2016年04月07日

自分には友人が少ない?

 ふと、自分に「友人」っているのだろうか、という考えが頭をめぐりました。
 もちろん、親しく話す人はたくさんいます。しかしながら、一番会話が多い相方をはじめ、血縁関係がある人は「友人」とはいえません。
 他に親しく連絡を取り続けているのは、大学の将棋研究会OB会のメンバーです。もちろん、ここでつきあう人たちは、先輩・同期・後輩であって友人とはいえません。実際、会話しても将棋以外の話題はほとんど出ません。
 また、仕事などで親しくなった人はいました。しかしいずれも、転職すればつきあいはなくなりました。一社だけ、数年に一回「OB会」をやるところはありますが、これも、その飲み会だけのつきあいです。あとの「元同じ職場の人」で関係が続いているのは、FBで「いいね」を交換する人が数人いるだけです。
 この人達は、「FB」の登録上では「友達」ですが、実際に友人と言えるかどうかは難しいでしょう。
 今の職場の人たちとも、非常にいい人間関係を築けています。ただ、「友人」とはちょっと違います。「同志」と言ったほうがしっくりくる関係です。

 そうやってつきつめて見ると、何ら組織的な関係がなく、「友達づきあい」していると言える存在を調べてみたら、趣味で知り合って長年お世話になっている方とニャン孫しかいない、という事に気づきました。
 ここでの関係も微妙なところで、向こうが自分の事を「友人」だと思ってくれているかどうかは分かりません。特にニャン孫の場合、口頭での確認はできません。
 それを考えると、向こうの認識次第では、「自分には友人がいない」という事になってしまうのでは、と今更ながら気づきました。
 そんな事、これまで気にした事はありませんでした。それだけ、生まれてから「友人」を特に必要としない人生を過ごしていた、という事なのでしょう。
 「友人が少ない(いない?)」という事実のみならず、自分がそのような事を今更になって考えはじめた事に驚いてしまいました。

2016年04月07日 22:28