2006年12月05日

分かりにくくする努力?

 とある大手小売業の関連会社の情報を確認する必要があったので、Googleで検索しました。しかし、そこで表示された大手小売業のページ構成は非常に分かりづらく、必要とする情報にたどりつけません。ちなみに、必要な情報とはその関連会社の所在地、という普通ならすぐみつかるはずの情報なのですが・・・・。
 にっちもさっちもいかなくなり、総合トップから探そうと、ブラウザに表示されているURLの「/」以下を削除してエンターキーを押しました。しかしそこで表示されたのはその大手小売業のトップページでなく、世界的に人気の絵本のキャラが動くというFALSH画像が表示されました。どうやら、数年前に流行した「WEB製作会社が収益を挙げるために作った、見る側には何の意味もないオープニングアニメーション」のようです。
 何で関連会社の住所を調べるのに、絵本キャラのアニメーションを見せられねばならないのだ、と想いながらSKIPを押して「本当のトップページ」にたどりつきました。しかし、そこからのナビゲーションもやはり悪く、本来の目的を達するまで、かなり不要な時間を費やされました。
 さしずめ「サイト構築の悪い例の展示会」とでも言ったところでしょうか。それにしても、「小売業の公式サイトに行こうとしたら絵本のキャラが動き出した」というのはかなりシュールな話でもあるな、と思いました。

2006年12月05日 23:58