年季の入ったWin10マシン
中古のWindows10ノートパソコンを買った人から、「山田」と打とうとしたら「y0mada」と表示された、というSOSが入りました。
電話で聞いただけでは、原因について、皆目見当がつきませんでした。
しかし、機種を見た瞬間、解決しました。
そのノートパソコンは、Windows10という割には、えらく厚ぼったい形をしています。そして、テンキーがありません。
その代わりに、「M]のキーの下に青字で「0」が表示されていました。
2000年代までの中型ノートPCは、このようにテンキーがありませんでした。ひたすら計算する時など、テンキーが必要な場合は、NumLockキーを押すと、Mが0に、Jが1など、その一帯がテンキーになっていました。
今はノートでもテンキーがあるのが普通ですし、テンキーがない小型ノートにはNumLockキー自体がありません。
それもあって、この事をすっかり忘れていたのです。
持ってきた人は、このWindows10PCを数ヶ月前に買ったとのことでした。しかしながら、この仕様を見ると、作られたのは10年以上前で、入っていたOSはXPかそれ以前かと思われます。
懐かしさを感じたのと同時に、そのOSを変えて生き延びる年代物のパソコンに敬意みたいなものを感じました。
2020年02月02日 23:33