2008年07月23日

存在意義がわからない機能

 パソコンを導入したての人から、いろいろいじっていたら、画面上に表示されている物が全て消えてしまった、という連絡をもらいました。話を聞くと、10個近くあったデスクトップアイコンが一切表示されなくなった、という現象のようです。
 Windowsパソコンを触って11年半ほどたちますが、そんな現象、初めて聞きました。不思議に思いながらネットで調べてみました。
 すると、デスクトップを右クリックして表示される「アイコンの整列」の奥に「デスクトップアイコンの表示」という項目があり、そこのチェックを外すと、アイコンが表示されなくなる、という事が分かりました。確かにこれなら、適当に操作していたら、間違ってチェックを外す、という可能性が十分に考えられます。

 というわけで、原因は判明しましたが、気になったのは、この機能の存在意義です。どのような状況になったら、デスクトップアイコンを一括して非表示にする必要性が生じるのか、どうしても理解できませんでした。
 いらないアイコンがあれば、それだけ消せばいいわけです。ましてや、XPには「しばらく使わなかったアイコンをまとめて消す」という機能もあります(この機能も、うかつに使うとかなり面倒な事になりますが・・・)。
 もしかして、今回のように「適当な操作をした初心者をびっくりさせるため」の機能なのか、とまで思いました。その謎はともかく、せめてアイコンを消すときは、確認ダイアログくらい出してほしいものだ、と思いました。

2008年07月23日 23:23