2013年01月11日

佐川クオリティ

 職場のある街で、宅配業者をよく見ます。しかしながら、宅配老舗のニ社は、配布に使う交通機関が大きく違います。
 ヤマト運輸は、自転車で配達しています。職場のある街は自動車が通れるもののかなり狭い道となっている商店街があります。そのため、運びやすいよう、商店街の外でトラックから荷物をおろし、そこから自転車に乗せて各目的地に運んでいます。
 一方、佐川急便は、普通にトラックでやってきます。さすがに商店街の中は通らないのですが、その出入り口ともいうべき道路にトラックを止め、そこから台車などで運んでいます。
 その出入り口に自分の職場があります。そして、佐川急便はこちらの入口を塞ぐスレスレの所まで平然ととトラックを止めます。
 職場の前には、自転車で来る人のために、目印を置いて駐車禁止を促しているのですが、そのような物は先方に取っては知ったことではないようです。普通にタイヤにぶつけてくれたおかげで、ついに目印を穴が開いてしまいました。
 穴があいた目印を見た時、かつていた職場で、業者が佐川からヤマトに切り替わった時の事を思い出しました。
 かつてその職場は佐川の独占状態でした。ところが、ちょくちょくお客さんより「壊れた物が来る」「届きが遅い」などというクレームが来ていました。そこで、ある担当者が職場の慣習を破ってヤマトに切り替えたところ、クレームが激減しました。
 その時、よく言われる「佐川は荷物を平然と放り投げる」という噂はかなり信ぴょう性があるな、と思ったものでした。
 他者が自転車で配っている地域に平然と大型トラックで入り込み、しかも設置した目印を壊して平然としている様を見て、久々にその事を思い出しました。
 以前いた職場の事もあり、これまでも佐川を使うのは必要最小限にしてはいました。しかしながら、今回のことを機に、どんな事があっても佐川は絶対に使うまい、と思いを強くしました。

2013年01月11日 22:27