2013年08月08日

農産物の循環

 昨日から今日にかけ、梨を5つとプチトマトとオクラを一袋、そして桃を二つもらいました。
 全部、近所や自宅でとれたもののお裾分けが回ってきたものです。
 地元で働くようになるまでは、「農産物生産高で日本4位は千葉県だ」という情報を見てもピンと来ませんでした。しかしながら、このようなお裾分けの連チャンを見ると、確かに農業県なんだな、と思いました。
 もちろん、食べきれませんので、貰ったものを、上手く再分配する必要があります。もちろん、自分の所に来たのも、再分配の一つなわけです。
 荒川弘さんの「百姓貴族」にも、物々交換ベースで行われる農家同士のやりとりが描かれていました。それを思い出しながら、農産品の流通というのは元々こういうものだったのだろうな、と思いました。
 そして同時に、元々そうであった農業を、工業だのサービス業のように「儲け」を主体に考えて「改革」するのはかなり不自然な事なのではないか、と改めて思ったりしました。

2013年08月08日 23:21