2013年04月02日

ことわざと現実

 お彼岸が過ぎて暖かくなると、よく「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が聞かれます。かく言う自分も、よくその言葉を書いたり言ったりしています。
 しかしながら、お彼岸どころか3月も終わったというのに、昨日も今日も冬並みの天候でした。
 別にいまに始まった事ではありません。大学に入った時は、入学式の翌日に雪が降ったものでした。季節外れの雪のなかで、サークル勧誘を受けたことは、25年経った今もよく覚えています。
 そのような経験があるにも関わらず、ちょっと暖かくなると「暑さ寒さも彼岸まで」などと言い出すわけです。
 我ながら、知ったかぶりな事を言っていたんだな、とあまりの寒さに暖房を入れながら思いました。
 いい加減学習して、今年の9月下旬に涼しい日が来ても「別に、この後にも暑い日が来るのだから、安易に『暑さ寒さも彼岸まで』などと言うべきではないよな」と冷静に判断したいものですが・・・。果たして半年後の自分にそれはできるのでしょうか。

2013年04月02日 23:58