きかただと思ったりしました。

2016年05月01日

「労働」と「アニメ」のコラボ

 千葉で行われたメーデーに行きました。
 地元の商店会とのコラボをしたとのことで、会場脇には、「労働のスローガン」とは何の関係もなさそうな店がいくつも出ていました。
 そして、メーデーが終わると、舞台の上には、アニソンコンサートの看板が設置されました。
 午後はそれを開催するようです。当然ながら、周囲の出店は同じように食べ物を売っていました。
 午前と午後では、会場でやっている事が大きく変わるわけです。しかしながら、周囲の出店は同じように販売を続けるわけです。
 そう考えると、ちょっと不思議な気分にもなりました。
 もっとも、アニソンを愛好する人も、働いて得た収入によってアニメを見たり「円盤」を買うわけです。
 ということは、働く人の環境や収入が良くなれば良くなるほど、アニメ好きの人の楽しみも増えるわけです。
 それを考えれば、この二つの組み合わせも、さほど不自然ではないのかも、などと思ったりしました。

2016年04月28日

デパート従業員のプライバシー権

 猫写真展のチケットを貰ったので、久しぶりに千葉そごうに行きました。
 エスカレーターに乗っていたら、いくつかの店舗が目に入りました。
 その中で、「担当店員」という事で、名前とフルネームをまとめて張り出している所がありました。
 自分も色々と買い物をしますが、接客した店員のフルネームを知りたいと思った事などありません。
 にも関わらず、なぜこんな事をするのだろうか、と不可解でした。
 店員にとっては、個人情報を晒される、というデメリットがあるわけです。たとえば、この写真を悪徳電話勧誘業者が撮影すれば、即座に「見込み顧客」になるわけです。そして、千葉そごうに電話し、名指しで悪徳商法の勧誘ができるわけです。
 もし、それで店員さんの業務に支障が生じたとして、千葉そごうは何か対処するのでしょうか。
 猫の写真展も、その後に行った館内のレストランも美味しかったのですが、この表示を見た時、千葉そごうへの好感度は大幅に下がってしまいました。

2016年04月23日

姪の結婚式

 今日は、姪の結婚式が行われました。
 自分が20歳の時に産まれた姪という事もあり、他の弟妹含め、叔父叔母というよりは、兄姉という感じの関係でした。
 自分も「叔父さん」と呼ばれた事は一度もなく、兄弟姉妹内で呼ばれるニックネームで呼ばれていました。それが自然な関係でした。
 というわけで、自分的にも、三人目の妹が結婚した、というような感じでした。
 とはいえもちろん、姪の親は自分にとっての姉です。披露パーティーの最後に、親への手紙を読みましたが、母親である姉を本当に大切に想っているのだな、という事が改めてわかり、大変うれしく思いました。

 ちなみに姪は歳の差婚で、結婚相手とは16歳ほど離れています。
 そのため、新郎側と新婦側では、かなりの「世代差」がありました。
 自分のちょっと前には「新郎の親の弟」が座っていました。自分と「同格」なわけですが、年齢的には親子ほど離れていました。
 そういう意味で、かなり不思議な気分になったりしました。
 あと、その自分と4歳しか離れていない「義理の甥」は披露パーティーでなかなか面白い事をやっていました。
 そのキャラ立ては自分に通じるものが多々ありました。このような人を親戚に迎える事ができた事を嬉しく思いました。
 いずれにせよ、素敵な花嫁姿かつ幸せな表情でした。
 ぜひとも末永く幸せな家庭を築いてほしいと思いました。

2016年04月22日

七冠王

 先日、囲碁の井山裕太先生が七冠王になりました。
 囲碁では史上初めての事です。
 ちなみに、しばらく前まで、囲碁は八冠あると思っていました。これは、17年前に始まった、漫画「ヒカルの碁」で「タイトルは八つ」と書かれていたからです。
 経済状態などもあり、一冠減ったのだろうな、などと思いました。

 七冠というえば、20年前に将棋で羽生善治先生が七冠になった事がありました。
 この時は、他にニュースもないせいか、えらいフィーバーでした。
 何しろ、七冠がかかったタイトル戦が行われた翌日は、各スポーツ紙が一面トップでその結果を報じていたのですから…。
 そして、七冠を達成した日、毎日新聞は一面トップでそれを報じたものでした。
 しかしながら、囲碁の七冠達成は、一面トップではありませんでした。
 まあ、将棋の七冠の時は、達成した「王将戦」が毎日新聞共催だったのに対し、今回の囲碁「十段戦」は別の新聞社の主催ですから、毎日が一面トップにしないのは当然といえば当然なのですが…。
 そんな感じで、20年前と今回を比較したりしました。
 なお、井山先生は、国内棋戦が多すぎで、海外棋戦の出場があまりできないそうです。
 とりあえず、天下統一を果たしたのですから、何らかの特例を作り、海外棋戦の出場を増やすことができなのだろうか、などと素人ながら思ってしまいました。

2016年04月21日

数字以上に下がった「報道の自由度」

 毎年恒例の「国境なき記者団」による「報道の自由度ランキング」が発表されました。
 ここ数年、驚異的な勢いで順位を落とし続けている日本は、昨年の61から11ランク落として72位になりました。
 2011年の時点では21位でしたが、安倍内閣になってから53位に急落し、その後、59位・61位・72位と着実に下落しています。
 このような深刻な自体に対し、肝心の日本の報道機関は他人事みたいに「報道」していました。少なからぬ所は菅官房長官の「反論」を一切の批判・言及無しでそのまま載せていました。
 それらの記事を読んだ時は、「こりゃ72位にまで落ちるのも当然だ」と思いました。
 その中で、特に呆れたのはNHKの報道の自由度 日本をはじめ世界で「大きく後退」でした。

 国境なき記者団が世界全体で「報道の自由」が後退している、と述べたことを上手に(?)織り込んだ見出しを作り、一見、「世界全体で落ちているのだから、日本の順位が落ちるのも仕方ない」と視聴者が感じてしまいそうなニュースにしています。
 しかし、ちょっと考えると、「世界全体で後退しているなか、日本の順位が下がっている」というのはより一層深刻だという事が分かります。
 仮に世界中が時速40kmで後退しているとしたら、日本は時速60kmで後退しているわけです。そうでないと、順位が下がった事を説明できません。
 このNHKのニュースの内容、並びに、このような視聴者を騙すようなニュースを流すこと自体、日本の報道自由度の下がり具合が、見た目の数字以上に深刻であることがよくわかりました。

