2013年10月28日

気が抜ける

 昨日の事ですが、将棋大会に参加しました。
 将棋の大会というと、個人での闘いのように思う人がほとんどでしょう。しかし、自分が参加したのは団体戦でした。七人で将棋を指して、四人以上が勝ったらチームの勝ちとなります。
 そのような将棋を1ブロック16チームで総当りを行い、成績上位のチームは、上のクラスに昇格できます。昨日はその最終戦でした。
 自分の所属しているチームは、昨日の開始時点では昇格の可能性がありました。そこで、最初の将棋は非常に気合が入り、何とか自分は勝ちました。しかしながら、チームは負けてしまい、昇格の可能性はなくなりました。
 そのため、あと2回の対局は「消化試合」となってしまいました。すると、最初の試合の時の自分が別人かと思えるくらい、気が入りません。
 結局、その消化試合はいずれもいいところなく負けてしまいました。

 学生時代から団体戦をやり続けていましたが、かつてはそのような事はありませんでした。もちろん、チームの勝利が第一でしたが、状況がどうであろうと、目の前の将棋に全力を尽くしていました。
 ただ、年とともにその精神力の持続力が弱くなってしまったようです。情けない話ですが、仕方ない話です。
 とはいえ、将棋をやめる予定はまだありません。その限りある「やる気」をうまく調整しながら、来年もチームの勝ちのために頑張りたいものだ、と思い、今年最後の将棋を終えました。

2013年10月28日 22:35