2013年01月13日

昔の器械と再リース8年目のレジ

 ちょくちょく行く店内で食べれるパン屋さんがあります。商業施設のテナントなので、その施設が発行しているクレジットカードが使えます。それを使うと、割引ポイントがたまるので、館内ではカードを使います。
 ところが、その店だけは、レジとクレッジトカードが連動していません。カードを出すと、金属製の手動複写機(?)を取り出し、それでカード番号をカーボン紙に移します。
 自分も20代半ばでカードを使うようになりましたが、これまで、そのような処理をされた事は一度もありません。幼少時に、親がカードで買物をした際に、そのような器械が使われるのを見た、というおぼろ気な記憶はありますが・・・。
 一体何で未だにそんなものを使っているのだろう、と思い、何気なくレジオを見たら、リースを示すシールが貼られていました。そこには「リース期限 2005年」と書かれています。
 つまり、リース期限が切れたレジを、8年もの間、再リースし続けて使っているわけです。実際にそれで業務に支障が生じないわけですから、それはそれで正解なわけです。
 そのような考えだから、クレジットカードについても、新しい機械を入れずに、昔ながらの方法で対処しているのでしょう。
 この建物はテナントがよく入れ替わるのですが、その店は我々がこの地に来た15年前からずっと営業を続けています。この厳しい時代の中、それも一つの生き残る方法なのだろうな、と感心させられました。

2013年01月13日 22:06