2019年12月12日
2019年にWin8→Win8.1
6年ほど前に、Windows8パソコンの購入代行をした当時のお客さんがいました。
その後、あまりパソコンを使っていなかったため、あの2016年のWindows10勝手にアップデートはもちろん、Windows8.1へのアップデートすら行われていませんでした。
そのパソコンにプリンタをセットしようとしたら、ドライバがWindows8に対応していませんでした。
Windows8と8.1の違いなど、スタートボタンや右上×ボタンの有無くらいだと思っていました。しかし、内部構造にはかなり根本的な違いがあるようです。8.1が出てから5年以上経った今、初めて知りました。
それにしても、買ったあと、あまり使っていなかったWindows8パソコンを8.1にアップデートする、というのは予想以上の難行でした。
実は、これを書いている時点で、まだ終わっていません。
パソコンをたまにしか使わない、ということに少なからぬリスクがある、という事を知り、驚かされました。
2019年12月11日
スマホで無線LAN設定
1年ちょっとぶりに、無線LANの新規設定をしました。
機器のパッケージを開けて最初に驚いたのは、かつてはペラ紙だった設定マニュアルが小冊子になっていたことでした。
一瞬、この小冊子はともかく、設定マニュアルはどこにあるんだ?などと思ったものでした。
小冊子になっていた理由は、パソコンでの設定に加えて、スマホ・タブレットでの設定方法が追加されたためでした。
AndroidとiOSそれぞれの設定方法が掲載されており、そのため、冊子になったわけです。
パソコンも持参していましたが、せっかくなので、スマホで設定してみました。
マニュアル通りにやってみたら、順調にできました。また、「機内モード」の意外な価値を知ることができました。
なかなか、パソコンやネットワークの設定する機会が減っていますが、やはりたまにはこうやって、最新の情報を得る機会が必要だな、と強く思いました。
2019年12月09日
不在通知line
スマホを見たら、lineに大手運輸会社からの「通知メッセージ機能によるリクエスト」なるものが表示されていました。
その会社を使っている通販を頼んだ記憶はありません。もしかしたらお歳暮なのかも、とは思いました。しかし、もし偽物でアカウント乗っ取りなどが目的なのかも、というリスクもあるので、指定されたリンクはクリックしませんでした。
結果的にはお歳暮で、不在票の代用みたいなものだったようです。
そして、アナログな電話連絡で再配達となりました。
もし、lineのリンクをクリックしていたら、もっと効率がよく再配達できていたのかもしれません。
しかしながら、たとえ有名企業の名前で来た通知でも、身に覚えのないリンクはクリックしない、というのはセキュリティの基本中の基本です。
したがって、こちらの対処は間違っていませんし、今後、同じようなlineが来ても、同様の対処を取ろうと思っています。
便利な機能を使うのはいいですが、セキュリティリスクのあるような使い方はすべきでないのでは、と思った一件でした。
2019年12月07日
モラル崩壊が隅々まで
神奈川県のサーバーで使っていたHDDをリース切れでリース会社に渡し、リース会社がそれを廃棄業者にデータ削除を依頼したところ、データが削除されないまま、従業員が勝手にHDDを売りに出し、その結果大量の個人情報流出が発生しました。
調べてみたところ、廃棄を請け負った業者はこの業界ではトップクラスの企業だとのことです。
自分は、以前、個人事業でパソコン処理もやっていましたが、データ処理の依頼があれば、専用ソフトを使って、再現不可能な状態にしていました。
そのくらい当たり前の事ができておらず、しかも、それを従業員がネコババして売りに出したわけです。
あまりにも杜撰すぎる管理体制だと言わざるを得ません。
目先の利益を上げる方法の一つとして、このような管理体制の人員削減をする、というのがあります。
この企業に廃棄を依頼したのは富士通リースだそうですが、その富士通グループは、先日、何千人単位で、総務・経理といった管理部門のリストラを行いました。
そういう「積み重ね」がこんな結果をもたらしたのだと思っています。
色々なものが音を立てて崩れていっているような感じです。その元凶には、今の政治があると強く思っています。
2019年12月02日
シンクライアント
今から10年ちょっと前に、当時勤めていた会社で、シンクライアント導入を検討した事がありました。
