2013年09月29日

6回目の同期会

 昨日、中学の同期会がありました。2008年から始まったのですが、年々参加者は減っており、前々回、前回と参加者が10人を切りました。
 ところが、今年は一転、参加者が増え、三年ぶりに二桁に戻りました。
 この同期会は、もともとmixiにあった中学のコミュニティがきっかけで始まりました。
 したがって、mixiを主な連絡手段にしていたのですが、昨年から、Facebookを連絡手段の中心に変えました。
 それと人数増加に関連性があったかどうかは何とも言えません。とはいえ、SNSの世界の潮流が如実に現れているな、と思いました。

 ところで、今回、初めて参加した人の一人にY君がいました。中学卒業以来、会うことはなかったので、28年ぶりの再会です。
 そのY君に、中学時代、自分と喧嘩をした記憶がある。ただ、何が原因かは覚えていない、と言われました。
 その記憶は、自分にもありました。そして、自分には喧嘩になった理由も記憶に残っていました。
 当時の自分は、Y君に何か迷惑を被った事など一切ありませんでした。にも関わらず、Y君に対して極めて失礼な替え歌を作って、本人の前で歌ったりしたのです。
 Y君の名前を使ったのは、単に席が近かったのと、替え歌にした際に語呂が良かっただけでした。我が事ながら、本当に失礼極まりない中学生だったと思います。
 その歌詞は、あまりにもひどすぎるものでした。したがって、いくら30年くらい前の話で、酒が入っている場とはいえ、この「真相」を言う事はできませんでした。というわけで、「とにかく自分が100%悪かった」とだけ言っておきました。
 よく、事件において、加害者の記憶は薄れやすいが、被害者はずっと覚えている、と言われます。しかしながら、本件においては逆だったわけです。それを知った時だけは、他人事みたいに、「そのような事もあるんだな」などと思いました。
 それにしても、なぜこんな事を30年近く経っていても覚えているのか、本当に不思議です。まあ、「他人に不当かつ失礼な事をすると、後々まで祟る」という教訓なのだろうな、と思うことにしました。

2013年09月29日 23:23