2016年04月19日

コインパーキング

 千葉駅から徒歩10分くらいの所にある市民会館に行きました。
 すぐ隣のタイムズに駐車したのですが、1日における駐車料金の上限が600円となっていました。
 地元の幕張本郷や、前の職場があった習志野市の大久保では、同じタイムズの駐車場での1日の上限は1,000円を超えていました。
 千葉県の中心部で、よしもとが興業を打つような大きなホールのある施設のすぐ隣なのに、普通の住宅街より安いわけです。
 不思議に思いましたが、道の向こうにもコインパーキングが2つありました。それを考えると、供給過剰による値崩れなのだろうか、などと思いました。
 いずれにせよ、コインパーキングの駐車料金体系は不思議な事が多々あります。
 狭い道を挟んだ二つの同じ会社のコインパーキングで料金設定が違う、などという事もありました。
 いつか、その原理(?)を解き明かしたいものです。

2016年04月18日

冤罪で不当逮捕された人の人権

 明らかな冤罪で不当逮捕された人の話を聞く機会がありました。
 驚き呆れる事ばかりだったのですが、一番驚いたのは、その人が「容疑者」として「逮捕」されて勾留された際に、真っ先に言われたことが「これから、あなたの人権は制限されます」と言われた、という事でした。
 この時点で、逮捕された人は、無罪である可能性はあるわけです。ならば、人権を制限されるいわれはありません。
 これだけで、十二分に憲法違反なのでは、と強く思いました。
 最近になって無実である事が明白になった元プロボクサーの袴田さんをはじめ、この「人権を制限された状態」での取り調べのため、やってもいない罪を「自白」させられ、長期にわたって拘束された人は多々います。
 袴田さんに至っては、いまだにその影響で精神に疾患を抱えてしまっています。
 にも関わらず、「人権を制限」した人間には、何らお咎めはないわけです。
 この「人権後進国」ぶりを見るだけでも、日本は「先進国」を名乗る資格も能力もないな、と思わざるを得ませんでした。

2016年04月17日

強風

 朝起きたら、風の音が聞こえるほどの強風でした。
 我が家の近辺では強風は日常茶飯事です。
 ただ、今回の強風は千葉限定でなく、全国的で、特に北陸が凄かったようです。
 そのため、アウェイで開催予定だった金沢-愛媛は「強風で中止」だったとのことでした。
 石川県では強風が原因での犠牲者も出たとのことでした。
 また、都内では複数の場所で、ビル工事の足場が風で壊れたとの事でした。
 九州では相変わらず地面が揺れて被害が拡大しています。一方で、本州では空が「揺れて」いたわけです。
 なんかとんでもない気象状況になったものだ、と驚きました。

2016年04月16日

休養と復活と災害と

 昨日からの体調不良で、今日の昼まで、ほとんど寝ながら過ごしていました。
 昼前に復活したのですが、以降は普通に行動できるようになっていました。
 休んだおかげで、むしろ色々とスッキリしており、いくつかの作業が順調に進みました。
 新しい環境で色々張り切りすぎていたところがあったのかもしれません。
 それを考えると、昨日のダウンは、体が頑張り過ぎに対する警告を発したのかも、と思いました。
 今後は、もう少しペースを調整していこうと思ったりもしました。

 それにしても、そのダウンしているあいだの、熊本およびその周辺でのさらなる災害の状況が大幅に悪化している事に、驚かされました。
 自然の脅威というものに驚かされました。同時に、その脅威に対し、見当違いの「対策」を多々やっている、今の政府の異常さに驚き呆れました。
 そんな事を思いながら、夕方は地震募金を手伝いました。募金をお願いするのは初めての事です。
 子どもさんから、お年寄りまで、多くの方が協力してくれました。白杖をつきながら、懸命に募金箱の場所を探しながら歩いて来た方もいました。
 人々の暖かさ、というものを感じ、とてもうれしく思いました。

2016年04月15日

初めて車いすに乗る

 仕事をしていたら、突如、気分が悪くなりました。
 しばらく休みましたが、おさまらないので病院に行きました。
 待合室で座っていられなくなり、そのままベッドへ直行となりました。このような経験は四年ぶりです。
 この病院は、建物が二棟あります。レントゲンを撮る必要が生じたので、隣まで歩いていったのですが、撮影前にさらに体調が悪化しました。
 そこで、その後の病棟間移動は、車いすのお世話になりました。
 車いすに乗るのは生まれて初めてです。ほんの短い時間でしたが、貴重な経験になりました。
 特に印象に残ったのは、点字ブロックを渡った時の衝撃でした。
 様々なハンデを持つ方がいるなか、皆が満足できるバリアフリーを実現するのが、いかに大変か、という事の一端を垣間見ることができました。
 幸い、深刻な病気でなく、処置を受けてしばらくし、何とか動けるようになり、帰宅しました。
 駅から帰る際にニャンハウスに寄ったらニャン孫がいて、家まで「ニャン散歩」につきあってくれました。
 体調が厳しいなか、精神的に救われました。ニャン孫に感謝です。

2016年04月14日

熊本で大地震

 熊本で大地震が起きました。
 現時点では、被害の状況はわかりません。
 とりあえず、震源近くの町の震度が7だった事に驚きました。
 この震源が、大都会や、原子力発電所の真下だったら、どんな大惨事になっていただろうか、と思いました。
 ニュースを見ると、家屋倒壊や火災が発生しているとのことです。
 無事であってほしいものだ、と思いました。

2016年04月10日

忘れ物

 昨日、都内で食事をしたのですが、その際、「パソコン用眼鏡」を店に忘れてしまいました。
 眼鏡一個をとりに行くために往復2時間と交通費を使うのもなんだかな、とも思いました。とはいえ、眼鏡を作りなおすよりは安上がりなので、結局、行くことにしました。
 子どもの頃は、よく学校で忘れ物をしたものでした。その時の、失敗感はよく覚えています。しかし、気恥ずかしさはあっても、借りるなどできるので、実害はさほどありませんでした。
 それだけに、この「眼鏡一個を取るためだけに、交通費払って2時間無駄にする」というのは、かなり過酷な「罰ゲーム」でした。
 改めて、忘れ物に気をつけねば、と心に誓う事になりました。

2016年04月08日

職場の桜

 今の職場は、目の前にかなり立派なソメイヨシノの大木があります。
 そのため、今月に入ってから、出勤するたびに花見ができる、という環境で働いています。
 というわけで、晴天の桜、曇天の桜、夜桜をいくつか載せてみました。
20160406_142619.jpg 20160406_120252.jpg 20160408_165620.jpg 20160406_211635_Night.jpg 20160404_185201_Night.jpg

2016年04月07日

自分には友人が少ない?