当時いた会社は、非常に拠点が多く、シンクライアントにして一括管理する、というのは全社のシステムをまとめて面倒見ていた身としては、かなりありがたいものでした。
しかも、現場のPCの記憶装置にデータが残らず、すべてデータがサーバーに残る、というのも、退職者の多い職場なだけに、管理上助かると思ったものでした。
結局、導入費用の問題と、各拠点の通信回線の細さから断念せざるをえなかったのですが、あのときの、研究調査や、ベンダーさんとのやりとりは、今でもよく覚えています。
そんななか、今日の国会中継で首相が「シンクライアント」について語りました。
内容を見て驚いたのですが、「シンクライアントは端末(つまり個々のPC)」にデータが残っていない。サーバーにはデータがあるが、保存期間が切れたら削除されるので復元できない、と堂々と語っていたのです。
その「削除されたデータ」というのは、首相や政府にとって不都合なデータです。
それがもう復元不可能、という嘘をつこうとしているわけです。しかしながら、シンクライアントに関する知識がちょっとでもある人がこの答弁を聞けば、「間違いなくデータが復元できる」という事はすぐにわかります。
はっきり言って、王様が街中を裸で歩き回ったに等しい「答弁」だったと思いました。
したがって、各マスコミが、正直にこれがいかにおかしいかを報じれば、あっという間に話は片付くはずです。
とはいえ、これまでの経験から、商業マスコミにおけるこの答弁に関する記事が「王様は立派なお召し物をまとっていました」になるのは、火を見るより明らかです。
実際、新聞社サイトには、既にそのような「記事」が流されていました。
改めて、今の政治とマスコミに呆れ果てました。もちろん、同時に、これを何とか変えていかねば、という闘志が湧きました。
2019年11月13日
幻のOS
前職でお世話になった方から、パソコントラブルでSOSがありましたので、対処しました。
電源を入れると、そこに出てきたのは、Windows8の初期バージョンでした。
自分が今使っているパソコンはWindows8.1なので、画面は似ているのですが、0.1違うだけで、全然使い勝手が異なります。
最初に見た時は、コントロールパネルをどうやって出すかも思い出せませんでした。
とはいえ、そのWidows8初期バージョンのパソコンを斡旋したのは自分です。その責任を放置するわけにはいきません。
何とか、6年位前の記憶を引っ張り出して、操作を行い、問題を解決しました。
久しぶりに使って、改めてWindows8初期バージョンが、いかに酷い出来だったかを痛感しました。
それをある程度改良したのが、8.1や10なわけですが、あのスタートメニューの出来の悪さは、根本的には改善されていません。
いい加減、本質的に間違っていた事を認めて、Windws7以前のスタートメニューに戻せばいいのに、と改めて思っわざるをえなかった、Windows8初期バージョンとの再会でした。
2019年11月07日
音声認識の進化
ネット環境のない会場で、パソコンをネットに繋げる方法を尋ねられました。
なぜネット環境が必要かというと、グーグルがオンラインで公開しているソフトを使うと、講演者が話した言葉を認識して漢字変換までしてくれるから、との事でした。
そこで、テザリング機能でネットに繋ぐ方法を説明しつつ、その「音声認識機能」を見るために、現場に行きました。
そのアプリはグーグルドキュメントでした。
5年くらい前に初めて見た時は、オンラインで使えるワード・エクセル互換アプリ、という印象しかありませんでした。
しかし、今日見たグーグルドキュメントの機能は衝撃的なものでした。
実際に、パソコンに繋がったマイクのスイッチを入れると、その会話を自動的に漢字変換までしてくれるのです。
もちろん、認識ミスや変換ミスもあるのですが、グーグルドキュメント上で修正できます。同じ言葉を何度も誤認識していても、置き換え機能を使えば、一発で全てが訂正できるため、修正も短時間でできます。
6年くらい前に、Androidタブレット講座を仕事でやったのですが、その時の項目に「音声認識」がありました。当時の機能は実用レベルに達しないものだったので、えらく難儀したものでした。
それ以来、音声入力に、いい印象はなかったのですが、6年ぶりに見たそれは、かつてとは桁外れの精度と変換機能がついていました。
当たり前ですが、6年も経てば技術は格段に進歩するものだと思いました。
もうしばらくすれば、複数の人間の声を認識し、声が変わると自動的に改行する、などという機能もこのグーグルドキュメントに実装するのだろうな、などと思いました。
