2005年05月01日

開封率とクリック率

 当初、珍しかった日本語のスパムも、いまではすっかり日常茶飯事となりました。その中で、今日みかけたスパムは「Windowsセキュリティ情報」というもの。一見、本物っぽいですが、マイクロソフトが出しているものとは、表題のつけ方が違います。したがって、すぐにスパムとは分かりましたが、どんな釣り方をしているのかちょっと気になって中身を見てみました。すると、マイクロソフトの発表した情報をちょっと貼り付けた後、「本題」のエロサイトのURLが書いていました。
 確かに、これなら開封率は上がるでしょう。しかし、「そうか、新たなWindowsの脆弱性が発見されたのか。気をつけねば。それはともかく、この下にはいやらしそうなエロサイトがあるぞ。早速見てみるか」などと行動する人などいるのでしょうか。そういう意味で、いくら開封されても、肝心の宣伝効果はどのくらいあるのか、と他人事ながら気になったスパムメールでした。

2005年05月01日 01:21