2013年01月29日

国際日本学部

 母校がツイッターに学生募集の広告を出していました。今度、中野に新校舎を作るのですが、そこにできる学部の募集です。
 その学部名を見た時は、かなり驚きました。何と、「国際日本学部」という名前だったのです。
 かつて、このような「国際ナントカ学部」みたいな名前を、新興大学などがつけていたりして、よくネタにされていました。
 それを見るたびに、自分の大学は、平凡な学部ばかりで良かった、と思っていたものでした。しかし、時代の流れにあわせ、そのような学部ができてしまったわけです。
 それにしても、「国際日本」とは奇妙な言葉だよな、と思いました。
 ちなみに、「日本文化」と「日本社会システム」という二つのコース(学科?)あるとのことです。うち、「日本文化コース」は、
 現代アート、映画、アニメーション、マンガ、ドラマ、ファッション、文学、舞台芸術といった日本の現代文化やそうした現代文化のルーツにある芸能、美術、武道、思想、宗教などの伝統文化について広く体系的に学ぶことのできるように科目を配置してあります。
とのことでした。

 神保町の書店街のすぐそばにある、という事を大学を選んだ大きな理由としており、実際、在学中そこに入り浸っていた身としては、自分はこの学部のカリキュラムを20年前に先取りしていたとも言えるな、とアホな事を考えたりしました。
 大学の教授には、政治学・法学・文学などで活躍し、媒体に談話を求められる人がいます。同様に、将来は「国際日本学」の権威が我が大学から誕生し、新作アニメや人気マンガについての談話を求められる時代が来るのだろうか、などとも思いました。

2013年01月29日 23:49