当然ながらスマホ版にも同じアプリはあります。したがって、マイクやネット環境がなくても、スマホに向かった話し、それをパソコンで編集することも可能なわけです。
数年前に、テープ起こしの作業をやり、そのかなり時間をかけたものでした。しかし、これがあれば、テープ起こしという作業自体が不要になるわけです。
技術の進化に驚いた一日となりました。
2019年10月24日
広告クリックの報い
フェイスブックを開いたら、ちょうど必要としていたアプリを配布している会社の広告が出てきました。
そこで、それをクリックしてアプリをダウンロードし、今後の情報入手のために、その会社をフォローしました。
すると、翌日から、フェイスブックにおける広告表示回数が激増しました。おそらく、AIが「こいつは広告表示された会社をクリックし、しかも『いいね』までするカモだぞ」と判定したのでしょう。
なかには、そこそこ有名なカルト団体の広告まで表示されるようになりました。
おかげで、迷惑広告を非表示にする作業に追われ、「友達」の投稿を見るのもままならなくなりました。
これに懲りて、どんなに有益なものでも、絶対にフェイスブックの広告はクリックしない、と心に誓いました。
もし有益な情報を見たら、その名前をコピーして検索サイトにかければ情報は得られるので、問題はありません。
改めて、広告をクリックすることのリスクを痛感させられた一件になりました。
2019年10月07日
ヤフー離れ
前職のお客さんで、今でもPC周りのサポートをしている方から、「ヤフーメールをやめたい」という依頼を受けました。
先日、ヤフーブログが廃止になりましたが、別にヤフーメールがなくなるわけではありません。
そして、新メールアドレスの伝達など、手間がかかります。ちょっと不思議に思いながら、先方宅に向かいました。
そして、別のメールアドレスを作りました。すると、次にブラウザの初期画面をヤフーから変えるように、という依頼を受けました。
理由は、ヤフーのトップに載るニュースの質が低すぎて、見るに耐えないから、という事でした。
確かに、自分も何年か前から、ヤフーのトップは見なくなりました。誤報や虚報が多いことで有名な産経新聞の記事がトップに載るのをはじめ、まともに取材されていない記事ばかりになったからです。
今でも、天気予報などの情報入手では自分もヤフーを使ってはいます。しかし、そこの表示される、隣国への敵意を煽るようなリンク広告を見るとげんなりしてしまいます。
それだけに、依頼してきた人の気持は良くわかりました。ヤフーがすっかり嫌になり、メールも使いたくなくなったのでしょう。
そこで、別のニュースサイトをブラウザ初期画面に設定しました。それを読んだ依頼主は「まともなニュースが出ている」と喜んでくださいました。
黎明期は、「インターネットを見るなら、とりあえずヤフー」という風潮がありました。
しかし、質の低下により、その傾向は過去のものとなりつつあるようです。
今後も、こういう依頼が増えるだろうな、と思いました。
2019年09月27日
エクセルで作った説明書
とある大学病院が発行した説明書を見ました。
読んでいて気になるのが、各業の文末です。行によって、終わる地点が異なり、えらく凸凹しています。
これまでも、にたような凸凹した文書は何度も見ていました。
そのため、その原因が、エクセルでこの説明書を作ったから、というのもひと目でわかりました。
今から20数年前にワードとエクセルが日本で爆発的に普及しました。
本来、文書を作るのはワードで、表を作るのがエクセルです。ところが、ワードの独特な癖についていけなかった人たちは、文書作成までエクセルでやるようになってしまいました。
そのため、様々な見栄えがおかしく、修正も困難な文書が大量に登場したわけです。
数年前、市役所がそのような「無茶エクセル文書」への記入を求めているのを見て、呆れた事がありました。
しかし、まさか大学病院にまで、そんなエクセル文書が蔓延しているとは思わず、ちょっと驚きました。
今更ですが、あの20数年前に、社会人がワード・エクセルを正しく学ぶ環境を構築しなかったのは、重大な誤りだったな、と強く思いました。
2019年09月23日
触るだけで治った障害
セキュリティソフトの更新を頼まれていた人に、「ネットがつながらなくなったから、前倒しでソフト更新とネット復旧をお願いしたい」という依頼を受けました。
ネットについては、Wifiルータの電源入れ直して即座に復旧し、その後、問題なくセキュリティソフトを更新しました。
帰宅して、順調にいったと安心していたら、「ネットがつながらなくなった」との連絡がありました。
