2016年02月27日

芳林堂が破産

 書店の芳林堂が破産した、というニュースを見ました。
 一昨年の5月まで、津田沼パルコに芳林堂が入っていました。
 1998年に結婚した時、相方がパルコカードを作ったため、それ以来の16年間、一番よく本を買ったのはこの芳林堂でした。
 46年の人生の中において、一番本を買ったのは、この芳林堂です。
 それだけに、一昨年に閉店して、くまざわ書店が代わりに入る、と知った時は、驚くと同時に、芳林堂の経営が危ないのだろうか、と思ったものでした。
 そういう事もあり、今回のニュースには、寂しさを感じました。
 本が売れない理由はよくわかります。ただでさえ実質賃金が下がり続けて消費が減っているのに加え、ネット書店が普及したのですから、既存の本屋さんにとってはたいへん厳しいでしょう。
 そういう意味では時代の流れとも言えますが、やはり残念です。
 早く、日本の政治・経済が抜本的に改善され、再び街なかに本屋さんが増える日を強く願っています。

2016年02月27日 21:49