2013年05月17日

「責任」の所在

 道を歩いていたら、不動産の捨て看板がありました。下のほうに「期限が過ぎましたら、責任をもって撤去します」と書いてあります。
 しかしながら、売り物への矢印は書いてあるものの、どの会社が売っていて、誰が責任者なのかは一切記載がありませんでした。
 これでは、仮にこの「責任をもって撤去します」が実行されなかったとしても、誰がその「責任」とやらを取るのかわからないな、と思いました。
 まあ、別にこの捨て看板が特殊なわけではありません。
 これまでの異常発言が昂じて、ついに「宗主国」に喧嘩を売ってしまった政治業者なども、ことあるごとに「責任」という言葉を出します。
 しかしながら、いざ実際に自分の行った事でマイナスの結果が出ても、「この問題の責任は○○だ」と、言うばかりで、一度も、その責任を取った事などありません。
 他にも、無責任極まりない政治業者は数え切れないほど存在します。
 それだけ無責任がまかり通っているのだから、このような「責任をもって撤去します」がまかり通っているのだろうな、などとその捨て看板を見て思いました。

2013年05月17日 23:37