2010年09月21日

アドビのアップデート

 ここ最近、パソコンを立ち上げると3割以上の確率で、Adobe ReaderもしくはFlashのアップデート画面が表示されます。
 Adobe Readerのセキュリティホールによってガンプラーが席巻した、というのはかなり前の話ですが、その後も相変わらずセキュリティホールが発覚しまくっているようです。
 自分にとって、Adobe Readerに求める機能は、PDFファイルに記載されている文字と画像の閲覧さえできれば十分です。

 にも関わらず、ほとんどの人が使わないジャバスクリプトなどの機能を入れてしまい、それが利用者のパソコンにとっての脅威となっているわけです。まさしく百害あって一利なしの迷惑な機能と言えるでしょう。
 セキュリティーホールに度ごと対応するのは必要ですが、もっと抜本的な対策も考えて欲しいものです。次のバージョンアップからは、「PDFを表示するだけで他に余計な機能は持たない低リスク版」と「様々な機能を持つ代わりに、色々と穴があいている可能性のある高リスク版」に分けてリリースして欲しいものだ、と思いました。

2010年09月21日 23:59