2013年02月24日

締めの蕎麦

 蕎麦が売りの居酒屋に行きました。お酒も、蕎麦以外の食べ物も美味しく、話も弾み、大変楽しい飲みになりました。
 で、最後の締めに、看板商品である蕎麦を頼みました。
 ところが、いざ食べ終わると、今ひとつ味が記憶に残りませんでした。
 他の食べ物は美味しかったという認識があるので、蕎麦そのものが美味くなかったとは思えません。

 そこで思いついた原因は、「締め」という概念が普段の自分の飲みにはない、という事でした。
 飲んだ後のラーメンなど論外ですし、お茶漬けも入りません。せいぜい、おにぎり一個と味噌汁くらいですが、それだって周りの人のつきあいであり、自主的に頼むことはありません。
 つまり、飲みの際、「締め」のために胃袋に余裕を持たせない習慣が自然と身に付いているのです。
 そのため、せっかくの名物である蕎麦も、腹が一杯で味が記憶に残らなかったわけです。
 もりそばを好物としている身として、えらく損をした気分になりました。
 そんな事を思い出している内に、一つの「対策」が頭に浮かびました。それは、最初の食べ物で、もりそばを頼む、というものです。これなら、今回のような事は発生しないでしょう。
 かなり「空気を読まない」行為ではありますが、一緒に飲む相手が許容範囲の広い人だったら、挑戦してみようか、と思っています。

2013年02月24日 22:36