2006年02月05日

そのものズバリな件名

 毎日、いろいろな迷惑メールが来ます。その中の一つに「脅威の電子メールです」という件名のものがありました。そこに書いてある内容を真に受ければ、その人に被害をもたらす事くらい、読まなくても分かります。したがって、確かにこのメールはウイルスと同様、「脅威のメール」です。とはいえ、そんな事を自分から宣言してどうするのでしょうか。題名を見ただけで捨てられる可能性が他の迷惑メールより高くなるくらいしか「効果」は思いつきません。
 おそらくは、「驚異の」と書こうとしたのが、誤変換してしまったのでしょう。私も、公私とも誤変換はよくやらかします。このサイトでも古い記事を見て自らの誤変換に呆れる事は少なからずあります。したがって、他人の事を嗤ってばかりはいられません。とはいえ、いくら何でも「入口」となる件名が自己否定になるような誤変換はさすがにした事がありません。
 2年近く前に、「SPAM」という件名の英文メールを受け取った事がありました。そう考えると、この「脅威の」メールは、日本の迷惑メールが本場に追いついたと言えるのかもしれません。そういう意味では感慨深いもの(?)がありました。

2006年02月05日 22:19