2016年08月10日

変わらない味と変わった食欲

 結婚してから数年間、津田沼パルコにある「カプリチョーザ」というイタリアンのチェーン店でよく食事をしました。
 特に、トマトとニンニクのスパゲティ・ライスコロッケは我が家で大人気で、必ず注文していました。
 しかしながら、ある年に閉店してしまいました。
 先日、外食に行く話があり、どことなく、このトマトとニンニクのスパゲティの話が出てきました。津田沼店はなくなりましたが、海浜幕張の店は営業中です。
 そこで、スパゲティとライスコロッケを食べに、わざわざバスに乗って海浜幕張まで行きました。
 定番メニューを食べ、ちょっとアルコールも入れました。そして、満足して会計したのですが、その料金は、津田沼でガンガン飲み食いしていた頃より、かなり安価でした。
 まあ、津田沼で食べていた時は、スパゲティ・ライスコロッケ・サラダに、肉もしくは魚料理、さらにはつまみを数点、というのが定番で、アルコールもそこそこ飲んでいました。
 しかし、二人とも年齢に応じて自然と飲食とも量が減り、必然的に金額も下がったわけです。
 トマトとニンニクのスパゲティもライスコロッケも味が変わらず美味でした。しかし、食べる我々は、知らず知らずのうちに変わっていたのだな、と思わされました。

2016年08月10日 21:57