2005年02月18日

デジタル複合機の進化の方向性

 デジタル複合機の展示会に行ってきました。こちらとしては、最大の用途はコピーで次がFAXとプリンタです。しかしながら、それらに関する新機能に関する解説はほとんどありませんでした。1分間に刷れる枚数も、4年ほど前に導入した現行機とさほど変わっていませんでした。もはや、コピーやFAXの性能については、行き着くところまで行き着いたのでしょうか。
 その代わりに、メーカーの人が力をいれて宣伝したのは、スキャナ機能及びスキャンしたデータを管理する機能でした。それ自体は確かに便利そうなのですが、さほど画像をスキャンして共有する、という業務が少ないだけに、あまり気を惹きませんでした。
 ちなみに、メーカーの人は無線LANでつないだノートパソコン2台をサーバーとクライアントに見立てて「実演」したのですが、無線LANの調子が悪いのか、「こうすればこのフォルダに格納されます」とか「これで検索ができます」と説明するにも関わらず。実際のマシンでは出来ていない、というギャグみたいな展開になってしまいました。まあ、こちらとしてはさほど興味もないので、別にどうでも良かったのですが。

 なお、仕事でコピー機を管理している身として言わせてもらうと、まだまだ基本的な機能にも改善の余地があるとは思うのですが・・・。たとえば、現在だと紙詰まりを自動通報する機能があるのですが、それを「機器の磨耗などで紙詰まりが起きる可能性が高くなると自動通報して担当者が点検・修繕してくれる」みたいな機能は実現しないものでしょうか。これがあると、日頃の仕事の手間がかなり減ってくれるのですが・・・。

2005年02月18日 23:56