2009年02月23日

オランダ焼き

 昨日、相方と松山市内を散歩しました。最初に、ショッピングセンターで生活必需品を買い、その後、別の階にあるフードコートに行きました。
 昼食をどこで食べようという話になったのですが、相方はお好み焼きを強く主張しました。普段、千葉や東京で外食した時、お好み焼き屋に行った事はありません。少々不思議に思いましたが、その店で食べることにしました。
 そこは、どのフードコートによくある、お好み焼き屋なのですが、一つだけ大きな違いがありました。そこの主力商品は「オランダ焼き」という名前なのです。といっても、別にオランダ名物のチーズが入っていたりするわけではなく、基本的には大阪風お好み焼きと何ら変わりはありません。

 ちなみに、焼きそば入りのお好み焼きも売られているのですが、それは「ベルギー焼き」でも「フランス焼き」でもなく、普通に「広島風お好み焼き」と名乗っていました。
 それがなぜ、「オランダ」の名を冠しているか不明ですが、相方は嬉しそうに食べていました。そのこだわりが不思議なので尋ねたところ、子供の頃、外食というとこの「オランダ焼き」だったそうで、非常に深い思い入れがあるとのことでした。
 自分にとっても、そのような「子供の頃から好きだった外食」はありました。ただ、その店は、4年ほど前に閉店となり、最早二度と行くことはできません。その事を思うと、一見、どこにでもある関西風お好み焼きを嬉しそうに食べる相方の気持ちが分かると同時に、うらやましさみたいなものを感じました。
 いずれにせよ、懐かしい食べ物を嬉しく食べる姿を見ていると、それだけで嬉しくなります。来年以降もまた、この「オランダ焼き」を食べに行きたいものだと思いました。

2009年02月23日 23:59