 ふと、自分に「友人」っているのだろうか、という考えが頭をめぐりました。
 もちろん、親しく話す人はたくさんいます。しかしながら、一番会話が多い相方をはじめ、血縁関係がある人は「友人」とはいえません。
 他に親しく連絡を取り続けているのは、大学の将棋研究会OB会のメンバーです。もちろん、ここでつきあう人たちは、先輩・同期・後輩であって友人とはいえません。実際、会話しても将棋以外の話題はほとんど出ません。
 また、仕事などで親しくなった人はいました。しかしいずれも、転職すればつきあいはなくなりました。一社だけ、数年に一回「OB会」をやるところはありますが、これも、その飲み会だけのつきあいです。あとの「元同じ職場の人」で関係が続いているのは、FBで「いいね」を交換する人が数人いるだけです。
 この人達は、「FB」の登録上では「友達」ですが、実際に友人と言えるかどうかは難しいでしょう。
 今の職場の人たちとも、非常にいい人間関係を築けています。ただ、「友人」とはちょっと違います。「同志」と言ったほうがしっくりくる関係です。

 そうやってつきつめて見ると、何ら組織的な関係がなく、「友達づきあい」していると言える存在を調べてみたら、趣味で知り合って長年お世話になっている方とニャン孫しかいない、という事に気づきました。
 ここでの関係も微妙なところで、向こうが自分の事を「友人」だと思ってくれているかどうかは分かりません。特にニャン孫の場合、口頭での確認はできません。
 それを考えると、向こうの認識次第では、「自分には友人がいない」という事になってしまうのでは、と今更ながら気づきました。
 そんな事、これまで気にした事はありませんでした。それだけ、生まれてから「友人」を特に必要としない人生を過ごしていた、という事なのでしょう。
 「友人が少ない(いない?)」という事実のみならず、自分がそのような事を今更になって考えはじめた事に驚いてしまいました。

2016年04月05日

初めて「未来の職場」に来た日

 5年と2日前、今の職場に初めて行きました
 その時点での自分の立場は「客」でしかありませんでした。当然ながら、5年後に、この場所で働くことになるなど、夢にも思っていませんでした。
 ちなみに、今の職場は通算で五つ目ですが、最初の職場と三番目の職場にも。就職前に行った事があります。
 最初の職場はそこに就職する10年前にやはり客として、三番目の職場はそこに就職する2年前に出入り業者として行ったものでした。
 当然ながら、いずれも「将来、ここで自分が働く」などとは全く思っていませんでした。
 「出会い」というものの不思議さを考えさせられた、五年前の思い出となりました。

2016年04月02日

花見

 この寒い中、花見をしてきました。
 空が暗かったのは残念ですが、桜は頑張って咲いていました。
 中には、根っこから直接咲いている花もありました。
 「幹から直接」というのはよく見ますが、「根から直接」は始めて見ました。
 ソメイヨシノというのは特殊な植物で、花が実を結んで種を作る、という事はほとんどありません。
 つまり、いくら花が咲いても、他の植物とは違い、種族繁栄には何ら役立たないのです。
 にも関わらず、そのような根元に咲くわけです。普通の桜にはない美しさを感じました。

2016年03月31日

10年一昔

 今から10年前の3月31日に、生まれて始めての「退職・転職」をしました
 大学を出てから14年間、最初の職場にいました。2回ほど辞めようと思った事もありましたが、弟のアドバイスなどもあって踏みとどまりました。
 そして、そこそこ評価されるようになり、多分、自分はここに定年になるまでいるのだろうな、と思っていました。
 しかし、どうしても譲れない事が発生し、その職場を去りました。

 始めて経験した、「職場を去る寂しさ」並びに「職場からのストレスがなくなる爽快感」は、10年経った今でも、昨日のことのように覚えています。
 それから10年、色々な事がありました。4つの職場で働き、それぞれで、色々な人と一緒に仕事をしました。
 昨年末までやっていた仕事では、弟という、最高の仕事のパートナーを得ました。楽しく、特には言い争いもしながら働き、そして終わってからは美味しい酒を飲む、という楽しい働き方をすることもできました。
 ところが、昨年10月に、その弟と永遠の別れをしました。その結果、仕事自体も終わりました。
 しかし、その貴重な時間を過ごせただけでも、10年前に転職した事は間違いでなかったと思っています。

 そして。10年前には想像もつかなかったような仕事をするようになり、現在を迎えています。
 この仕事をまっとうすることが、自分のこれからの人生を過ごす価値だと思っているほど、思い入れを持っています。
 そんな事を思いつつ、10年後の自分は、何をやっているのだろうか、などと考えたりもした「記念日」でした。

2016年03月30日

誘拐事件雑感

 中学生が誘拐された事件がありました。
 極めて不思議な事に、ネット界隈では、被害者を批判する論調が少なからず見受けられます。また、テリー伊藤氏も、似たような事を言っていた、という話を見ました。
 その中の一つに、なぜ、被害者は大声を出さなかったか、というのがあります。
 このような事を主張する人は、集合住宅の部屋で大声が出れば、あっという間に誘拐である事が判明し、警察が来て犯人を捕まえてくれるとでも思っているのでしょうか。
 しかし、実際はそんな事はありません。実際、我がアパートで、部屋から大声が何度も聞こえてくる、という事態がありました。
 そこで、管理してている不動産屋に連絡しました。しかし、大声の主は嘘をつき、不動産屋もそれを真に受けました。まあ、「何事もなかった」にしたい、という意図もあったのでしょう。
 結局、解決するまで、半年かかりました。 (詳細はこちら
 身を持って経験しているので、被害者の方が大声を何度も出したからといって、救出が来るわけない、というのは簡単に分かります。
 ましてや犯人に有形無形で脅されているのですから、大声を出す事すら普通はできないでしょう。
 こんなこと、経験しなくてもちょっと想像力を働かせればわかると思うのですが…。
 ネットに変な主張が流れるのは今に始まったことではありません。したがって驚きはしませんでしたが、かなり呆れました。

