2013年08月29日

いつの間にか潰れていた

 自転車を買うために下見に行きました。家から歩いて5分くらいの所に自転車屋があり、10年くらい前に相方が購入した事がありました。
 数カ月前に近くを通った時は営業していたのですが、今日行ってみたら、中は残滓しかなく、扉には解体業者の告示が張られていました。
 幕張本郷の山側(総武線・京成線より北側)には、自転車屋はここしかありません。そして、山側にある自転車置き場は常に満杯で、違法駐輪もかなりの量があります。
 それだけ自転車が使われているにも関わらず、地域で唯一の自転車屋が潰れたわけです。
 ちなみに、職場のある京成大久保でも、自分が仕事を初めてから1年以内に二つも自転車屋が潰れています。
 ホームセンターや量販店などの低価格自転車に押されての事なのでしょうか。いずれにせよ、一度しか利用した事がないとはいえ、この町に来てからずっとあった店がなくなる、というのは寂しいことでした。

 あと別業種ですが、冬に利用した、スーパー並みの価格で揚げたての天麩羅を食べれて、アルコールを頼むと氷結が缶で出てくる天ぷら屋の前を久々に通ったら、これまた潰れていました。
 あれだけコストパフォーマンスが良く、経費を切り詰めていても潰れてしまったわけです。
 報道で煽っている「景気回復」なるものが、いかに現実離れしているか、改めて実感しました。
 まあ、他人ごとみたいに言っている余裕もありません。なんとか生きていけるよう、これらを他山の石として頑張らねば、と強く意識しました。

2013年08月29日 23:02