2005年04月16日

謎の区分

 HDDのデータ移行ソフトを探していました。すると、とある会社の販促嬢に声をかけられました。説明を聞いたところ、とりあえず需要を満たしたソフトである事は分かりました。機能の後は値段の説明なのですが、これがどうも奇妙です。「通常版」「乗換版」「優待版」の三種類があるとの事。
 この類のソフトを全然持ってない私はどう考えても「通常版」以外は買えないはずです。しかし、販促嬢さんが言うには、尋ねられた時に「持っている」と言えば、「乗換版」や「優待版」も買える、との事。さらに、「乗換」と「優待」の数百円の違いはサポートの有無くらい、という所までわざわざ教えてくれました。
 メーカーから派遣された販促嬢がそう言うのだから、たとえ該当ソフトを持っていなくても安いほうを買っていいのかもしれません。しかし、ならば「通常版」の存在意義は?と非常に疑問になりました。
 結果論ですが、もし販促嬢がいなかったら、何も考えずに通常版を買っていたかも知れません。たとえ、値段の事とはいえ、筋の通らない説明をされると、そのソフトの品質まで信用できなくなります。というわけで、買うのはやめました。

2005年04月16日 23:50