電話で、通信機器の再起動をお願いしたのですが、何度やっても繋がりません。仕方ないので、翌日となった今日、再度訪れました。
通信機器を見たら、たしかに接続に異常が生じています。しかしながら、昨日、正常に接続していた事は確認済みです。
そこで、再度、通信機器の再起動をしたところ、あっさり復旧しました。
やった事は、前の日の帰宅後に電話で説明した事を同じなのですが…。
不思議な話ではありますが、とりあえず、頼ってもらえたのは嬉しく思いました。
2019年09月04日
スマホが容量オーバーに
電子書籍をスマホに落とそうとしたら「容量オーバーです」という表示を見ました。
ファイラーで確認したら、たしかに、残り容量が1GBを切っていました。
購入して3年以上経ち、その間、高解像度の写真を取り続けていました。それだけに、容量が危なくなるのは当然とはいえます。
とはいえ、容量不足で悩むなど、ここ20年ほどなかったので、ちょっと驚きました。
仕方ないので、写真を削除し、なんとか場所を作りました。
そんな作業をしつつ、20年前はまだパソコンのHDDの容量が少なく、このような作業が日常茶飯事だったな、と懐かしく思い出したりもしました。
2019年06月16日
「FB疲れ」の実例
お世話になっている人と、SNSの話になりました。その人は、フェイスブックの「誕生祝い」が鬱陶しくて、見るのが嫌になったという、懐かしの「FB疲れ」でした。
実際、あの誕生日祝いというのは鬱陶しいものです。仮に「友達」が120人いたら、単純計算して、3日に1回は誕生祝いをしなければならない計算になります。
ちなみに、機械的に「誕生祝い」を送る習性の人もいるようで、数年前に病死した大学の後輩のページを久々に見たら、逝去も知らずに、毎年「誕生祝い」を送っている人を見てしまい、ちょっと不気味に思ったものでした。
とりあえず、その人には誕生日を非表示にできることを説明しておきました。
改めて、この機能はデフォルトで使用不可にすべきなのでは、と強く思った次第でした。
2019年06月08日
10個目の管理サイト
色々あって、新たなサイトを立ち上げて管理することになりました。
数えてみたところ、現在、管理しているサイトが10になっていました。
もちろん、毎日毎日、10個のサイトを更新する必要があるわけではありません。
なかには、年に数回だけ更新すればなんとかなるサイトなども含まれています。
とはいえ、いくつもやっていると、色々と神経を使います。
今日も、更新したつもりが、アップロードを忘れてしまい、指摘を受けたなどという事もありました。
いろいろ大変ではありますが、やりがいもあれば、満足度も高い業務なので、頑張っていこうと思っています。
もちろん、いくら増えても、自分の「原点」であるこのサイトは、これからもずっと更新し続けます。
2019年05月28日
99.9%の人にとって迷惑でしかないキー
ワードを使っていたら、文字の挿入ができなくなった、というSOS電話がかかってきました。
そこで、「Insert(INS)キーを押してください」と回答し、解決しました。
このキーを押すと、「上書きモード」になり、通常だったら文字やスペースが挿入される操作をすると、そこにあった文字が置き換わってしまいます。
まだWindowsが普及する前のDOS時代のワープロでは、この機能は重宝されていました。当時は、消したい文字をマウスで選択して一気に削除する、という機能がなかったからです。
しかし、Windowsが普及した四半世紀前から、普通にパソコンを使う人にとって、この「上書きモード」は不要になりました。やりたければ、上書きしたいところを数秒かけてマウスで選択すればいいだけだからです。
ところが、なぜかいまだにこの「Insert(INS)キー」は残りつづけ、こうやって、間違えて押してしまった人をパニックに陥れてしまっています。
同じく、知らずに押した人を困らせる「NumLockキー」ともども、普通にWindowsパソコンを使っているほとんどの人にとって、何の存在価値もありません。むしろ、このように、存在するだけ迷惑です。
にも関わらず、いまだにパソコンに標準装備されているのですから、本当に困ったものです。いい加減、これらのキーの存廃を検討すべきだと、かなり前から思っています。
2019年05月18日
望遠のマジック
先日、ネットで、とんでもない急坂を車が登っていく写真を見ました。
驚いて色々と調べたところ、デジカメの望遠機能を使った時に起きる現象だという事がわかりました。
ものは試しにと、地元の西の谷跨線橋を撮ってみることにしました。かなり勾配のきつい陸橋で、疲れている時に自転車で登るのは大変です。
