2013年06月19日

ツツジとサツキ

 何度か書いていますが、近所の通りにはツツジが植わっており、毎年、5月の連休前後には「ツツジ見」を楽しんでいます。
 一方、ツツジが散るころになると、近所のマンションの植え込みには、一斉にツツジを小さくしたような花が咲いていました。
 それもまた綺麗なのですが、この花の事をずっと、「小ぶりでちょっと遅く咲くツツジ」だと思い込んでいました。
 ところが、先日、昨年知り合った花屋さんと雑談していたら、あれは「サツキ」というツツジ科ではあるものの、別の名前の植物だ、という事を教えてもらいました。
 言われてみれば、たしかに花も葉もあれだけ形が違うわけです。別の名前があってしかるべきです。しかしながら、ツツジに白いのや赤白まだらのがあるように、この小さいのもツツジの一部だと思い込んでいたわけです。
 名前を知ったからと言って別に何か変わるわけではありません。しかしながら、なんかそれ以来、サツキを見た時の印象がちょっと変わりました。
 その近所のサツキも、いよいよ最後の花が散る季節になりました。それを見た時は、例年通りですが、いよいよ夏本番が近づいているのだな、と思いました。

2013年06月19日 22:14