2013年08月10日

内部攻撃を続ける組織

 これまで、会社から趣味のサークルまで、色々な組織に関わりました。その中で、たまに、えらく悪口と攻撃の盛んな所が何箇所かありました。
 そこの組織に入ると、まず最初にAさんの悪口をさんざん聞かされます。そうこうしているうちに、攻撃が功を奏してAさんはいなくなります。
 しかし、それで組織が平和になるわけではありません。これまでAさんを攻撃していた人々は、今度は別のBさんをターゲットにするのです。そのように、常に誰かを攻撃し続けます。
 場合によっては、それまでは一緒にAさんを攻撃していた仲間を、新たなターゲットにする事もあります。
 ここまで行くと、もはや攻撃する事自体が目的になっている、という感じです。そんな事にエネルギーを使っていれば、当然ながら組織を良くしたり発展させたりする事にはエネルギーが使われなくなります。
 免疫物質が以上をきたして体内の健康な器官を攻撃するようになる病気があるそうです。上記の状態は、その組織版と言えるでしょう。
 このような組織が健全に発展するには、そのような「攻撃風土」を一掃する必要があるわけです。ただ、現実的にはなかなか難しいと思われます。
 組織論とかあまり読んだことはありません。ただ、このような状況から立ち直った実例があったら知りたいものだ、などと思いました。

2013年08月10日 23:30