2011年12月27日

自分にとっての「本家」

 サンシャインシティに行きました。帰りに時間があったので久々に都電に乗ろうと東池袋四丁目電停に向かったら、「大勝軒」という看板を見ました。
 日本には様々な「大勝軒」がありますが、知名度から言えばここが圧倒的でしょう。ちょうど遅めの昼食をどこで食べようか、と思っていたところなので入ってみることにしました。
 店内で5分ほど立って並び、さらに席についてから10分ほど待たされました。13時を回っていたのですが、さすが全国的に名高い店は違います。
 そして食べたのですが、有名店ならではの特別な味、という事はありませんでした。「普通の700円のつけ麺」という感じでした。

 そのように感じたのには理由があります。自分にとって、「大勝軒」および「中華もりそば」と言えば、4歳の頃から食べはじめ、成人してからも何度も行っていた野方にあった大勝軒(2005年5月閉店)です。
 したがって、そこの味が「中華もりそば」の基準になっています。総本山であるこの店のもりそばも、「野方に比べれば・・・」と感じてしまったわけです。
 ネットなどに載った二つの大勝軒を比較した感想を見ると、たいていが「東池袋のほうが上」となっていました。まあ、それが世間一般の評価なのでしょう。
 しかしながら、自分にとってはやはり、野方で食べたのが「最高の中華もりそば」という認識は変わりませんでした。それを再認識できた、という事が、この昼食における最大の収穫だったと思いました。

2011年12月27日 19:52