それを望遠で撮ったのが最初の写真です。たしかにこれだとジェットコースター並の急坂に見えますね。

しかしながら、普通に撮るとこんな感じです。確かに急坂ではありますが、これなら驚くほどではありません。

というわけで、ネットで「急坂写真」を見ても、すぐに驚かないようにしよう、と思いました。
2019年05月01日
Windows10の「タブレット機能」
Windows10パソコンを使っている人から、「パソコンが使えなくなった」というSOSがありました。
電話で話を聞いたのですが、原因がまったくもって想像できません。
そこで、実際にパソコンを見たら、画面上を「タイル」が占拠していました。
Windows8でデビューしたものの、あまりの評判の悪さにだんだんと、表示されにくくなるよう「改善」され、だんだんと目立たなくなり、Windows10では大幅に縮小されました。
しかしながら、スタートボタンを押すと、相変わらず効率の悪い画面を表示させ、Windows7以前のスタートメニューがいかにまともだったかを伝えてくれています。
その、隠居したはずの「タイル」がデスクトップを占拠していたのです。
Windows8の時は、その画面からスタートボタンを押せば、もとのデスクトップに戻りました。しかし、いくらスタートボタンやWindowsキーを押しても、画面はまったくもって変わりません。
不思議に思いながら調べまくった結果、Windows10には「タブレットモード」なる設定があることを知りました。
画面右下にあるアイコンをクリックすると選択画面が現れ、その「タブレットモード」なるタイルを押すと発生するモードとのことでした。
確かに、「タイル」はタブレットパソコンのため、という名目で作られた画面です。
しかしながら、あまりにも出来が悪すぎて、先述したように忌避された歴史があります。
以前、我が家にもWinsdows8タブレットパソコンがありました。しかしながら、「タイル」などは一切使わず、通常のPCと同じくデスクトップを使用したものでした。
それだけに、この「タブレットモード」なるものを実際に愛用している人はどれくらいいるのだろうか、と思いました。
それにしても、あれだけ使われていないにも関わらず、マイクロソフトは「タイル」にこだわっているのだな、と驚きました。
ただ、電話サポート担当者である自分としては、百害あって一利ない設定であると言わざるを得ません。
ぜひともWindows11では、この「タイル」機能は完全に消滅させてほしいものだ、と強く願っています。
2019年04月30日
謎の都市伝説
「このUSBメモリもう使わないんで捨てようと思っています。水に浸したからデータは消えているから大丈夫ですよね」と言われました。
言うまでもないことですが、水に浸したくらいでUSBメモリのデータは消えません。
もしかしたら、ノートパソコンに水をかけると故障する、というのと混同したのだろうか、と思いました。
それとも、どこから「USBメモリは水に浸せばデータが消える」という都市伝説を吹き込まれたのでしょうか。
どれだけ文明や情報通信技術が進歩しても、胡散臭い情報や、それを信じてしまう人はいるのだな、と改めて思いました。
2019年03月25日
Office2010サポート修了
パソコンに「Office2010が2020年10月にサポートを終了します。買い替えてください」という表示がされました。
率直に言って、サポートが切れると何が困るのか、よくわかりません。
マクロ付きのOfficeデータがメールで来ても受け取りません。まあ、そもそもここ10年以上、そんなメールを送ってくる人はいませんが…。
また、Outlookでのメール送受信もしていないので、Officeソフトをネットにつなげて使う、という事すらしていないのです。
そのため、サポート切れを放置したところで、どんなリスクが生じるのか、想像できません。
むしろ、数ヶ月前に発生した、「誤ったセキュリティパッチのせいで、エクセルが起動しなくなった」などという事件に遭うリスクがなくなるぶん、安全度が増すのでは、とまで思っています。
マイクロソフトにおいては、ただ脅すのではなく、具体的なリスクを明示した上で、サポートを受けるか否かを利用者に選択してもらう、という方針を取るべきなのではないでしょうか。
2019年03月24日
かつての本業が…
ここのところ、PCトラブル対応関連で、不本意な結果が続いています。
まあ、今の本業が忙しいこともあり、そちらの依頼になかなか時間が取れないせいでもあるのですが…。
