2009年12月17日

昨日に続いて、WindowsXP不便小ネタ

 仕事中、zipファイルを解凍したが開けない、という問い合せがありました。自分のPCにはラプラスを入れており、普通に開けるのですが、確かに、解凍ソフトの入っていないPCで試したところ、開きません。
 そこで、調べたところ、圧縮ファイルを普通にダブルクリックしてWindows標準の解凍機能で開いたのは、本当に解凍したのではなく、プレビューファイルだという事が分かりました。
 通常のファイルだと開けるのですが、一定以上大きいサイズだと、プレビュー機能がおっつかないのか、開かないとのことでした。

 確かに、解凍したように見えるウインドウをよく見ると、「本当の解凍」を行なうためのメニューが小さく書かれていました。そして、そこから解凍すれば、開くことができました。
 なぜそんな仕組みにしたか分かりませんが、普通の人なら、とりあえずフォルダみたいな形をしているものをダブルクリックしてファイルが展開されれば、それが普通に使えるファイルだと思うでしょう。
 にも関わらず、それをダブルクリックして開かねば、何かトラブルでも発生したのだろうか、と思ってしまうのが普通です。
 せめて、ダブルクリック時に、何らかの「ファイルサイズが大きくてプレビューできません。解凍しますか?」みたいなダイアログが出てくれれば、なんとかなるでしょう。しかし、そのような表示は一切なく、エラー音が出るだけです。
 何のためにこんな機能にしたか、理解できません。Windwos標準アプリというのは、本当に不思議だと二日続けて思う羽目になりました。「7」などの後継OSでは改善されているのでしょうか。

2009年12月17日 21:18