2016年03月24日

エスカレーターの「歩行スペース」

 最近、駅のエスカレーターで奇妙な光景をよく見ます。
 左側には行列ができているのに、右側は誰も立っていないのです。
 関東の多くでは、長年、「左側は歩かない人、右側は歩く人」という「慣習」があります。
 そのため、「歩く人の場所」を開けているのですが、そこには誰もおらず、輸送効率が半減してしまっているのです。
 原因を調べたわけではありませんが、事故多発に基づく「エスカレーターでの歩行はやめましょう」キャンペーンの浸透があるのでは、と思います。
 また、社会の「ブラック」化で、エスカレーターで歩く元気のある人が減っている、というのもあるのかもしれません。
 これを機に、鉄道会社は「エスカレーターは右も左も止まって乗りましょう」というキャンペーンをやればいいのではないでしょうか。
 事故防止になるうえに、ホームでの行列も解消され、一石二鳥となると思うのですが・・・。

2016年03月21日

猫カフェ営業延長

 猫カフェの営業延長を恒久化するというニュースを見ました。
 何でも、環境省が遅くまで営業している猫カフェにおいて、そこで労働している猫のストレスを調べた所、変化がなかったから、という理由だそうです。
 自分は猫カフェに行ったこともないですし、今後も行く気はおきません。とはいえ、遅い時間に猫に癒されたい人の気持ちはよくわかります。
 そういうわけで、一概に反対と言う気はありません。とはいえ、その労働時間延長に伴う、猫の負担増は心配せざるを得ません。

 というわけで、その延長営業時に出勤した猫については、何らかの代償を提供すべきでは、と思いました。
 もちろん、割増の残業代を払っても意味がありません。したがって、遅くまで働いた場合は、労働時間を減らすか、休日を増やす、みたいな対処をしてほしいものだ、と思いました。
 そうやって、彼・彼女の猫権を守っていただきたいものです。
 なお、言うまでもない事ですが、猫以上に過酷な環境で労働をさせられている人間の人権・労働基本権がきちんと守られるようにする必要性はもちろんあります。

 

2016年03月17日

膝で感じる春

 今日の昼から急に暖かくなりました。
 そこで、膝に巻いているサポーターを取りました。
 別に、膝に持病があるわけではありません。ただ、20代の頃から、寒い季節に1kmくらい走り続けると、膝が痛くなるようになりました。そして、医者に、ちょっと骨が変形して傷みやすくなっている指摘されました。
 それ以来、寒い時は、膝にサポーターを巻くようにしています。
 そして、暖かくなったら外すわけです。
 というわけで、今年の春は、膝が最初に感じた、という形になりました。

2016年03月16日

100円の重み

 自動車で移動中、買い物する必要性が生じたので団地の中にあるスーパーに寄りました。
 500円ちょっと買い物して駐車券を出したら、「1,000円以上買わないと、駐車サービスになりません」と言われました。
 ちなみに職場近くのスーパーは駐車場自体が無料ですし、自宅近辺のスーパーは、短時間なら金額に関わらず無料です。
 改めて駐車場の表示を見ると、「団地内ショッピングセンターの他店舗でなら500円、スーパーなら1,000円買えば無料」という表示がありました。
 なんか、えらくケチなスーパーだと思いました。
 停めたのは10分弱だったので、駐車料金は100円でした。しかし、この100円はかなり高く感じました。具体的に言うと、「このスーパーに行くことはもうないな」と思えたほどでした。

2016年03月14日

順路設定失敗

 相方の携帯買い替えのため、千葉に行きました。
 午前11時台に千葉に着くスケジュールになったので、先に食事をするか、店に行くか迷いました。
 その結果、千葉中央で降りて駅近くにある行きつけのレストランに行き、その後、ヨドバシで携帯を買う、と決めました。ヨドバシで買うと決めたのは、ポイントの関係です。
 そして、予定通りに行動しました。ちなみに、レストランからヨドバシに行く間には携帯キャリア直営店があったのですが、先述の理由もあり、スルーしました。
 ところが、ヨドバシでは、相方の買いたい機種が品切れになっていました。仕方なく、元の道を戻り、直営店に行って機種変更をすることにしました。
 希望していた携帯はあったのですが、店は混雑しており、1時間ほど待つ必要がある、と言われました。
 結果的には、先にヨドバシに行く順路にすれば、「品切れ→直営店→待ち時間を利用して食事→その後ふたたび直営店」という極めて効率的なスケジュールになったわけです。
 もちろん、そのような事を予知するのは不可能です。とはいえ、少々損した気分になりつつ、直営店で時間待ちをしました。

2016年03月09日

無責任体質

 プロ野球の読売から、また野球賭博をやっていた選手が判明しました。
 その責任を取り、球団の最高顧問である渡邉恒雄氏が辞任をしたそうです。
 賭博よりむしろ、この「辞任」のほうに呆れました。
 この人、10数年前に、有望な大学生(当時)に「栄養費」を読売球団が払った事件で、引責辞任していました。
 そのような「前歴」があるのに、いまだに、「最高顧問」などをやっていた事に呆れたわけです。
 これほどまでに無責任な「引責辞任」もないものだ、と思いました。
 そして、このような輩がいまだに読売新聞の「主筆」をやっています。
 そのような新聞社の流す記事に価値など全く無いのでは、と改めて強く思いました。

 

2016年03月07日

気から病?

 職場に、インフルエンザ患者が出ました。
 土日に旅行してきたのですが、そこで感染してしまったようです。
 フロアが違うので、あまり顔を合わせる機会がない人ですので、自分に感染した可能性はまずありません。
 ところが、その感染をした、という情報を聞いて以来、しばらくの間、喉が痛くなったり、妙に熱っぽさを感じたりしました。
 まあ、このような事は今までも何度もありました。
 一度などは、他人の急病がきっかけで生じた「自覚症状」が気になり、病院に行った事すらあしました。結果はもちろん「異常なし」でしたが…。
 もちろん、しばらく時間が経過したら、この「インフルエンザ気分」はあっさり去りました。
 とはいえ、油断は大敵です。というわけで、病気にかからぬ体力をつけるためにも、喉をアルコール消毒(?)したあと、早寝しようと思っています。

2016年03月04日

春の気配と服の調節

 月がかわり、気候が少しずつ春めいています。
 今日は、昼時に1時間ほど外にいたのですが、今年はじめて、その間、コートを着ませんでした。
 もっとも、朝晩は気温が下がりますので、コートなしで出勤するわけにはいかないのですが…。
 こうやって少しずつ着るものが変わっていきます。
 毎朝、天気予報を見て予想気温を元に着るものを変えるのは面倒ではあります。とはいえ、それで春のおとずれを感じるわけなので、「嬉しい面倒さ」でもあったりします。

