2009年07月19日

配信停止手続き

 学生時代からロッテリアを愛用していました。そういう経緯もあり、携帯メルマガを受信していました。率直に言って、それを見て店に行きたくなった事はありませんが、週に一回くらいなら、と思ってそのままにしておきました。
 ところが、先日大々的に宣伝した「絶妙バーガー」が出てから、やけに頻繁にメールが届くようになりました。
 もともと、今回の商品の宣伝戦略である「食べて美味しくなかった場合、食べ残しを持っていけば新品と交換。それでも不満なら料金返却」というのにかなりの不快感を覚えていました。食べ残しを前提とする事自体が食物を粗末に考えている上に、食品を提供する窓口に食べ残しを持ってこさせる、というのが不衛生に思えたからです。

 というわけで、宣伝メールが届けば届くほど不快さが増し、配信停止をすることにしました。
 そこで、メルマガにある配信停止アドレスをクリックしました。すると停止ページが現れたのですが、「ボタンを押して空メールを送れ」となっています。その通りにメールを送り、返信が来たのでこれで終わりかと思ったら、「URLをクリックしろ」と書かれています。それをクリックして表示されたページの停止ボタンをクリックしたら、やっと停止手続き完了メールが届きました。
 つまりこちらは、「URLをクリック・ボタンを押す・空メールの送信ボタンを押す・URLをクリック・ボタンを押す」と5回も操作をさせられたわけです。
 先方としては、停止までのステップを増やす事で、途中で諦めたり操作を間違えたりして、失敗することを願っているのでしょう。確かに、担当者にとってはメールの部数が自分の評価に響くわけでしょうから、そのようにしたくなる気持ちは分かります。
 ただ、それによって無駄な操作をさせられた配信停止者が、どのような気分になるだろうか、という想像力も働かせるべきでは、と思いました。
 少なくとも私は、一連の経緯がきっけけで、今後、ロッテリアで食事をする確率は大幅に下がりました。その「とどめ」になったのは、配信停止手続きの煩雑さでした。

2009年07月19日 23:13