2013年10月09日

目に入っていたのに見えなかったもの

 津田沼まで自転車で行きました。
 駅周辺の歩道の一部は百円の有料駐輪場になっています。
 一方、それ以外の歩道は、駐輪禁止区間となっており、その旨の看板があります。もっとも、その看板の前に堂々と駐輪しているケースも見受けられました。
 そして、有料駐輪における、支払い済みの駐輪とそうでないもを分かりやすく区別するシステムを見て感心したりました。
 当然ながら、これは津田沼の日常風景です。しかしながら、これまで何百回も津田沼に行き、そのあたりを歩きましたが、駐輪について意識した事はありませんでした。それどころか、「駐められている自転車を見た」という認識すらありませんでした。
 別に、自転車が目にはいらないわけではありません。幕張本郷では、自宅の近くに山ほどある不法駐輪の自転車や、家の近くにある公営の駐輪場の事など、普通に意識していました。

 この認識の差には、我ながら不思議に思いました。
 幕張本郷では、道を歩いていると、不法駐輪の自転車によって歩行に影響を受けます。また、風が強く、よくそれらの自転車が倒れます。そのため、意識に入ったのでしょう。
 一方、津田沼にはこれまで自転車で行くこともありませんでした。それに加え、有料駐輪も不正駐輪も整然と並んでおり、通行に影響もないです。それゆえ、目には入っても、意識に残らなかったのでしょう。
 自転車に乗り出して、色々とこれまで目に入っても意識に残らなかったものがたくさんあった事に驚いています。今日もまた、それを経験する事になりました。

2013年10月09日 23:47