2011年01月09日

商店街国道

 テレビを見ていたら、千葉駅近くの店を紹介していました。どのへんにあるのか、と思って店のサイトから地図を見ました。
 周辺の駅などから、だいたいの場所の見当はつきました。千葉駅からヨドバシに寄って、パルコまで行く際によく歩く道の近くです。ところが、その地図と実際の街がどうしても結びつきません。

 地図には、「千葉街道」という茶色に塗られた道が書かれています。どうやら、この色は国道を意味しているようです。実際、千葉街道といえば国道14号線で、わが家の近くにも通っています。
 習志野市内では二車線ですが、千葉市に入ると四車線になります。しかも、中央分離帯が大きいため、かなり広い道になります。その道の延長がこの地図には書かれているわけです。
 しかしながら、この地図に書かれたあたりで、その千葉街道=国道14号線を見たり通ったりした記憶がありません。通い慣れた街の地図に書かれた道がどれだか分からない、などという経験をしたのは生まれて始めてです。
 そこで、地図を拡大したり、写真バージョンで見たりしました。その結果、この「千葉街道」というのが、パルコに行く際に通る、一車線の商店街である、という結論に達しました。この道、一応自動車も通れますが、私が行く休日の午後などは、歩行者が多く、ほとんど車は見ません。
 これまで、「階段国道」や「最短国道」などの「変わった国道」をネットや本で見て、「世の中には変な国道もあるんだな」と思っていました。それだけに、まさか休日によく歩く商店街がまさか「国道」だったとは思いませんでした。
 ちなみに、「国道14号」自体は、商店街を抜けた後、再び四車線の車道となり、次の交差点が終点となっています。しかしながら、その車道の名称は「佐倉街道」となっており、「千葉街道」は商店街とともに終点となっています。
 まさか、千葉街道の終端部分がこうなっていたとは思いませんでした。世の中にはいろいろな「発見」があるものだと改めて思いました。

 (1/10追記)これ書いた次の日、この「商店街国道」に言ったのですが、一方通行の一車線ながら、車の通行量は多く、そこそこの速度で走っていました。
 書いた時は、車はほとんど走っていないと思っていましたが、記憶違いだったようです。とはいえ、「これがあの国道14号=千葉街道なのか?」という意外性に変わりはありませんでしたが・・・。

2011年01月09日 23:54