とはいえ、長いこと、それを本業にし、しかもそこそこの実績も残せていたので、この現状には忸怩たるものがあります。
あと二週間で、本業のほうは一山こえますので、それを機に、少しはそちらのほうもしっかり復習せねば、と思っています。
2019年03月17日
アナログケーブル
デスクトップパソコンの本体だけを交換する案件が入りました。
かつては、本体とモニタが独立している、というのが「普通のパソコン」でした。しかし、ノートパソコンの価格低下と、CPUとワイド液晶モニタが一体になったモデルが普及した事により、すっかりこのタイプは「少数派」になりました。
このタイプで一番困るのは、モニタとパソコンをつなぐケーブルです。
アナログ・デジタル・HDMIの三種類があるのですが、たいていのパソコンもモニタも、そのうちの二種類だけに対応しています。
今回、買い替えたパソコンはHDMIとアナログの端子があり、既存のモニタはデジタルとアナログの端子、という設定になっていました。
したがって、アナログケーブルで接続せざるをえません(デジタルとHDMIの変換器を使うという選択肢もありますが…。
ところが、不運にもアナログケーブルの余剰がありません。仕方ないので、近所のイオンに入っているノジマ電気に行ったのですが、「PCとモニタを繋ぐケーブルは扱っていません」と即答されてしまいました。
冒頭に書いたとおり、このタイプのパソコンが少数派になった以上、そのような品揃えになってしまうのも仕方ないとは言えます。
もちろん、ネット通販を使えばすぐに入手できるので深刻な問題ではありません。
とはいえ、10年ほど前までは当たり前の存在で、パソコンを買えば一緒についているのが当然だったアナログケーブルが、こんな「希少価値」があるものになってしまった、という事には驚きました。
2019年02月23日
回線速度が落ちる
日本の光ネット回線速度の国際順位が落ちた、というニュースを見ました。原因の一つに、NTTが光回線網への投資を渋っているから、という分析もありました。
詳しいことはわかりませんが、実感はありました。仕事がら、NTTをはじめとする回線業者から売り込みの電話をよく受けるのですが、「回線の品質が上がりましたからぜひ契約を」などという売り込みは一度もありません。
「安くなる」とか「セットで契約すれば得する」とか「出力が強いWifiができた」などという売り文句ばかりです。しかも、その内容はいずれも胡散臭いものです。
先日も書きましたが、ドコモショップでプロバイダ契約なしで光回線を契約させられ、「ネットに繋がらない」とSOSしてきた高齢者がいた、などという呆れた事例もありました。
うまいこと言いくるめて儲けよう、という事ばかり重視して商売しているのですから、商品の品質を上げることなど、二の次三の次になるのは、ある意味、当然と言えるでしょう。
その結果が、このインフラの順位低下になったわけです。
もちろん、これは回線に限った事ではありません。さまざまな業界で、客を騙す、働く人をこき使う、の2つで儲けている企業が幅を利かせています。
そうなれば当然、商品やサービスの品質は下がっていきます。
このような傾向を変えないと、数年後、とんでもない事がおこるだろうな、と強く思いました。
2019年02月08日
第一感が正しかったケース
パソコンが重くなり、マウスでクリックしても反応するまで時間がかかるようになった、という連絡がありました。
行ってみたら、確かに異常なまでに反応が遅くなっていました。
「マウスの故障でしょうか?」と尋ねられました。しかしながら、マウスはちゃんと動いています。右クリックすればすぐにコンテキストメニューが出てきます。そして、左クリックした場合、時間がかかるものの反応はします。
そのため、「マウスの故障ではなさそうです。パソコン内部の問題だと思います」と答えました。
そしてスタートアッププログラムの無効化やセーフモードでの再起動などを試したのですが、現象は全く改善されません。
何度めかの再起動のあと、最初の問いが気になりました。そこで、マウスで左クリックする代わりに、キーボードのエンターキーを押したら、即座に反応しました。
もうこれはマウス以外に考えられない、と思い、近くの量販店で購入して交換したところ、正常化しました。
つまり、このマウスに「左クリックをした場合、パソコンに命令が伝わるまで非常に時間がかかる」という障害が発生していたわけです。
そのような障害はこれまで見たことも聞いたこともありませんでした。それだけに、最初に聞いた「マウスの故障では?」という指摘を即座に否定したわけです。
