2020年08月12日

それでは安くならない

 以前、お世話になった方から、携帯を買い替えた際に「安くなるから」とインターネット回線とプロバイダの契約を変えたが、既存の回線・プロバイダの解約の仕方がわからない、という相談を受けました。
 そこで、お伺いして、プロバイダ契約をオンラインで解約しました。NTTフレッツ光のほうは時間外だったので、明日電話して解約するよう、お話しました。
 履歴を見たら、回線を変えてから、一ヶ月以上は経っていました。したがって、7月と8月は二重払いになっていたわけです。
 契約を変えて少々安くなったぶんなど、それだけで吹っ飛んでしまいます。
 このように、高齢者が携帯ショップで言いくるめられ、不要な回線契約をさせられた事例を何度も見てきました。
 この人の場合、自分のような頼める人がいたから良かったわけです。しかし、そういうつてがなく、二重払いをずっと続けている高齢者もいるのではないでしょうか。
 回線変更を売り込むなら、既存の回線・プロバイダの解約まで、責任を持ってやるべきです。それもせずに、高齢者相手にたいして安くもならない回線を売りっぱなしにする、というのは悪徳商法と言っても差し支えないレベルだと思います。
 毎度のことですが、日本の有名企業のモラル崩壊ぶりに呆れてしまいました。

2020年08月12日 19:00