2016年03月03日

今年初の休肝日

 昨晩は、今年初の晩酌をしなかった日でした。最後の飲まなかった日がいつかはきちんと覚えていませんが、だいたい5ヶ月ぶりくらいです。
 昨年暮れの健康診断で、肝臓の数値がちょっとだけ標準をオーバーしてしまい、所見に「たまには休肝日を」と書かれました。それをやっと実践できた事になります。
 特に、飲まなければ寝付けない、というわけではありません。むしろ、昨晩は普段より早く寝れました。
 今後も、このような「飲めない日」が定期的にできる予定です。それを活用して。健康診断の所見を実行したいものだ、などと思いつつ、今日の晩酌を楽しみました。

 

2016年03月01日

トクホ

 ライオンが「トクホ」の誇大広告で消費者庁に勧告される、というニュースを見ました。
 別にこの件に限らず、「トクホ」の広告を見ると、驚異的な効果をうたう商品ばかりです。
 そして、TV通販では、「利用者」がその効果を笑顔で語っています。ただし、画面の片隅には極めて小さい文字で「個人の感想です」と書かれているのですが…。
 昔から様々な怪しげな「健康食品」があります。それと、この「トクホ」がどう違うのか今ひとつわかりません。
 自分も色々な職場で働き、色々な人と会話しましたが、健康が話題になることは多々あっても、「トクホ食品が効果があった」という話は聞いたことがありません。
 率直に言って、「トクホ」制度は、厚労省と大手メーカーが組んでの「怪しげな健康食品販売業」なのでは、と思っています。

2016年02月29日

2016年の2月29日

 4年ぶりの2月29日でした。
 前回の2月29日は、朝から夜遅くまで仕事をし、家に帰ったら日付が変わっていました。
 その時点で既に、翌月末での退職が決まっており、有給消化の関係で、残る勤務は一週間を切っていました。
 傍から見ると、何を無駄な頑張りをしているのか、という感じです。まあ、そういう性分なので仕方ないでしょう。このあたりは、4年たった今も、あまり変わっていません。
 また、その前である2008年の2月29日は、正式に転職する前日でした。その日の時点で所属していた会社に最後の挨拶に行き、その足で翌日から働く会社に手続きをしに行ったものでした。
 というわけで、4年前と8年前の2月29日はそこそこ印象に残っています。
 それに対し、今日は、特に問題なく、普通に仕事して一日を過ごしました。
 ちなみに、2004年の2月29日には東北に小旅行しています。その前である2000年2月29日は特に目立った記憶はありません。
 そういう意味では、今日は、16年ぶりとなる平凡な2月29日だったのだろうな、と思いました。
 もっとも、前回の2月29日からの今日の間は、自分にとって、これまでの人生で一番とも言うべき、挑戦・決断・努力をし、そして最も寂しく悲しい事を経験した4年間だったわけですが…。

2016年02月27日

芳林堂が破産

 書店の芳林堂が破産した、というニュースを見ました。
 一昨年の5月まで、津田沼パルコに芳林堂が入っていました。
 1998年に結婚した時、相方がパルコカードを作ったため、それ以来の16年間、一番よく本を買ったのはこの芳林堂でした。
 46年の人生の中において、一番本を買ったのは、この芳林堂です。
 それだけに、一昨年に閉店して、くまざわ書店が代わりに入る、と知った時は、驚くと同時に、芳林堂の経営が危ないのだろうか、と思ったものでした。
 そういう事もあり、今回のニュースには、寂しさを感じました。
 本が売れない理由はよくわかります。ただでさえ実質賃金が下がり続けて消費が減っているのに加え、ネット書店が普及したのですから、既存の本屋さんにとってはたいへん厳しいでしょう。
 そういう意味では時代の流れとも言えますが、やはり残念です。
 早く、日本の政治・経済が抜本的に改善され、再び街なかに本屋さんが増える日を強く願っています。

2016年02月24日

「話し合い」の常識無視がまかり通る

 たまにTVで議論や討論を見ます。
 言うまでもないことですが、相手の話を聞いて理解し、それを受けて自分の主張をするのが、議論であり討論です。
 ところが、最近ではその常識が通用しません。
 相手の言う都合の悪いところを聞こえないふりをし、万が一でも揚げ足をとれそうになったら、それを執拗に攻め、回答不能になったら相手の話を理由も説明せずに全否定する…。こんな事が、まかり通っているのです。
 公の場ですら、話し合いを否定する事がまかり通り、それをマスコミは批判しません。
 そのような状況をみるたびに、異常な世の中になっている事を痛感させれます。

2016年02月23日

組体操と運動会

 昨年辺りから、組体操の事故が話題になり、「組体操中止」が各地で起きています。
 それに対し、「どこまでが組体操の範囲なのか。こんなふうに規制したら運動会自体ができなくなる」みたいな意見が見られました。
 自分的には、逆の意味でこの意見に賛成です。
 何しろ、子供の頃から、運動会というものが嫌で嫌でたまりませんでした。
 別に運動が苦手だったわけではありません。競争などしても、一位になることはありませんが、最下位になることもありませんでした。

 では、何が嫌だったかというと、あの運動会前の二週間くらいから始まる「運動会の練習」です。
 練習と言っても、実際に徒競走の予行演習をするわけではありません。そこは省略されたかわりに、「入場・退場・開会式」は何度も繰り返しやらされたものでした。
 こんな無意味な、ただ「言われた通りに動く」というだけの行為を授業をつぶして繰り返し行う、というのは本当に不快でした。
 あと、気味が悪かったのは、開会式の時に、6年生が行う「選手宣誓」でした。小学校1年の時の運動会で、これを見せられた時は、「あの人、いきなり大声で先生に呼びかけて何をしているのだろう?」と不思議に思ったものでした。
 こんな事が必要だとは到底思えません。また、どうしてもやる必要があるなら、あらかじめ、児童にこの行為の意味を教えるべきでは、と思っています。
 というわけで、ぜひとも「組体操」の解釈をどんどん広げて規制を強め、運動会ごとなくす流れにぜひなってほしいものだ、と強く思いました。

