2010年01月30日

Google日本語入力を使ってみる

 Google日本語入力をインストールしてみました。数年前にATOKを購入していたのですが、最新状態に更新するためには毎年費用がかかります。そこまで日本語入力システムにこだわりはないので、更新はしなかったのですが、必然的に古さを感じるようになりました。
 そこに、無料かつ最新の言葉も変換可能の日本語入力システムが現れたので、試しに入れてみました。
 ある程度情報は入っていましたが、マニアックな変換をしてくれ、しかも先読みしてくれるのには感心しました。たとえば「もろぼ」と打つだけで、変換候補に「モロボシダン」が出てきます。「めぞん」と打てば「めぞん一刻」が、「はがね」と打てば「鋼の錬金術師」が出てきます。

 しかも、かなりマイナーなものにも対応しています。津田沼がモデルの「妻沼田市」を舞台にした「ツマヌダ格闘街」という作品があるのですが、「つまぬ」と打つと、その「妻沼田市」が出てきます。
 また、「さよならぜ」と打つと、漫画の「さよなら絶望先生」が出るのみならず、そのアニメ版で活躍した声優さんがやっているインターネットラジオの「さよなら絶望放送」まで候補に出てくるのです。
 マニアックな変換候補を探すだけで一つのゲームみたいになるほどです。あらためて、この会社の技術力の凄さを感じました。
 ただ、問題点もいくつかあります。たとえば、「再変換キー」に対応していません。また、シフトと矢印キーで、変換する文節を変える機能にも対応していません。かなり使い慣れていただけに不便さを感じました。
 まあ、それらも含めて、今後も便利になっていくのでしょう。今後どうなっていくかも楽しみです。

2010年01月30日 21:50