2011年12月06日

全国のオランダ焼

 12月1日付のGoogleウェブマスターツールで検索語句リストを見たら、普段より3,000ほど表示が増えていました。不思議に思って調べたところ「オランダ焼き」という語句で検索してきた人がその数だけいました。
 おそらく、テレビか何かで取り上げられたのでしょう。しかし、私が食べたのは、松山のフードコートにあった、ちょっと変わったお好み焼きです。しかも、相方の話によると、現在は松山から撤退している、との事です。それをテレビで取り上げるとは思えません。
 そこで、ネットで検索してみました。すると、北海道の美幌町・秋田の湯沢市・岐阜県の八百津町にに、それぞれ「オランダ焼き」があることが分かりました。
 北海道のはスポンジにチーズと生クリームが入ったお菓子で、秋田のは大判焼きの中にハムとマヨネーズが入った食べ物、岐阜のはワッフルの堅焼きみたいなものでした。愛媛のものもあわせ、いずれも似ても似つきません。
 江戸時代、オランダは西洋文明を代表する国名だったそうです。その影響で、変わった食べ物を考案した当時の人が、ハッタリも兼ねて「オランダ焼き」と名付けたのだろうか、などと思いました。
 そのように調べているうちに、愛媛オランダ焼きと秋田オランダ焼きを夕食にして、デザートに北海道オランダ焼きと岐阜オランダ焼を食べる、などといったメニューで誰か食事をしてくれないだろうか、などと思いました。
 あと、それらの「オランダ焼き」をオランダ人に食べさせたら、どのような反応をするだろうか、とも思いました。

2011年12月06日 23:42