偉業
テニスの全米オープンで、大坂なおみ選手が本大会二度目の優勝を達成し、四大大会での優勝数を三に伸ばしました。
この大会の大阪選手の活躍は毎日注目していました。これほどまでにスポーツの試合に入れ込んだのは、10数年ぶりです。
とはいえ、テニスのことはよくわかりません。注目していたのは、大阪選手が、毎試合、黒地に人名が書かれたマスクで入場し、かつその人名が毎試合異なる、という事でした。
そして、その人名はいずれも、警官などの不当な行為によって命を奪われたアフリカ系アメリカ人でした。
その中の七人を選んでマスクを作ったわけです。
仮にベスト4になる前に破れたら、すべてのマスクを見せることはできませんでした。
また、それ以上に残っても優勝できなかったら、差別主義者やそれに親和性のある輩から散々な非難を受けたでしょう(優勝しても非難する輩もいるようですが…)
そのような状況を自らに課し、そして実際に優勝したわけです。
これぞまさしく「超一流のスポーツ選手」だと感銘を受けました。
このような偉大な選手の活躍を見れたことを光栄に思いました。
2020年09月13日 22:48