2011年11月19日

検査当日

 昨日も書きましたが、病院で肝臓のエコー検査と大腸の内視鏡検査を受けてきました。朝8時半に病院に行き、まずは肝臓のエコー検査を受けます。腹にゼリーみたいなものを塗って、その上を検査機でなぞると、脇のモニタに肝臓とか胆のうのエコー画像が見えます。
 とりあえず、脂肪肝などの異常はないとのことでした。これでまた、明日からも普通に酒が飲めると思い、ひと安心しました。

 ここまではあっさり終わったのですが、続く大腸のほうはかなりの難物です。応接室みたいな部屋に座らされ、2リットルもの「腸管洗浄剤」と紙コップを渡されます。これを2時間かけて飲み、大腸の中を空にするとのことでした。
 一応、時間つぶし用に大型液晶テレビなども置いてあります。適当にまわして見ましたが、相変わらず面白そうな番組がありません。唯一、気楽に見れそうなのがテレ東の子供向けアニメでした。
 ただ、それを見ている時に、看護師さんが検査の案内に入って来られたりすると、かなり気まずい事になりそうです。
 というわけで、結局、ひたすらiPod touchと向き合っていました。せっかくなので、買って一ヶ月経ってもなかなか慣れることができない、フリック入力の練習をしたりしていました。
 そして12時半ころにやっと準備が整います。まずは、これまた人生初である点滴を打たれます。そしてしばらくすると、点滴の針が刺さったまま、内視鏡検査に。カメラが入ると、肝臓同様、脇のモニタに腸の様子が映ります。エコーと違い、リアルな映像なので、余計不思議な感じがありました。
 検査の結果は、いくつかポリーブはあったものの、特に問題はないとのことでした。念のため、一部組織を検査して、後日結果を教えてくれるとのことです。
 少なからぬ費用と時間をかけた結果が「異常なし」だったので少々拍子抜けしました。また、検査のきっかけとなった、腹部の違和感の原因は結局何なのだろうか、というのも先送りになってしまいました。
 とはいえ、やはり異常がないというのはいい事です。この費用と時間で「安心」を得ることができたから満足、と思うことにしました。

2011年11月19日 22:45