2020年02月10日

楽天の変遷

 楽天市場に関するニュースを見ました。
 なんでも、全店に一定額以上購入の場合は出店者の負担で送料を無料にする制度を作ろうとし、公取委が問題視した、とのことでした。
 関連して、店舗に「罰金制度」なるものを設けている事も知りました。
 20世紀末のネット通販黎明期に、当時の職場で楽天市場に出店したことがありました。
 当時の本社は、東横線の急行が通過する駅から10分くらい歩いた所にある3階建てのビルでした。
 創業直後ならではの活気があり、担当している社員の方も、親身にこちらのネット商売をサポートしてくれたものでした。
 それが20数年経ち、日本を代表する企業の一つになったわけです。
 しかしながら、中身のほうも、当時とは似ても似つかないものになってしまったようです。
 もちろん、急に変わったわけではありません。それもあって、かなり前から、楽天市場では絶対にものを買わないようにしています。
 また、ネット通販のやりかたを尋ねられたときも「楽天はやめといたほうがいい」と説明しているほどです。
 それだけに、今回の件もさほど驚くことはありませんでした。とはいえ、かつての事を思い出し、寂しさみたいなものを感じました。

2020年02月10日 22:29