2006年08月08日

らせん式ナビゲーション?

 年に必ず1度は使う東京-松山便の本数が多いという理由で、今世紀に入ってから、全日空にばかり乗っています。そして、航空券の購入もあってサイトもよく使っています。ところが、ここのサイトのナビゲーションはいつ見ても複雑きわまりません。力を入れて宣伝しているキャンペーン情報を見ようとトップページに行っても、そこからどこをクリックすればわからない、という事もあります。
 そんな中、マイレージクラブでやりたい事があったのでサイトに行きました。ところが、相変らず、どこをクリックしていいのかよくわかりません。何とかそれらしき所をクリックし続けたら、いつの間にか、しばらく前に見たページに戻ってしまいました。サイトを見ていて、先に行くつもりがいつの間にか「一周」してしまう、というのはなかなかできない経験です。

 それだけでも変な話ですが、さらにブラウザのタブの部分を見て驚きました。なんと「ANA」と書かれたタブが5つくらいできているのです。同じサイト内の継続した情報に移動するにも関わらず、それを全て別窓で開く設定にしているわけです。
 タブブラウザを使っているため、さほど気にもなりませんでしたし、実害もありません。しかし、IE6.0などを使っている人の場合、いちいち窓が開き、後で全部閉じねばならないわけです。どう考えても効率が悪い上に、利用者に不親切な設計です。
 全日空のサイトというと、「FLASHを使った航空券予約」などが「いい例」として取り上げられたりしますが、これまでの事もあり、かなり呆れました。まあ、あれだけ大きな会社ですから、部分によって作っている会社も違うのでしょうが。
 もっとも、ご覧のように自分のサイトもさほどナビゲーションが優れているわけでもありません。そういう事もあり、この奇妙な経験を「反面教師」として自分に生かせれば、と思いました。

2006年08月08日 23:11