2020年11月11日

自分にとって「当たり前のこと」に注意

 昔から、仕事やつきあいで、イベント告知のチラシやWEB告知を頼まれました。今も続いています。
 ところが、もらった作成案を見ると、告知の基本中の基本である「いつ」と「どこで」が非常に目立たなくなっているものが少なからず存在します。
 ところが、主催者の頭の中では、「このイベントをどこで何時から開催するか」というのは当然すぎることなわけです。
 その結果、「自分たちにとって当然すぎる事だから、そんな事、案内チラシやサイトに詳しく載せる必要などない。それより、イベントの内容を詳しく告知してほしい」という認識になるようです。
 チラシや案内が「自己主張」になっている、という事なのでしょうね。
 ちょっとでも「見る人の立場」になってくれれば、と思うのですが、人によってはなかなかそれが難しいようです。しかも、こちらがそれを指摘しても聞いてもらえない事が多々あります。
 その結果、依頼どおりに作った結果、見る人が興味を持ってくれないようなチラシや案内サイトが完成してしまいます。
 依頼された身なので仕方ないのですが、流石に虚しさを感じてしまった事も少なくありません。
 ちょっと視点を「見る側」に変えればすぐにわかるはずなのですが、人によってはそれが至難の業なのかもしれないな、と思わされています。

2020年11月11日 22:14