2009年09月21日

日曜大工

 本棚で使っていたカラーボックスが壊れたため、代替品として本棚を買うことになりました。前回買った椅子が良かった事もあり、今回はIKEAで買うと最初から決めていました。
 そして、丈夫そうな本棚を選び、本日到着しました。早速組み立てようとしたのですが、どうもこれまでの組み立ててきた本棚とは勝手が違います。最初に縦板と梁になる横板を組み合わせるところから、やけに複雑な作業を要求されました。
 その後も、説明書を読みながら、面倒な作業を進めていたのですが、そのうち、モンキーレンチを使う必要のある工程が現れました。さらに先を読んでみると、金槌で60箇所釘打ちをする、などと書いてありました。

 いずれの工具も我が家にはありません。仕方ないので、電車に乗って津田沼のユザワヤまで買いに行きました。
 最早単なる本棚の組み立てでなく、「日曜大工」になってしまっています。そして、60箇所の釘打ちを終了し、いよいよ立てました。ところが、苦労の末に組み立てた本棚は傾いていました。
 冷静に考えてみてみれば、前に住んでいたアパートも含め、16年間もモンキーレンチと金槌がない生活をしていた人間が、いきなりそれを使って家具を組み立てる、というのは無理があります。しかも、元々このような作業は苦手でした。
 とりあえず、足元に段ボールを入れてとりあえず並行にはしました。しかし、まだまだ傾きは残っています。そこで、近日中に耐震用の突っ張り棒を買うことにしました。工具代も含めると、かなりの追加出費です。
 確かに、ちゃんと作れば、既存の本棚よりずっと安定した物になっていたとは思います。しかし、それを実現するための技術がないと、逆の結果になってしまいます。
 椅子の件でIKEAの製品の丈夫さは分かったつもりでいました。しかし、今回の件により、自分で組み立てる製品については、組み立てる側に一定以上の技術力が必要がないとその丈夫さを得ることができない、という事を身をもって知りました。

2009年09月21日 00:01