「活」ブーム
「婚活」という言葉が流行ってからかなり経ちます。この言葉の印象がいいせいか、近、色々な所で、この二番煎じみたいな標語を見るようになりました。
女性向け着物の広告は「振活」ですし、コンタクトレンズ屋さんの広告は「コン活」です。
人気がある言葉だから、それだけ流用される、という事なのでしょう。
しかしながら、大元である「婚活」という事が流行した背景は、さほどいいものではありません。
以前より、労働環境や生活の余裕が悪化して、あえて「結婚のための活動」をせざるをえなくなったためにこの言葉は誕生しました。
にも関わらず、このように、この言葉が肯定的に流行し、様々な言葉が派生しているわけです。
その便乗ぶりの安直さも含め、色々な点でおかしくなっている、と思いました。
2013年02月21日 23:42