2016年02月17日

単純化しすぎる思考回路

 たまに「文系は○○、理系は××」などと断言した言説を見ます。
 今まで、色々な人と会話してきましたが、「大学で何を専攻した」とか「大学時代の思い出」という話題以外で、「なるほど、文系(もしくは理系)だな」などと思った事は一度もありません。
 ちなみに、自分は「文系」ですが、ここ15年ほどはずっとコンピュータ関係という「理系」の仕事をしていました。
 また、最近読んで、とても印象に残った社会科学の本があったのですが、巻末にあった著者の経歴には「理学部物理学科専攻」と書いてありました。
 他にも、「文系」「理系」などの区分を越えて生きている人は山ほどいます。
 それを考えれば、これほど安易かつ無意味な「分類」はありません。
 まあ、この「文系は○○、理系は××」という言説は、「こんな事をしたり顔で主張している人の言うことなでまともに取り合う必要がない」という事が分かる、という点においてのみ、役に立つとも言えるのですが…。

2016年02月16日

20年のつきあい

 20年ほど前、まだ都内に住んでいた頃に、電気カミソリを新調しました。
 それまでどう髭を剃っていたかは覚えていません。ただ、それが始めて自分で買った髭剃りだったように記憶をしています。
 そういう事もあり、かなり大切に使いました。刃の部分が傷んでも、替刃を買って対応しました。結果的には、高級電気カミソリを一個買えるくらいの額を替刃につぎこんだと思います。
 しかしながら、ついにモーターのほうが老朽化してしまいました。それでも騙し騙し使っていましたが、ついに限界が来てしまい、買い換える事になりました。
 20年間、ほとんど毎朝お世話になっていたたわけです。旅行や出張の時も持参していました。
 一番印象に残っているのは、18年ほど前、今の相方と初めて会う朝、念入りに髭剃りをした事です。
 そんな事を思い出したりしながら、20年来の「相棒」に別れを告げました。

2016年02月14日

話題を混ぜる

 色々とお世話になっている、中小業者の団体があります。
 先日、大学時代に所属し、現在も「OB会雑用係」として関わっている将棋研究会の15年来の知り合いである、事業をやっている後輩が仕事で困った際に、その団体を紹介したところ、加入してくれました。
 そこの飲み会があり、その後輩も参加し、隣の席になりました。
 当然ながら、中小業者団体と将棋研究会ではやっている事は全然違います。
 とはいえ、その中小業者団体の話ばかりするのも変かと思い、後輩に将棋研究会の話題も少し混ぜて話を振りました。
 さほどバランスが悪くなかったこともあり、周りの人にも引かれる事なく、団体の話も、将棋の話も楽しむことができました。
 というわけで、これまでにない雰囲気の飲み会を楽しむことができました。

2016年02月11日

はじめてのおつかい?

 仕事で、急に買い物が必要になり、車でホームセンターまで行きました。
 これまで、練習がてら、何度か運転はしましたが、いずれも同乗者がいました。それに対して、今回は完全に一人です。
 というわけで、46歳にして「はじめてのおつかい」みたいな感じで運転することになりました。
 途中、左折すべきところで右折レーンに入ってしまい、えらく大回りする羽目になったりもしました。
 その時は、このままたどりつけるのだろうか、などとも思ったものですが、最後は悪戦苦闘しながらホームセンターに着きました。
 到着し、車を無事駐車スペースに収めた時は、かなりの満足感がありました。
 もっとも、これは運転している人が、日常茶飯事でやっている事です。自分も早く、このくらいの事を当たり前のようにできるようにならねば、と思いながらも、スリル満点のドライブ(?)を楽しみました。

2016年02月09日

もぐら公園

 下の妹は世田谷区に夫と息子二人(自分にとっては甥)の四人で暮らしています。
 その家のすぐ近くには、「もぐら公園」という広い公園があります。
 いろいろと充実しており、そこで、二人の甥も色々と遊んでいたそうです。
 ところが、その公園を横切る形で道路を造る計画が進んでいます。
 これからの人口減の時代に、そんな立派な公園を削って道路を造る必要があるとは到底思えません。
 また、子どもの遊び場が減る一方で、交通事故のリスクが増えるわけです。
 特に下の甥は、来年小学校入学という、遊びたい盛りです。大変心配です。
 というわけで、東京都のパブリックコメントに反対の意見をメールしてきました。締め切りは明日の10日です。
 都外在住者でも大丈夫とのことです。
 なお、この問題の詳細・パブリックコメントの送り方などは、FBページもぐら公園を守る会をご参照願います。
 ぜひ、お読みいただき、ご理解・ご協力をいただければ幸いです。

2016年02月05日

恵方巻き

 いつごろからかは忘れましたが、節分前になると、各コンビニが大々的に「恵方巻き」なるものの宣伝をするようになりました。
 自分が最初に見た記憶は、京成幕張本郷駅構内のANPM(現ファミリーマート)でした。今世紀に入ってからだったと思います。
 それまで、「節分に恵方巻き」などという風習は聞いたことがありませんでした。というより、恵方巻きなるものの存在すら知りませんでした。
 要は、コンビニチェーン本部などが大量宣伝で創りだした「日本伝統の風習」なわけです。
 もちろん、そんなものにつきあう必要はないので、いまだかつて、恵方巻きなるものを食べた事はありません。
 ただ、色々と噂があるので、2月3日夜には、「恵方巻き ノルマ」や「恵方巻き 強制」で検索をかけてみました。
 すると、コンビニで働いている少なからぬ人が、店から「ノルマ」などと言って、強制的に恵方巻きを買わされている様が多々出てきました。
 もちろん、そんなの違法なのですが、「ブラックバイト」が蔓延している今は、それが常態化しているわけです。
 かつては存在しなかった「節分に恵方巻きを食べる」「その恵方巻きを使って、アルバイトを搾取する」の二つをコンビニ業界が「日本の伝統」にしてしまったわけです。
 一日でも早くなくなってほしい「伝統」だな、と思いました。

2016年02月02日

完全休養日

 今日は休みでした。
 ここのところ、休日にも色々と予定を入れていたのですが、今日は何一つ予定を入れない、完全休養日にしました。
 仮に夜だけでも予定が入っていると、夕方あたりからそれを意識し、休めません。それだけに、一日何も予定をいれないと、心身ともにリラックスできるものだな、と改めて思いました。
 そして、全くもって無意味な表を作って集計したりして遊んでいました。はっきり言って「無駄なこと」なのですが、終わったあと、かなりの爽快感がありました。
 改めて、無駄と言われる事にも価値があり、それを切り捨ていると余裕がなくなる、と思いました。
 今後、より忙しくなる予定です。そのためにも、より良いリフレッシュの仕方を習得せねば、と思いました。