自分の経験にない可能性について、もっと考えるべきだったな、と反省させられた一件になりました。
2019年02月05日
プロバイダ契約なしで光回線契約
70代後半の人から、「引っ越して光回線を引いたのだが、ネットにつながらない」というSOSがありました。
状況を確認したところ、プロバイダ契約がなされていない可能性が99%といった感じでした。
しかしながら、Bフレッツなどを申し込む際は、セットでプロバイダ契約も提示されます。にも関わらず、なぜだろうか、と不思議に思いつつ、現場に向かいました。
契約書をみたところ、回線はドコモ光でした。物理的にはBフレッツと同じものです。
しかしながら、契約書のどこにもプロバイダ情報はありません。予想通りではありましたが、ちょっと驚きました。
70代後半で、どう見てもネットに詳しくなさそうな言動の人がドコモショップに訪れたわけです。ドコモ光を勧めるならば、プロバイダ契約さらには、その設定サポートまで提案するのが当然ではないでしょうか。そうしないと、自力では絶対にネットに繋ぐことは不可能です。
よくこんな契約をさせたものだと心底呆れました。
実は、このような形で、何も理解せずにドコモ光の契約をさせられた高齢者を見たのはこれが3人目です。いずれも、プロバイダ情報の設定のことなど、全くわかっていませんでした。
もちろんこれはドコモだけの話ではありません。ソフトバンクでも同じように必要もない光回線を抱き合わせで契約させられ、無駄な費用を払う羽目になった人を複数知っています。
残念なことですが、携帯のキャリア会社は、客を騙して儲ける事を是としていると思わざるを得ませんでした。
2019年01月28日
迷惑な「迷惑メールフィルタ能力」
拠点に新たなメールアドレスを設定し、その情報を職場にメールしました。
ところが、戻ってきてメールソフトを立ち上げたところ、受信トレイに入っていませんでした。
もしやと思い、「迷惑メール」フォルダを開いたら、そこに入っていました。
題名も本文も変なところはなく、普通にメールアドレスを告知したものです。加えて言えば、ドメインはGメールでした。
その一方、受信トレイには「すべての有料放送が無料」だの「キャッシュバックキャンペーン」など、あからさまな迷惑メールがわんさか入っています。しかも、何度それ右クリックして「迷惑メール」と学習させても、全然覚えません。
その一方で、普通の連絡メールを「迷惑メール」フォルダに入れてしまうわけです。
ちなみに、メールソフトはマイクロソフト社製です。この会社が最初にメールソフトを出してから四半世紀は経っているはずです。にも関わらず、なぜここまで迷惑メールの判定基準がメチャクチャなのだろうか、と呆れました。
2019年01月24日
変化の早い世界
ネットの世界は非常に早い速度で変化が起きます。
今はSNS全盛ですが、10年前はほとんど使われていませんでした。
また、そのSNSにおいても、月ごと年ごとに流行が変わります。
仕事においても趣味においても、何が主流になっているとか、何が流行っているのかは常に理解しておく必要があります。
さらに深く分析し、最善の情報発信手段を探求できれば、などと思っていますが、もちろん、簡単にできることではありません。
日々、試行錯誤しながら模索しています。
なお、このサイトについてはそのような事は何も考えていません。「拡散」などは全く意識することなく、これまでもこれからも、ただひたすら、書きたいことを気軽に書いていくつもりです。
2019年01月02日
今世紀初の「手書き宛先年賀状」
昨日も書きましたが、自分の「年末年始休暇」は元旦の昼からでした。
そういう事もあり、年賀状にとりかかったのも、2日になってからでした。
とりあえずプリンタを出して、アクセスに入れている住所を印刷しようとしたのですが、かすれてしまっています。ヘッドクリーニングを試みたのですが、何の効果もありません。どうやら、プリンタが故障してしまったようです。
しかたないので、宛先は手書きにしました。少なくとも、21世紀に入ってから、手書きで年賀状の宛先を書くのは初めてです。
字が下手な上に、手が疲れて、えらく苦労しました。
ある時期まで、「ワープロ打ちは失礼。手書きでこそ心がこもっている」みたいな言説がまかり通っていました。
しかし、自筆の宛名の拙さにほとほと呆れながら、そんなこと絶対にないよな、と改めて思いました。
ちなみに、ここ数年、プリンタを使うのは、年賀状の宛先印刷だけでした。それだけに、プリンタを買い換えるのも気が引けます。来年の年賀状はどうしようか、と今から悩んでいます。