2013年06月08日

北海道のホッケ

 取引先の人が北海道に旅行に行き、お土産にホッケの開きを持って来ました。
 北海道のホッケといえば、自分はちょっとした想い出があります。大学1年の時に、北海道に旅行に行き、札幌の居酒屋で偶然隣り合わせた人と意気投合した事がありました。
 その人は、北海道のホッケの美味しさについて、熱く語っていました。そして、食べさせてもらう事になったのですが、残念ながら、その日は定休日なのか、おすすめの店はお休みで、食べることができませんでした。
 それから17年後、慌ただしい日程で札幌旅行をしました。ホテルの中にある平凡な居酒屋でホッケを食べたのですが、その美味しさは、普段関東の居酒屋などで食べていたホッケとは全く違うものでした
 その美味しさは、7年経った今でも、よく覚えています。
 というわけで、久々に北海道産のホッケを食べる機会を得ました。
 しかしながら、そこで食べたホッケは、関東の居酒屋で何度か食べたものとほとんど同じ味でした。
 まあ、土産を持ってきた人との関係は、一応義理で土産を持ってくる、程度のものです。したがって、さほど高級品ではなかった、というのもあるのでしょう。
 とはいえ、7年前に食べたホッケも、居酒屋料理であり、別にさほど高かったわけではありませんでした。
 北海道独特の調理法があるのでしょうか。それとも、土産物屋で買われてから我が家に来るまでの数日間で、味が落ちてしまったのでしょうか。
 これを食べた時は、荒川弘さんの漫画「百姓貴族」にあった、「北海道産の種イモを関東に植えても、関東のジャガイモの味にしかならない」という話を思い出したりしました。
 同時に、いつかまた北海道に旅行し、また「北海道でしか食べれないホッケ」を食べたいものだ、などとも思いました。

2013年06月08日 11:14