2006年01月11日

伝統的修理法

 数年前に買った光学式無線マウスの調子が悪くなりました。発光機が点滅し、動かしても押しても反応しない、という現象が頻発するのです。寿命かなと諦めつつも、たまに使える事もあるので、マウスパッドの上にそのまま置いていました。
 そんなある日、またまた無線マウスがダメなので、有線マウスを使いながら作業をしていました。すると、手が滑って、無線マウスを机から落としてしまいました。仰向けに転がってマウスを見ると、発光機がちゃんと光っていました。どうやら、ホイールボタンに力が加わると治るようです。
 「光学によって位置情報を記録し、それを無線でパソコンに伝える」という現代的な機械なわけですが、意外な事に壊れた時の「対策」は、昔のTVと同じで「叩いて治す」だったわけです。技術は日々進歩はとげているわけですが、「原点」は変わらないものだ、と妙なところで感心させられました。

2006年01月11日 23:06