2016年02月01日

早くも2月

 この前、年が明けたと思ったら、もう2月になっていました。
 新しい仕事を初めてもう一ヶ月(もっとも、正月三が日は休みでしたが)になるわけです。あっという間だったな、と思いました。
 これから、色々と忙しくなる予定なので、ますます「あっという間感」は強くなりそうです。
 それだけに、一日一日を大切に過ごしていきたいものだな、と思った、新たな月となりました。

2016年01月30日

口内三重苦

 今週に入ってから、右唇の裏に口内炎、右舌の裏に舌炎が、さらに前歯には歯石ができて口の中に耐えず痛みが走っています。
 ちょっと刺激のあるものを食べると、口内炎と舌炎に当たるので、可能な限り、口の左側に食べ物を入れるという涙ぐましい(?)努力をしています。
 おかげで、食事を楽しむことができません。しかも、食事以外の時間も、常に口の中に違和感があり、物事に集中できません。
 とりあえず、明日、歯医者で歯石を取るので、とりあえず「三重苦」は解消されます。残る「二重苦」も早く解消し、平穏な口内環境を取り戻したいと思っている今日このごろです。

2016年01月29日

二度あることは三度ある?

 今日は休みだったのですが、前の仕事の残務処理的な用事が二件ほどあり、でかけていました。
 一通り終わって帰途につこうとしたら、遠くから声をかけられました。
 なんと、偶然に、前職のお客さんの一人が車で通りかかったのです。
 そして、通信障害で困っている、と言われました。
 これも何かの縁かと思い、その人の家に行き、障害を解決しました。
 「二度あることは三度ある」の一種なのだろうか、などと思いながら帰途につきました。
 いずれにせよ、前の仕事のつながりが続くのは嬉しいことです。あくまでも今の仕事が最優先ですが、そのつきあいも大切にしたいものだ、と思いました。

2016年01月28日

梅が咲く

 職場の近くを歩いていたら、紅梅が咲いていました。
 日当たりがいいというのもあるのでしょうが、早いものだと思いました。
 同時に、このまえ、年が開けたと思ったらもう2月も間近なのか、と時の流れの速さを感じました。
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2016年01月26日

18年目の記念日と雑感

 今日は18年目の結婚記念日でした。というわけで、相方とささやかなお祝いをしました。
 帰宅して、去年を振り返りました。
 すると、結婚記念日の前日に相方がニャン孫を初めてなでたという記事が書かれていました。

 今では、相方も自分も、当然のこととして、ニャン孫をなでます。
 しかし、一年前のあの頃は、まだまだ小さかったニャン孫との距離のとり方については、非常に神経を使っていました。
 ニャン孫と二人して仲良くしている今を思うと、一年前の「初なで」が遠い昔の話のように感じました。

 また、食事をしながら、弟の話もしました。
 自分にとってはもちろんですが、相方にとっても、彼は大切な友人でした。
 また、自分が相方と付き合いだした頃、弟からは色々と助言をしてもらったものでした。
 そのおかげで、順調に結婚までいくことができ、このように記念日を迎えているわけです。
 そんな話をしたこともあり、これまでとはかなり趣が異なる結婚記念日となりました。

2016年01月24日

寒波襲来

 西日本に寒波襲来、という情報が数日前から流れていました。
 ヤフーの気象情報を見ると、少なからぬ地域に「暴風雪」という予報が出ていました。
 特に、相方の両親と弟夫妻が住んでいる松山にもその「暴風雪」が出ており、一部のニュースでは「三日分の食料備蓄を」などと呼びかけていたので、かなり心配していました。
 しかし、今日になって情報を見たら、雪が降り、非常に寒かったものの、暴風雪などはなく、食料備蓄も必要なかった、という結果だったようです。
 かなりの異常気象ではあるのですが、事前に入っていた情報に比べては大した事がないので、かなり安心しました。
 とはいえ、奄美大島に115年ぶりに雪が降るなど、かなり珍しい気象だった事は確かです。
 そんな事を思いながら、日本各地の気象情報に驚いたり安堵した一日となりました。

2016年01月19日

初運転

 免許を取ってから、初めて車を運転しました。
 乗った車は、ギアもサイドブレーキも、教習所の車と全然違っており、まずそこで戸惑いました。
 ただ、いざ走りだしたら、意外に普通に自動車が動きました。前に自動車を運転したのが24日前の教習所の卒検だったのですが、ちゃんと運転の仕方を覚えていたようです。
 そこそこ広い道で、空いていたため、特に問題なく運転は完了しました。
 ただ、最後に車庫におさめるのには、えらく苦労しました。特にバックにおいて、まだまだ車の動かし方をつかめていないな、と思いました。
 いずれにせよ、経験あるのみです。早く、どこでも走れるようになりたいものです。

2016年01月14日

SMAP解散とスポーツ紙とデマツイート

 昨日、日刊スポーツとスポニチが一面で「SMAP解散」を報じました。
 いわゆる「特ダネ」というやつで、他の新聞は一般・スポーツ紙を問わず、このニュースを流していませんでした。
 ところで、昼前にツイッターを見ていたら、「日刊スポーツとスポニチはトップが『SMAP解散』なのに、デイリーの一面は「新井、護摩行」だった」というのが流れてきました。二千五百くらいRTされています。
 しかし、日刊とスポニチは紙面の写真ですが、「デイリーの一面」と称されている写真は、「デイリー」のロゴもなく、ただ、広島の新井選手が護摩行している写真が貼ってあっただけでした。

 おかしいのでは、と調べた所、デイリーのサイトで確認したのですが、その日の一面は「タイガースのドラフト1位の選手が、新人選手研修会で講師に褒められた」というものでした。
 やはり、事実ではなかったわけです。しかも、ちょっと見ればすぐ疑わしい事がわかり、本当かどうかもすぐに確認することができるという、極めて程度の低い「ガセネタ」です。
 にも関わらず、その嘘ネタを、二千五百人もの人が、本当だと思って「拡散」したわけです。
 その情報リテラシーのレベルには、驚くを通り越して怖くなりました。
 あと余談ですが、最近の芸能界情報は全く分かりません。そのため、SMAPが解散すると、何がどう変わるのか、全然分かりませんでした。

2016年01月13日

元職場の引き渡し

 今日は仕事を休み、前の職場の賃貸契約を解除する手続きをしに行きました。
 片付けは完了しており、中はガランとしていました。
 3年9ヶ月前に、ここを借りた時とほぼ同じ状態に戻った元職場を見ながら、色々と考えたり思い出したりしました。

