2013年07月01日

一風変わった「趣味」とその実践

 若いころ、趣味として「将棋」と書いていました。実際、かなり入れ込んでおり、日常生活における将棋の比率はかなり高いものでした。
 しかしながら、色々あって、10年ほど前から、将棋を指したり勉強する時間がかなり減りました。
 一方、指すと同時に、将棋の裏方も色々とやっていました。大学時代に将棋研究会に入っていたのですが、自分の主な活動は「選手」ではなく、「雑用」でした。卒業後も、二つほどの大会で雑用係をやっています。
 こちらのほうは、将棋そのものとは違い、費やす時間若いころと変わっていません。そういう事もあり、ある時期から自己紹介で趣味を書く時、「将棋」ではなく、「将棋大会の雑用」と書くようにしました。
 このような「趣味」を持つ人は、他にそうはいないでしょう。

 その将棋大会が昨日も都内でありました。ところが、日中に地元で、どうしても外せない別の用事が入ってしまいました。
 そこで、朝、将棋大会の設営を行ったあと、千葉に戻って用事をこなしました。そして、夕方再び江戸川を渡り、再び大会会場に戻りました。
 将棋の対局はもう終わっていましたが、ちょうど片付けが真っ盛りになっており、それをこなしました。
 要は将棋大会の会場に行って、将棋を指すどころか対局を見ることもなく、設営と片付けだけをやっていたわけです。名実ともに「趣味は将棋大会の雑用」になった瞬間とも言えるかも、などと思いました。
 これからも、この趣味は続けていたいと思っています。そして、ある程度余裕ができたら、かつての趣味である「将棋」のほうも再開出来れば、と思っています。

2013年07月01日 22:29