2013年02月09日

アウェイ中のアウェイ

 仕事の都合で、とあるパーティーに参加しました。参加者は百数十人くらいなのですが、うち知っている人は十人くらいしかいません。
 しかも、そのほとんどが、自分より20歳以上も離れています。
 そんな中、宴会が始まりました。来賓挨拶があったのですが、話す人は皆、自分とは完全にものの考え方が根本から違っていました。
 別に、考え方が根本から違う人の話を聞いた経験がないわけではありません。以前に務めていた会社などは、「労働」に関する考え方が自分と180度違っている人たちで構成されていました。
 しかしながら、それらの人たちとの会話が全て不毛だったわけではありません。そのため、何とかやっていけました。
 それに対し、今日聞いた「来賓挨拶」は、自分と完全に違う考えの「エキス」みたいな話でした。しかも、それを何人の人が入れ替わり立ち代り、同じような事を話すのです。
 その時は、「まあ、こういう立場の人だから仕方ないな」と思いながら聞き流していました。しかしながら、その後、自分の体力がえらく消耗している事に気づきました。
 ただでさえ、「完全アウェイ」なところに、そのようなアウェイすぎる考えを濃縮したものを連チャンで聞かされたのが、相当こたえたようです。
 サッカーなどで、ホームとアウェイの有利不利の話をよく聞きます。頭の上では理解していたつもりですが、この実体験により、アウェイというのがいかに大変か、という事が分かりました。
 そして、特に浦和相手のアウェイ戦で勝つチームというのは、かなり凄いのだな、と認識を改めました。
 なお、疲れた理由として、ここ一年弱の間、このようなアウェイ経験をする事が減った、というのもあるか、と思いました。要は、免疫が減ったわけです。
 もう少し、精神的な免疫力を回復させねば、などとも思わされたパーティーになりました。

2013年02月09日 23:43