 借りた時、最初に中を見せたのは、弟でした。
 昔から、視覚に訴えるものを作るセンスは、弟のほうが圧倒的に優れていました。
 そういう事もあり、彼に相談したり、一緒に店に行ったりしながら、何を置くかを決め、それを設置していきました。
 そうやって、職場を作っていった過程を思い出したりもしました。
 また、大家さんと不動産屋さんには、中が非常に綺麗であると感心されました。
 その理由の一つとして、中を土足禁止にした事もあったと思います。これも、弟のアイディアでした。自分の頭のなかにはその発想がまるでなく、指摘された時は「コロンブスの卵」的な感心をしたものでした。
 そんな事を思い出したりもしました。

 ちなみに、昨日も今日も、電話やメールで前の仕事の引き合いがあり、そのたびに「年末でやめた」と断りました。
 特に、昨日きた連絡は、以前なら弟が担当していた仕事でした。そのため、「これが3ヶ月前だったら、弟に連絡して即座に解決だったのにな…」などと思ったりもしました。
 そして、事務手続きのあと鍵を返却し、引き渡しが完了しました。
 自分はこれまで4回仕事を変えました。その中で、前の職場に行った事は一度しかありません。
 そんな事を思い出しながら、この場所に来るのもこれが最後かもしれないな、などと思いつつ、「元職場」を後にしました。

 

2016年01月12日

2016/1/12の更新

 談話室46歳にして自動車免許を取るを掲載しました。

2016年01月11日

成人式

 仕事の関係で、成人式会場の近くに行きました。
 成人式の会場に行くのは、自分が成人式に出た時以来、26年ぶりになります。
 会場に行く新成人の人々を見たのですが、一般的なスーツ・晴れ着がほとんどでしたが、中には特徴的な格好をした人がいました。
 ちなみに、自分は成人式の時、普段着で行きました。大学時代、スーツを着るのがとにかく嫌いだったからです。
 ちなみに、就職活動の時はさすがにスーツを着たものですが、卒業式も普段着で行きました。
 そういう事もあり、スーツ並びに晴れ着でない人を見ると、ちょっとした懐かしさを感じました。

2016年01月05日

懐かしの画面

 昨日から勤め始めた職場の複合機はリコー製品です。
 ちなみに、前職はブラザーで、その前はキヤノンで、その前は京セラでした。
 そして、さらにその前の、2006年3月まで勤めていた職場はリコーでした。
 つまり、約10年ぶりくらいにリコーの複合機と「再会」したわけです。
 ちなみに、その約10年前までいた職場では、自分が複合機の担当でした。そのため、操作説明はもちろん、紙詰まりの対処から、FAXの宛先登録まで、自分が行っていました。

 その懐かしの画面を見ていたら、FAXを使っている人から、送信グループの整理ができないか、と尋ねられました。
 さすがに10年も触っていなかったので、すっかり忘れていました。しかしながら、ネットでマニュアルを検索し、それを読んでいるうちにだんだんと思い出しました。
 そして、ちょっと操作したいたら、自然とどうすればいいかが頭に浮かんできました。
 かつて毎日やっていたことでも、10年も離れると忘れてしまいます。しかし、ちょっとしたきっかけがあれば、すぐに思い出せるのだな、と驚きました。
 あと、その理由の一つに、今の職場の複合機のFAX画面が当時と全く同じ、という理由もあったと思いました。
 もし、これで操作の基本が同じでも、画面が違っていたらここまで短時間で思い出すことはできなかったでしょう。
 最近のOSやアプリ・SNSでは、ユーザーインターフェースをガラッと変える事例が多々あります。前々から気にはなっていたのですが、改めて、いかがなものか、と強く思いました。

2016年01月04日

仕事始め

 今日から、新たな職場での仕事始めでした。
 色々あって、今度のデスクにはパソコンがありません。ここ16年ほど、「仕事場に行って仕事を始める=デスクにあるパソコンの電源を入れる」という生活をしていたので、かなり新鮮さがありました。
 もっとも、本を読んでの研修で一日のほとんどを過ごした中、依頼された数件の業務はいずれもパソコンまわりの仕事だったのですが…。
 ちなみに、これが通算で5回目の「初出勤」となります。我ながら、色々な仕事をやってきたものだ、と思いました。
 今回の仕事は、自分にとって一生ものとなるでしょう。その第一歩を踏み出した記念すべき日になりました。

 もっとも、まだ前の仕事の片付けが完了していません。退勤後は、そちらに「出勤」し、色々と片付けをしました。
 LANなどの配線を片付けていたのですが、3年半前、その配線をやってくれたのは弟でした。
 それを思い出しながら、「あの時は、この仕事を、弟と二人で一生やっていくつもりだったのにな…」などと寂しく思い出したりもしました。

2016年01月03日

正月休み終わる

 あっという間に正月休みが終わりました。
 もっとも、自分にとっては、前の仕事の片付けがあったため、完全に休めたのは1日だけでしたが…。
 そのようなバタバタした「正月休み」でしたが、合間を見て、家族の写真を整理しました。
 特に、今から15年ほど前の写真が多く残っていました。
 その写真で高校の制服を着ていた姪は、1ヶ月半ほど前にめでたく結婚しました。
 また、その写真で赤ん坊だった上の甥は、自分より背が高くなり、学校の成績は準オール5で、テニスと空手が得意なイケメン中学生になっています。

 その甥に見せるために、昨日は甥が好きな作品のDVDを借り、好きなキャラの似顔絵を相方に描いてもらうよう頼んだりもしました。
 そして、その思い出の写真の中にはいたものの、今はもういない、弟の姿を見ては、懐かしんだり寂しがったりしていました。
 そんな感じで、休めたような休めなかったような感じの正月休みを過ごしました。

 そして、いよいよ明日から新しい仕事が始まります。先日も書いたように、かなり忙しくなり、ここの更新ペースも変わるかもしれません。
 とはいえ、継続はしていきますので、引き続きのご愛読のほど、なにとぞよろしくお願い致します。

2016年01月01日

2016年の正月

 喪中で迎えた正月となりました。
 というわけで、おせち料理もお屠蘇もない、普通の休みの朝になりました。
 まあ、正月気分を味わう気分になどなれないので、何ら問題はないのですが…。
 とはいえ、空気の澄んだ正月だけに見れる富士山を撮る、という恒例行事はとりあえずこなしました。
DSCN1022.JPG

 今年になって、自分の生活において、色々と変わることがあります。
 そのため、このサイトの更新パターンも色々と変わるかと思います。
 とはいえ、サイトは今年も続けますので、引き続きご愛読いただければ幸いです。
 というわけで、本年もよろしくお願い致します。

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